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2013年10月09日 06:41

【投稿レポ】KARA、全国ツアー初日でファンに謝罪と感謝

KARAの2回目の全国アリーナツアー「KARASIA」が8日、横浜アリーナで幕を開けた。

来年以降の契約問題に揺れるKARA。現メンバーでの最後のアリーナツアーとなるかもしれない、メンバーそれぞれが心境を伝えてくれるかもしれないとの思いを抱えた多くのファン達が駆けつけた。開演直前には自然と「KARAチャン(「最高」の意味)」コールに包まれるほどだった。

公演はほぼ開演時刻にスタート。幕が開くと、ギュリ、スンヨン、ニコル、ク・ハラ、ジヨンの5人がワイヤーに吊られ、ステージ上空から降りてくる演出があり、ファンを惹き付けた。その後、高所からの登場は初めての挑戦で5人とも緊張していたことを明かした。ニコルが「かっこよかったですか?」と尋ねると、ファンからは大きな歓声が上がり、5人はほっとした様子を見せた。

来月24日の神戸ワールド記念ホールでの公演まで、全14公演を行う今回のツアー。初日となった今回の公演では、韓国で先月発売した最新アルバム『Full Bloom』の収録曲から「Damaged Lady」や「Runaway」などを披露したほか、メンバーそれぞれの個性が際立ったソロステージ、KARA KIDSやYAMA&HOTCHICKSによるカバーダンスコーナー、「KARAの遊園地」が公演のテーマだったことから、ピエロのアクロバティックステージなどが続いた。

ライブ冒頭の挨拶では、今回の契約問題の報道に触れ、ク・ハラが「ご心配かけてしまってごめんなさい。私たちKARAはもっと素敵な姿を見せるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」と語り、5人は頭を下げた。

グループ脱退の可能性が報じられたニコルは、ツアー初日を振り返る場面でも来年以降の契約問題については語らず、「みんなの笑っている顔が見れてうれしい」と伝え、アンコールではギュリがグループを代表して、「私たちは本当に幸せな人間だと思いました。感謝を伝えたくてこの歌を贈ります」と挨拶。アンコール曲として「今、贈りたい『ありがとう』」などを歌いあげた。

一方、前日7日はニコルの22歳(韓国式では23歳)の誕生日ということで、ニコルの誕生日を祝う場面もあった。メンバーが用意していた大きなケーキとハッピーバースデーの合唱に加え、会場前方のファンが掲げた「ハッピーバースデー」のメッセージボードがサプライズ演出をさらに盛り上げた。ニコルは目をうるませながら、感動をかみしめていた。

「KARASIA」公演時間は約2時間半。KARAそれぞれが「自分たちは幸せ」とファンに感謝の気持ちを伝えるツアー初日となったが、来場したファンもKARAと幸せな気持ちを共有したに違いない。

■ KARA 2nd JAPAN TOUR 2013 『KARASIA』ツアー日程
10月8日(火)、9日(水) 横浜アリーナ
10月16日(水)、17日(木) マリンメッセ福岡
10月23日(水)、24日(木) 大阪城ホール
10月29日(火)、30日(水) 名古屋 日本ガイシホール
11月9日(土)、10日(日) サンドーム福井
11月19日(火)、20日(水) さいたまスーパーアリーナ
11月23日(土)、24日(日) 神戸ワールド記念ホール

※ このライブレポートはライブ参加者による投稿レポートです。

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