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2013年10月10日 00:08

KARAニコル「最後までKARAのメンバーで」(コメント全文あり)

4日、KARAのニコルが現所属会社のDSPメディア(以下、DSP)と再契約しないことを明らかにした際に浮上した「ニコル脱退説」だが、それに対して6日、ニコルが自身のツイッターで自分の考えを明らかにした。

ファンに対する「心配かけて申し訳ない」という謝罪の言葉で始まるその文の中で、ニコルは「わたしはKARAのメンバーとして(活動を)スタートし、最後までKARAのメンバーで終わりたい」とし、「事務所に所属しなくても、これまで一緒にやってきたグループを続ける方法を見つけられるのではないかと思う」と、今後もKARAのメンバーとして活動したいという意向を表明した。

一方でニコルは「私の考えと、KARA関係者の方々の考えが違い、それ(KARAのメンバーとして残留すること)が不可能なら、私はチョン・ニコルという個人に戻ります」とも書いている。

これに対し事務所関係者は「グループに残るか離れるかは今後話しあう問題」としているが、実際のところニコルがDSPを離れた上でKARAとして活動を続けるのは難しいとみられている。

あるアイドルグループの企画会社代表は「メンバーがそれぞれ異なる事務所に所属するとチーム管理や日程調整などで困難を極め、メンバーから不満が出ることがあり、グループに残留させるには問題が多い」と説明する。他3人のメンバーとは異なる事務所に所属するBrown Eyed Girlsのガインのような例もあるが、ガインの現所属事務所の関係者がBrown Eyed Girlsのアルバムのプロデューサーを務めるなど、繋がりが強いことから可能な事例であると関係者は話す。

KARAは、8日から始まったジャパンツアー「KARASIA」の初日の舞台で「ご心配かけてしまってごめんなさい、私達KARAはもっと素敵な姿を見せるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」と5人そろって謝罪と感謝の言葉を述べた。

■ ニコルのコメント全文

私の大切なKAMILIA(KARAのファンの呼称)

KARAの再契約と解散説でご心配をかけ、傷つけてしまい申し訳ありません。しかし、私もKARAとして一生懸命活動している状況であり、日本のツアーも控えている中で、急に私の脱退説や再契約するかどうかが記事になって、慌ててしまいました。それでも私の気持ちをお伝えしたく、このような文を書きます。

最も重要なことは・・・私はKARAのメンバーとしてスタートし、最後もKARAのメンバーとして終えたいです。しかし現在、所属事務所との再契約を交わしていないため、KARAのメンバーが交代するという記事や関係者のインタビューを見て・・・とても混乱してしまいました。

DSP社との再契約はKARAとしての契約ではなく、アーティストとしての所属契約だと考えています。会社の所属アーティストではなくても、これまで通りグループを継続するための方法はないかと考えています。

私はただの1人の人間です。私1人の問題によってKARAが解散したり、変わるわけではないと思いますので、所属事務所との契約とKARAのメンバーとしての契約は分けてもいいのではないかと考えました。個人の仕事と公的な仕事を区切って考えているのです。

私にはまだ多くの目標があります。KARAの活動に最善を尽くしながら、私を再び作り上げていくために努力したいです。そのためには、私には多くの時間と努力が必要だと考えます。したがって、私個人の所属問題は、私の未来に投資するためにDSPと所属再契約をしないことを決めました。

KARAとして私たちのKAMILIAに多く愛され、皆様によりよい姿をお見せしたいのですが、事がますます大きくなり、皆様を傷つけてしまい、私も・・・心苦しいです。再契約と共に脱退、メンバー交代などの話を聞きながら、私自身も胸が痛みました・・・そしてKARAというグループはもう1人のものではないと考えています。その分私もKARAのメンバーとしてKARAに対する責任があると思い、上のような考えに至りました。

しかし私の考えと、KARAの関係者の方々の考えが違い、それが不可能だということであれば、私はチョン・ニコルという個人に戻ります。

所属事務所との契約更新とは関係なく、私はKARAのメンバーとして活動することを約束します。私は今もそしてこれからもKARAを愛し、KARAのメンバーとして活動していることが幸せで・・・KARAというグループは私にとってあまりにも大きな存在です。

私たちを愛し、応援してくださる皆様にとても感謝しています。

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