CNBLUEヨンファ、ユン・ウネと最後のデート？ 美しい花火に秘められた切ない想いはどこへ

ドラマ『未来の選択』の最新話は、チョン・ヨンファ（CNBLUE）とユン・ウネのデートだった。

ヨンファ演じるVJのパク・セジュは、ユン・ウネ演じるナ・ミレがプランニングしたクリスマスの取材のために、2人で街中に出掛けた。カメラのレンズに向かって話し始めるミレ。彼女はレンズを見ている。が、そのレンズの向こうには、セジュがいた。セジュにとってはレンズ越しに彼女と見つめ合う時間だった。この時、彼はもう別れを決めていたのだ。

諦めないと言ったものの、彼女が兄にキム・シン（イ・ドンゴン演）を選ぶとはっきり言ったのを聞いてしまい、元の自分の姿に返ることを決めていたセジュに、もう時間はなかった。このデートの前に、彼は1人で海に行った。誰もいない荒れる海辺で黙って立ち尽くす。吹き寄せる波頭のしぶきと一緒に彼は泣いたのか。

ビデオ撮影の後、2人で歩いた漢江（ハンガン）の川岸での一瞬の抱擁、2人の上を彩る花火。彼女の背中に腕を回して、彼は少しだけ微笑んでいる。彼女と一緒にいた時間の幸せだった記憶を忘れないように。

韓国では初雪の日は特別なもの。「初雪の日に好きな人と待ち合わせをすると、その恋は実る」と言われている。そんな初雪の降った日、セジュも、ミレも雪を見ていた。同じソウルに降る雪だった。それなのに、皆一人ぼっちで誰も笑っている者がいない。時間のシナリオは、なんとも切なさ一杯のシチュエーションを用意したものだ。

テレビ局の経営者としての道を歩き始めたセジュは、黒塗りの車の中で初雪を見た。窓を開けて外へと差し出した手のひらの上で溶ける雪の欠片。それが彼の中の最後の想いだったのか。

この2人の接点はまだあるのか。どこかで何かがあってまた繋がり合うのか。ドラマの放送も第12話を終えた。2人の上に幸せはどんな形で降り注ぐのか。

ツイッター上では、「切なすぎる」「海とセジュ」「花火とセジュ」「雪とセジュ」「いっしょに泣いた」などというファンの声が上がっており、来週以降の放送を手を握りしめて待っている様子が見えるようだ。

（写真：KBS）

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