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2013年12月10日 20:16

【投稿レポ】CNBLUE アリーナツアーin広島 チョン・ヨンファ、サングラス姿で登場!広島だけ、特別、ドラマ『未来の選択』のパク・セジュも出演!?

1曲目『Blind Love』が始まって、ファンは驚かされた。ヨンファ、サングラス!

暗いステージにライトが当たった途端に、大きな歓声があがった。CNBLUE登場と、このヨンファのサングラス姿に。この特別なヨンファに、ファンの目は釘付け状態だった。ライブステージでの彼のサングラスは初めてではないか。サングラスをかけ直したり、少しずらして覗いたりと、そのかっこよさに広島に集まったファンはもうそれだけで、テンションが一気にあがったはずだ。

「ドラマも終わりました。僕の全てを今日は、皆さんに捧げます」

このチョン・ヨンファが言った言葉がその日の広島公演を表している。

今月の3日放送分までの2ヶ月間、ヨンファは韓国でドラマに出演していた。KBSドラマ『未来の選択』終了後4日目の広島公演。

ステージの上にいるヨンファの後ろ姿が細かった。ドラマのためにダイエットしたと聞いている。ツアー中のヨンファは、大体の場合、全判的にむっちりしている。それをカバーするためでもないだろうが、ジョンヒョン、ミニョク、ジョンシンの3人が半袖Tシャツなのに、ヨンファだけが今回も襟付きのチェックシャツだった。しかも、1人だけ長袖。これは、今ツアー最初の地、埼玉スーパーアリーナからの傾向。選んでいるのはジョンシンだという。

その夜のヨンファは、曲ごとに徐々に調子をあげていく感じだった。4曲目ぐらいから、ファンの間では有名な汗かきヨンファに、いよいよ変身。汗で額に張り付き始めた前髪をかきあげる。この時の髪型が、彼にそっくりだった。そう、パク・セジュ。ヨンファがドラマの中で演じていた財閥3世の彼のスタイルだ。偶然だろうが、そういうセットしやすいヘアのカット具合がまだヨンファの髪に残っているはずなので、本人の意図とはまったく関係ないところで、ドラマファンを密かに喜ばせた瞬間だった。ロックするパク・セジュ!

今回は、どの会場でもそうだが、アリーナ席に張り出す花道が無い。それを補うようにヨンファもジョンシンもステージの左右両端に伸びる坂を駆け上って、2階席の観客にも盛んにアピールした。そうして、広島会場ならではだったのが、メンバーの立ち位置それぞれの前に1mほどのお立ち台が置かれていたこと。何度もそこに上がっては、離れたファンにも全身が見えるようにしていてくれた。ジョンシンは、メンバー1の長身ならではの特に長い脚で台から台へと飛び移って会場を沸かせてくれた。

ヨンファお得意のパフォーマンスに投げキスがある。今回も、いろいろな場所で、角度で投げキスを客席に飛ばしてくれている。ステージのすぐ下に会場モニター用のカメラがあったらしく、ステージの縁に行って、下を覗き込んで特大アップの投げキスをプレゼントしてくれた。全身でそれを受け止めたファンは、大きな幸せに包まれたはずだ。

ヨンファは、よく世界を目指すということを言う。「Top of the world」だ。これを曲に乗せて歌いながら、今回のツアーのオープンアクトを務めている後輩バンドNflyingが挨拶の中で、「今回の機会を与えてくれたCNBLUEに感謝します」ということを言ってくれた事を受けて、「自分たちも先輩であるFTISLANDに感謝します。デビューしてから、ここまですごく早かった。ずっと歌っていたいです」と感動させておいて、最後のオチは65歳になったら東京ドームで『I’m sorry』を歌うとして、65歳の自分を演じて見せた。震える声で息切れしながらのアイムソーリーは、忘れられない。逆バージョンもあったので、ご紹介。これもNflyingを見ていて思いついたのだろうが、新人の頃のように挨拶してみようと言い出して、それぞれがかなりたどたどしい日本語で自己紹介をして見せてくれたのだ。「コンニチハ。CNBLUEデス。ボク、ボクはボカルとギタのヨンヨンファデス」このいかにも日本語を覚えたての韓国アイドルのような挨拶は、メンバーの中では日本語のあまり上手くないヨンファが一番上手で、そこもまた、ファンのツボだったようだ。

CNBLUEのアリーナツアーでの楽しみの一つに即興ソングがあった。昨年は、行く先々でご当地グルメを盛り込んだ歌を歌っていた。が、今年はさすがに食べ物にも飽きました、ということで、なんにしましょうか、と特にトークの内容を決めていないことを正直にジョンヒョンが暴露。そのあと、「ツアー中は朝から毎日、スタッフの皆さんが部屋に準備してくれているすき焼きとしゃぶしゃぶを食べています」、とやっぱり食べ物の話に。「今朝はすき焼きでした。美味しいです。美味しいですけど、正直ちょっと、飽きました」本当に正直で、会場の笑いを誘っていた。

食べ物の話は、まだ続いた。ジョンヒョンが自分だけご飯食べてないと言い出したのだ。他の3人から、「どうしてだよ」「何してたんだよ」と突っ込まれ、「お腹すきましたー」とぼやきまくりのジョンヒョンだった。

実はこの公演のあと、メンバーは深夜にホテルを出て食事に出かけているのをファンに目撃されている。ジョンヒョンがきっとまた騒いだに違いないと想像するのも楽しい。が、夜遅い時間に食べると太るんじゃないと、心配する声もある。ヨンファにだ。ドラマも終了し、ツアーはこのあと名古屋、福岡と続く。ご当地ソングでも取り上げていたように、名古屋は手羽先、福岡は辛子明太子で御飯が進む。ヨンファがまた、むっちり体型に戻ってしまうのは時間の問題かもしれない。やっぱり、パク・セジュは広島までで、お別れなのだろう。

※ このイベントレポートはイベント参加者による投稿レポートです。

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