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2013年12月22日 13:00

新世代の演技ドル、次にブレイクするのは誰・・・?

今や日々韓国で放送されるドラマや上映される映画にアイドルグループのメンバーが出演することは珍しいことではなくなった。

アイドル全盛時代の今、注目を集めようとすればそれは避けられない事実であることは否めない。忙しいスケジュールの合間を縫ってドラマや映画に出演するアイドルに対する批判もなくなったわけではないが、「演技ドル(演技をするアイドル)」から真の「演技者」へ育っていくアイドルも少なくはない。

これまでの「演技ドル」の代表格と言えば少女時代のユナ、missAのスジ、IUであった。3人は演技を始めた当初から既存の俳優たちに劣らない優れた演技力を見せ、演技するアイドルからいつのまにか演技者になっていった。彼女らを追って今では多くのアイドルが演技の世界で活躍している。

SBSドラマ『相続者たち』に出演したf(x)のクリスタルは、2011年MBC『ハイキック3~短足の逆襲』に出演して頭角を現した。『相続者たち』でクリスタルが演じるイ・ボナは可愛らしくも高慢な少女だが、彼女はそれを嫌みなく消化し、透明感あふれる個性的な存在でドラマに華を添えた。さらにカップルを演じたカン・ミンヒョク(CNBLUE)の見せる純愛のまなざしもイ・ボナの魅力を増し、その姿は多くの「男心」を揺さぶった。

『応答せよ1994』で方言を話すユンジンを演じているドヒはガールズグループTINY-Gのメンバーだ。しかし彼女がアイドルグループのメンバーであることを知る人は少ない。ドヒは「TINY-Gのドヒ」でなく『応答せよ1994』のジョ・ユンジンとして知られる存在となっている。ドラマでは愛らしい容貌に似合わない方言で、新人らしくない演技力を見せて、注目を集めている。

MBSの『太陽を抱く月』で、短い期間ながら印象的な姿を見せたZE:Aのシワンは、その後KBS『太陽の男』などで経験を積み、今月公開された『弁護人』でスクリーンデビューを果たした次世代演技者として最も注目される男性アイドルの1人である。平凡な大学生がある日予期せぬ事件に巻き込まれ、犯罪者の濡れ衣を負わされるという難しい役柄ながら、シワンは驚くべき集中力で演技に臨み、彼の演技力に対する評価は格別のものとなっている。

ほかにも、ドラマ『熱愛』で演技デビューを果たした少女時代のソヒョン、『相続者たち』でクリスタルと共演したZE:Aのヒョンシク、CNBLUEのミンヒョク、『応答せよ1994』のB1A4のバロなど、次に期待の高まるアイドルは多くいる。

ある映画関係者は「今アイドル出身ということは問題にならない。新人の頃からすでに演技の準備をしているアイドルが多いので、基本的な実力は全く問題がない。アイドルであることで認知度が高いことから作品に出演する機会が多いのは確か。ただし、さらに成長するのか、そこでとどまってしまうのかは本人次第」と話している。

2014年はどんなドラマが生まれ、どんなアイドルが演技者として開花するのだろうか。楽しみに待ちたい。

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