ニュース
2014年01月04日 19:51

双子のデュオグループTASTY、所属事務所JYPを離れた理由について語る

双子のデュオグループ、TASTYのふたりが、JYPを離れた理由について語った。

おそらくK-POP歌手の最大の特徴のひとつは、デビューに至るまでに長いトレーニング期間を経ていることだろう。練習生と呼ばれる期間はアイドルによってまちまちだが、彼らの多くは何年も歌やダンスのレッスンに明け暮れてデビューのチャンスを待つ。

しかし、最初に入った事務所を離れ、別の事務所と再契約するという経験を経てデビューしたK-POP歌手も珍しくはない。

デュオグループ、TASTYもそんなグループのひとつだ。

双子の兄弟デリョンとソリョンで構成されたTASTYは、2012年8月、INFINITEの所属するウリムエンターテイメントからミニアルバム『Spectrum』でデビューを果たしたが、2人は以前JYPエンターテイメント(以下、JYP)の練習生として5年間を過ごした。

TASTYの2人は中国出身。2006年に韓国で行われたJYPのオーディションに合格、練習生となった。その1年後には7年ぶりにカムバックしたパク・ジニョンのステージにバックダンサーとしてステージに立ち、注目を浴びるが、その後JYP USAに送られ、3年間のトレーニングを受ける。そこでビヨンセやニーヨの振り付け師から直接指導を受けるなどしていたが、結局5年あまりデビューのチャンスに恵まれず、JYPを離れることとなった。

そのことについて2人は以前のインタビューで「ぼくらは簡単にJYPのオーディションに合格してしまったので、すべてのことを簡単に考えていた。だけど、後から入って来て、先にデビューしていく練習生を目の当たりにして失望してしまった」と話している。

2日に放送されたSBSのラジオ番組『カルトショー』では、デリョンとソリョンはガールズグループSECRETのメンバーと共にゲストとして出演、同じくJYPの練習生だったSECRETのジウンと当時の話題になり、「その頃、TASTYの2人は練習生の間でとても人気があった」というエピソードが公開された。

JYPを離れた理由について話題が及ぶと、彼らは正直に「当時の僕達は未熟だった」と答えた。さらに「7歳のころ初めてH.O.Tの歌を聞いて歌手になることを夢見た。小さな鏡の前でダンスの練習をした」という思い出も語った。

遅いスタートにも関わらず、TASTYはデビュー以来好調にキャリアを重ねている。2013年11月には「Day n Night」でカムバック、海外でも多くのファンの心を捉えている。

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.