ニュース
2014年02月03日 21:04

【コラム】東方神起だからこそ完成した「Something」

東方神起が2日放送されたSBS『人気歌謡』でアルバム『TENSE』のリード曲「Something」を熱唱した。

この日の1位候補からは外れていたものの、東方神起はデビュー10年目だけが持つことができる余裕で一気に観客を惹きつけた。赤紫色のストライプスーツを着て、男らしくしかし愉快な動きで難易度の高いラインパフォーマンスを披露しながら、崩れることがない歌唱力を披露した。特にユンホとチャンミンの高身長を利用したパフォーマンスと息の合ったダンスが引き立って見えた。

「Something」は世の中すべての女性達が自分を手に入れようとしていて疲れるという王子病にかかった男性が、自分に似合うガールフレンドになるためには「Something」を持っていなければならないという内容だ。これを歌詞と同じような状況のスーパースターの2人が歌うからまた面白く、パフォーマンスも今までの「ダンスを見せる」というのではなく、ラスベガスの派手なビッグバンドショーを連想させるミュージカルのような仕上がりになっている。

今までの東方神起のダンス曲に比べて難易度は低いように感じるが、そうではないことに気づかされる。1度や2度見ただけではわからないほど細部にわたって細かく作られているのだ。特にラインパフォーマンスはメンバー2人だけではなく、ダンサーとも息を合わせることが必要とされる。

しかし、その難しさを一見しただけではわからないように彼らは指先から足先、表情に至ってまで完璧に操り現代版スイング・ジャズ曲に合わせて愉快に軽快にパフォーマンスをしている。これは、東方神起が10年間積み重ねた努力とそこから生まれる実力と余裕があるからこそできるパフォーマンスだと感じる。今後の東方神起の更なる活躍に期待が高まる。

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.