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2014年03月02日 23:04

【オピニオン】FTISLANDイ・ホンギ、演技者としての新しいステージ

イ・ホンギを知る人は彼の名を聞いてどんな印象を浮かべるだろうか。『美男ですね』で見せた、ちょっとコミカルでキュートなジェルミを演じている姿か、あるいは、バンドFTISLANDのボーカルとして、パワフルな歌声と巧みなMCでオーディエンスをひっぱる姿だろうか。

日本においては、彼の名を知らしめたのはいうまでもなく、ドラマ『美男ですね』で、その後もTBSの深夜ドラマ『マッスルガール』に出演したり(市川由衣とダブル主演)、KBSの単発ドラマ『のり子、ソウルへ行く』で高島礼子とダブル主演を務めていることから、「俳優でありバンドのボーカルでもある」という印象でとらえられているのではないだろうか。

しかしながら、韓国においてイ・ホンギに対する演技者としての評価は意外に低い。子役デビューで、人気ドラマにも出演しているものの、成人してからのドラマや映画『フェニックス~約束の歌』での役はいずれも素のホンギを連想させるようなアイドルや大学生の役で、「アイドル イ・ホンギ」のカメオ出演的な色を消すことができないでいた。

そのイ・ホンギがついに、キュートな笑顔を脱ぎ捨てて冷徹な御曹司役に挑戦している。

2月22日から放送が始まった総合編成チャンネルTV朝鮮の週末ドラマ『百年の花嫁』で、イ・ホンギは由緒ある旧家でもある財閥家の御曹司、チェ・ガンジュを演じている。1、2回目までの放送が終わったところの評価はドラマに対しても、俳優に対してもまずまずであるが、ホンギに対する「歌手出身というプロフィールを越えた演技力」という評価は、正直彼を喜ばせるものではないだろう。

放送に先だって行なわれた記者会見でも、日韓の彼に対する評価が現れていた。普段のドラマの記者会見と違い、日本のメディアが多く出席し、それら取材陣の為に別建てで質問の時間が設定されたほどであったという。すでに日本での販売契約も完了していることもあり、韓国メディアからは「日本語の台詞がたびたび登場するなど、日本を意識して作られているのではないか」との質問も出た。その質問に対しホンギは「元々そのシーンはフランス語で演じることになっていたが(イ・ホンギ演じるガンジュは、フランス留学から帰国する)、自分は日本語に自信があるので、変えてもらった」と回答、その疑問を一蹴した。

また、ホンギは「韓国での演技の活動に対して評価が低いことは自分でも認識している。率直に言って歌手の活動と俳優としての活動、国内と海外の活動を並行するのはとても困難なこと。だけどいずれの場所でも同じようにたくさんの愛と関心を受けたい」と意欲を示している。

今回のドラマのチェ・ガンジュに関して「自分と似たところはひとつもない」と発言。しかし、その役に歩み寄り、引き寄せる力はこれまで歌手として多くのドラマを歌って来た彼にはすでに備わっているだろう。

3月2日。イ・ホンギは満24歳の誕生日を迎えた。キャリア13年という年月を経てはいるが、次世代韓流スターと呼ばれているイ・ミンホ、キム・ウビン、イ・ジョンソクらよりもまだ若い。今後は「サイコパスのような個性の強い役を演じてみたい」そして、「今回のドラマを通じて、俳優としても、歌手としても、そして人間としても成長したい」と話すイ・ホンギ。

「やんちゃで可愛いジェルミ」から「個性的なキャラクターを持つ俳優でボーカル」をめざすイ・ホンギ。今後の更なる活躍に期待が高まる。

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