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2014年03月22日 01:37

幽霊会社を立てて海外に隠匿?SMエンターテイメントに脱税疑惑が浮上

韓国国税庁が、SMエンターテイメントを対象に税務調査に着手したことが分かった。

20日のハンギョン新聞の報道によると、18日、ソウル・江南区にあるSMエンターテイメントの本社に、30人余りの国税庁関連スタッフが派遣され、脱税調査が行われた。会計帳簿などの財務資料を確保したという。

SMエンターテイメントは、有名歌手の名前を使用し、租税回避のための幽霊会社を香港に設立し、アメリカや日本などの海外公演で儲けた収益金を韓国に申告せずに域外脱税をしたという。脱税規模は数百億ウォンに達するという見方が出ている。

国税庁は、税務調査を行い、もしSMエンターテイメントの租税逸脱容疑が確定した場合は、警察に告発する方針をとっている。この余波は、韓国内の別の芸能事務所にも広がる可能性がある。

韓国国税庁は、税務調査について事前通知なしにSMエンターテイメントの調査に乗り込み、イ・スマン代表を含む役員級のオフィスで資料の提出を受けたとしている。これは、韓国の国税基本法により、定期税務調査が調査開始10日前に目的などを通知しなければならないのに対し、証拠隠滅などを恐れる場合は、調査当日に通知と同時にそのまま税務調査に着手してよいという内容に基づいている。

これについてSMエンターテイメントは、公式資料を通じ、「本日報道された当社の域外脱税などに関連した内容は、事実無根」「2009年に定期税務調査を済ませている」「根拠のない噂に基づいた報道は自制していただきたい」などとコメントを寄せている。

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