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2014年05月13日 12:04

【旅客船沈没事故】20年間交換しなかった救命ボートを「良好」と虚偽の報告・・・甲板に貼り付いて使用できなかった?

先月16日に発生したセウォル号沈没事故の合同捜査本部は11日、救命ボートを安全点検した整備会社の次長をはじめ、代表と理事を被疑者として立件し、調査していると明らかにした。

この整備会社の次長は、管理理事などと共に今年2月にセウォル号の安全性の検査に参加し、「良好」という判定を下して韓国船級に報告していた。

通常、セウォル号規模の大型船舶救命設備の検査には15日ほどかかるが、この調査は2日で終わったと伝えられている。

しかし、先月16日に発生したセウォル号沈没事故当時、船にあった46個の救命ボートの中で実際に広げられたのは、たった1つであった。この救命ボートは船が建造された20年前に取り付けられ、交換されず使用していたため、固定器具が錆び、船体を塗り直した塗料で甲板にくっついていて使えなかったとみられている。

また、救命胴衣も20年も前の製品で、乗客がそれを身に着けていても水面上に浮かぶのかどうか疑問だという指摘が提起されている。

一方、セウォル号沈没事故と関連し、合同捜査本部による司法処理対象に含まれたのは、船長イ・ジュンソク(69)を含む船員15人、キム・ハンシク(72)代表など船舶会社の関係者5人、韓国海洋安全設備の従業員3人、過積載を引き受けた清海鎮(チョン・ヘジン)海運の責任者1人など、現在まで24人に増えた。

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