ニュース
2014年06月12日 12:43

EXOクリスとSMエンタ間の専属契約紛争、調停付託手続きへ 円満解決なるか?

EXOのクリスが所属事務所SMエンターテインメントを相手に起こした専属契約無効の訴訟が調停に付託されたことが明らかになった。

ソウル中央裁判所側は11日、クリスがSMを相手に提起した専属契約無効訴訟に先立ち、双方の意見を調整するために9日、調停に付託した。調停付託は、裁判所が双方の妥協点を見つけ事件を円満に解決するようにする手続きで合意が成立しない場合は、裁判手続きが行われることになる。

調停室で行われる調停は裁判よりも自由に話し合うことができ、両者が合意して当事者間で調停決定文が作成されると判決文のように強制執行の効力が付与される。両者が円満に解決するか法廷論争に持ち込まれるかに関心が集まっている。

先月15日に訴訟を提起したクリス側は当時、「SMが芸能人としてのビジョンを提示するよりも付属品や統制の対象として扱われた。SMが韓国と中国などのすべての公演やイベント、出演に対して一方的にスケジュールを決定した」とし、「過密なスケジュールや旺盛な活動に比べて、常に経済的な困難を経験した」と主張した。

また、「専属契約は、芸能人志望生だったクリスに対してSMが優越的地位を濫用して不当な支配力を行使したもの」とし、「クリスの職業選択の自由と経済活動の自由など基本的な人権を過度に制約したため無効だ」と強調した。

これにSM側は「事実確認中であり、非常に当惑している。EXOの活動が正しく行われるよう最善の努力を尽くすつもりだ」と公式立場を明らかにしていた。

クリスは、訴訟提起後、中国に滞在しており俳優デビューを準備していることが伝えられている。

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.