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2014年06月17日 10:36

【インタビュー】チャン・グンソク、IU、イ・ジャンウ出演ドラマ「キレイな男」(2)

今からする質問の答えに、当てはまる人を指さしてください。1問目:共演してみて、イメージと一番ギャップがあった人は?

(3人ともIUを指さす)

イ・ジャンウ:(IUさんと共演することについて)最初、すごく心配しました。アイドルだし、きっとすごく冷たいのでは、と。年齢も若いし、話も通じなくて、ぎこちない雰囲気になるのでは、と思っていたんです。なぜなら、僕は(IUが演じるボトンを)一方的に好きになる立場だからです。きっと冷たい人だろうと想像しながら、最初の撮影に臨んだのですが、やはり冷たかったんです(笑)。だから、そばに行っていろいろ話しかけてみました。すると、「はい、そうですか」と。

IU:誤解です(笑)

イ・ジャンウ:でも、本当はすごく性格が良いんですよ。グンソクのことは親しくてよく知っていたから、IUさんがすごく意外でした。

チャン・グンソク:僕は、撮影する前に相手役はIUさんだと聞いて、僕よりも年下だし、きっとすごく楽しくなるだろうと予想していました。僕やイ・ジャンウさんに、愛嬌たっぷりに接してくれて、撮影現場があたたかい雰囲気になると思っていたんです。ところが思っていた以上に演技が上手で、プロ意識が高く、本当に驚きました。自分のシーンのために集中して、あまり話をしないんです。カメラの前では本当にプロフェッショナルで、「ああ、この子は成功するな」と思いました(笑)

IU:鏡を見ているようだって言ってましたね(笑)

チャン・グンソク:もう一人のチャン・グンソクだと言っていました(笑)

IU:2人とも、プライベートな席で、この話を私にしてくれたことがありました。「最初、ギャップが大きくてビックリした」と。私は人見知りがひどく、「撮影が終わったら、皆さん次の日の撮影の準備のため早く家に帰りたいのでは?」と思って自分もすぐに帰宅していたのですが、本当は仲よくしたかったんです。いまでは親しくなりました。

チャン・グンソク:さっきの話は冗談で、言いたかったのは、すごくプロ意識が高いということです。

◆2問目:一番NGを出した人は誰ですか?

(IUとチャン・グンソクはグンソクを指し、イ・ジャンウは自分を指す)

IU:チャン・グンソクさんはセリフの量がすごく多かったんです。感情を込めるシーンのセリフが1ページを超えるくらいありました。NGをあまり出さなかったので、不思議だったのですが、そう思っている最中に、NGを出して...(笑)

チャン・グンソク:僕は相手役となる俳優がたくさんいました。10人の女性と出会い、いろいろな出来事が起きるので、感情を表すセリフを覚えるのが難しかった気がします。その度に、僕よりも年下のIUさんを見て、「ああ、プロ意識が高いな」と感じ、「彼女から学ばなければ」と思いました。

イ・ジャンウ:あまり記憶になかったのですが、考えてみたら確かにチャン・グンソクさんはセリフが多く、IUさんも撮影するシーンが多かったので、僕は2人よりも撮影が早く終わり、朝は遅く現場に行くというスケジュールでした。だから、ぼくはあんまり...。

◆今だから話せる、「あの時、本当はこう思っていた」というエピソードはありますか?

IU:グンソクさんと車に乗るシーンが多かったんです。まだ2話目ぐらいを撮影していた序盤の頃だったのですが、撮影が終わって、元の場所に車で戻ったことがあります。グンソクさんはとても運転が上手で、とても楽しそうにしていたのですが、私はスピードを出すのが本当に苦手で耐えられないんです。本人はすごく楽しんでいたのですが、私は涙が出そうでした。

チャン・グンソク:僕は、横で「キャー! キャー!」と言っていたので、「すごく楽しいわ!」という意味だと思っていました(笑)

◆チャン・グンソクさんのエピソードは?

チャン・グンソク:撮影現場でジャンウ兄さんと話していたとき、キャンプが好きだと聞きました。僕もアウトドアに関心があるので、「ドラマが終わったら、男性だけでどこかにキャンプに行こう」と言っていたのに、実現しなかったので、悲しいです。今年の夏に機会があれば、一緒に行きたいですね。

イ・ジャンウ:さっき話したように、僕はずっと家にいて、何もしないで休んでいたので...(笑)

チャン・グンソク:一緒に休めば良かったですね(笑)

◆『キレイな男』を通じて、俳優として、また一人の人間として、どんなところが成長したと思いますか?

チャン・グンソク:僕は20代のチャン・グンソクらしい姿を一番よく表現することができたドラマではないかと思います。10人の女性に出会う過程で10のキャラクターを作り出したということに、一番大きな意味があったと思うし、ラブ・コメディらしいキュートな姿を表現することができた最後の作品ではないかと思います。もちろん、良い作品であれば今後もラブ・コメディをやってみたいと思いますが、今後は成熟した俳優になるべきだという宿題を悟った作品でもあります。

IU:今までそれほど多くのドラマに出たわけではありませんが、これまでの3作品の中では、ボトンが一番明るい役でした。だから、撮影しているうちに私自身の性格も明るくなっていきました。ドラマが終わって6ヶ月ですが、今でもボトンのはつらつとした性格が私の中に残っていて、それがすごく好きなんです。ボトンが私にくれた、贈りものだと思っています。いつもはあまり話す方ではないのですが、ボトンのおかげでエネルギーが溢れるようになり、それが一番の収穫だと思います。

イ・ジャンウ:僕は2人と共演することで、演技的なことを学びました。次の作品ではもっと成長した演技を見せることができると思います。

(Photo:Kiyori Matsumoto)

■【インタビュー】「キレイな男」(1),(2)
■【インタビュー】チャン・グンソク、IU、イ・ジャンウ出演ドラマ「キレイな男」
■【速報】「キレイな男」日本初放送記念、チャン・グンソク&IU&イ・ジャンウ記者会見

『キレイな男』(原題) <韓国オリジナルノーカット版>

KNTVにて6月27日(金)独占日本初放送スタート

毎週金 午後10時05分~深夜0時30分(2話連続)ほか

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