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2014年08月15日 20:16

【映画インタビュー】映画「チング 永遠の絆」×BIGSTAR(2)男なら誰でも頂点に立ちたいと思う

それぞれ好きなシーンを教えてください。その理由も。

ジュド:怖いシーンが印象に残ってますが、面白いシーンで、ゴルフ練習場で親分がゴルフをする時に、野球のバットでゴルフボールを打っていたところ(笑)。

バラム:そのゴルフ場のシーンで、「あなた誰?」とか、年齢が下なのにタメ口なのがおもしろい。僕は、ユ・オソン先輩がキム・ウビンさんと屋台で家族の話しをしているシーンが好きです。ふたりの会話では「なぜチングと呼べる。共に涙を流すから家族と呼べるんだ」というセリフが印象に残っています。

レファン:僕も同じシーンです。それともう1つ、最後にソンフンはナイフを隠し持って行ったんだけど、ジュンソクさんはチケット(航空券)を持っていて、器が大きいなぁ、オトナは違うなって思いました。勝手な行動をとったソンフンに対して、海外に逃げるためにチケットを用意してあげるジュンソクさんに感動しました。

フィルドッグ:会長さんが死ぬ前にジュンソクさんと話すシーンがありましたよね。そこで「なんのために生きるのか?」ってセリフがあったんです。「年寄はなんのために生きるのかわかるか?病のためだ」というセリフが印象に残っています。年を取って、お金持ちになっても、お金だけではない、というところ。

ソンハク:僕は、ソンフンのお母さんが、ジュンソクさんに会いに行って「私の息子を助けてください」って言ったところが頭に残っています。やっぱりお母さんだって思いました。優しいなって。お母さんに会いたくなっちゃう(笑)。

◆道路の猫の死骸に、小銭を投げたソンフン。皆さんだったらどうしますか?

レファン:猫の気持ちになって、痛そう...って思う。

ソンハク:正直僕はなにも出来なくて、ただ可哀そう...と思うだけかもしれません。

バラム:子供の頃は、そういう時はいつもちゃんと土に返してあげてました。今は心の中で手を合わせてます。

◆ラストシーン、私はどういうことなのかよくわからなかったのですが、皆さんはどんな風に理解しましたか?

レファン:僕もよくわからなくて、さっき観終ってすぐに、「最後はどうなったの?」ってメンバーに聞きました(笑)。監督には何かの考えがあって、結末を曖昧にしているのかなと考えました。でも僕の結論はジュンソクさんが犠牲になって終わるのかなと思います。

バラム:ソンフンを連れてこなかったらあなたが刑務所に行くことになるよ、と刑事に言われていたけど、ジュンソクさんはソンフンを海外に逃がそうとしていて、でもソンフンがチケットを破いたので、ジュンソクさんが責任をとって刑務所に行ったのかなぁ。会長になっても、もう周りにはチングと呼べる人は誰もいない。むなしさを感じていると思います。

フィルドッグ:刑事が、ジュンソクさんを刑務所に送らず、ハッピーエンドで終わって欲しいな。ソンフンとジュンソクさんが捕まらずにふたりで海外に行く結末を望みます。

ソンハク:はっきりはわからないけど、ジュンソクさんがソンフンに、「ごめんね」ってあやまるかなと思います。

◆韓国映画作品で、おススメ作品を教えてください。

ジュド:「グエムル 漢江の怪物」(2006)が好きです。

バラム:僕は「王になった男」(2013)。イ・ビョンホンさんが主演ですごくカッコ良かったです。歴史作品だけど面白かったです。

レファン:「王の男」(2005)。イ・ジュンギさんが新人の時に主演した映画で、OSTが韓国ですごく有名で、韓国らしさが表現されてる作品だと思います。

フィルドッグ:僕が一番好きな韓国映画は「世界で一番(最も)美しい別れ」(2011)。今まで観た映画で一番悲しかった。演技派の俳優が本当に素晴らしかった。

ソンハク:僕はイ・ビョンホンさん主演の「悪魔を見た」(2010)。僕が今まで観た映画の中で一番怖かったです。心臓がドキドキしました。

◆皆さんが今後、映画に出演するとしたら、どんな作品に出たいですか?

全員:お~!(笑)

ジュド:ヒーローもの!ヒーローのイメージに僕自身がなれるから。「Batman」だったらクリスチャン・ベールみたいに、ヒーロー=(イコール)ジュド、になりたい。

バラム:僕はアクション作品とか、ロマンスコメディ作品がおもしろそうだからやりたい。

レファン:(バラムに向かって)なんか!ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが出演した「Mr.&Mrs.スミス」のブラッド・ピットの役をやったら似合うと思う!

バラム:・・・・・(笑)。

レファン:僕は青春映画!日本の映画の中で僕が一番好きなのは「69 Sixty nine」(2004、李相日監督作品)。妻夫木聡さん主演で、本がオリジナルの作品です。若い頃の楽しくて輝いてる青春そのものを演技したい。今の青春ものじゃなくて、60'sとか70'sっていう時代の青春に憧れます。憧れの女の子とのドキドキもどかしい感じ、特にラストシーンが好きで何度も観ました。親友と走ってるシーンも好き!

フィルドッグ:悲しい役。女性の主人公が病気になって治らない「1リットルの涙」や「世界の中心で愛を叫ぶ」みたいな作品で、女性の相手役とかじゃなくて僕が病気になる役をやりたいです。真剣に演技力で勝負して、歌手とは誰も思わないような演技を見せたい。

ソンハク:僕は学校の中の先輩と後輩の恋愛作品(笑)。

フィルドッグ:(ソンハクを見ながらニコニコ)

◆「男は誰でも頂点に立ちたいと思うものだ」とジュンソクが言いました。BIGSTARのみなさんもそうですか?

全員(口々に):はい、そうです!当たり前です!

バラム:一生懸命目指しています。

フィルドッグ:やるからには、当たり前だと思います。

ジュド:自分も頂点に行きたいと思います。

ソンハク:やっぱり一番になりたい。そして、それは男の自尊心だと思います。

レファン:男なら頂点を目指すしかないと思う。男の子だったら、一度刀を抜いたら切らなければならない。僕はこの仕事(音楽)を始めたから、行くところまで行きますよー!

(text:kiyori matsumoto / photo:makoto ueda)

■【映画インタビュー】映画「チング æ°¸é ã®çµ†ã€× BIGSTAR(1),(2)
■【映画インタビュー】映画「チング æ°¸é ã®çµ†ã€× BIGSTAR(2)男なら誰でも頂点に立ちたいと思う

「チング 永遠の絆」

2013年/韓国/122分/監督:クァク・キョンテク/キャスト:ユ・オソン、キム・ウビン、チュ・ジンモ、チョン・ホビン、チャン・ヨンナム、キ・ジュボンほか

配給:東京テアトル 日活 提供:日活

●9月6日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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