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2014年08月21日 23:07

22歳のお誕生日おめでとう!FTISLANDスンヒョン! ミュージカルでも活躍する笑顔の震源

8月21日はFTISLANDのギタリスト、ソン・スンヒョンのバースデー。1992年生まれなので、満22歳になった。

FTISLANDは2007年デビューだが、スンヒョンは2009年に加入。セカンドギター、サブボーカル、ラップを担当しているが、最近はリードギターのジョンフンがキーボードを弾く曲が増えて来て、スンヒョンがリードギターを弾くシーンが増えてきた。

加入時は17歳。現役の高校生で、正直ギターのテクニックもまだおぼつかない部分もあり、ボーカルを担当するパートではギターの手を止めて歌っていたが、一昨年の「I wish」のイントロでスパニッシュ調のアコースティックギターを披露したあたりから、めきめきと腕を上げてきたように思う。

また歌に関しても成長が目覚ましいのはファンが誰しも感じるところだ。その要因のひとつはミュージカルへの出演だろう。2012年に『ジャック・ザ・リッパー』に初出演、翌2013年には『三銃士』のダルタニアン役も務め、いずれの舞台の再演にも出演しており、ミュージカルの顔としてもその地位を固めつつある。「バンドのギタリストであり、ミュージカル俳優」という肩書きは唯一無二と言ってもいいのではないだろうか。

本人曰く「FTISLANDのビジュアル担当」らしい。たしかにメンバー中一番背が高く、くりっとまるい目やよく動く口元は魅力的だ。しかしメンバーもファンもおそらくスンヒョンは「お笑い担当」だととらえているのではないだろうか。特技が「原始人のものまね」というところですでに可笑しいし、4月から出演しているNHK Eテレの『テレビでハングル講座』ではキュートな(?)女装で、みごとなコメディエンヌぶりも発揮している。

そんなスンヒョンのキャラクターを上手く生かしたのが、昨年末、コメディアンのソン・ウニとのユニット「Two Song Place」だろう。若くて背の高い男(スンヒョン)と背が低い年上の女(ソン・ウニ)を歌ったコミックソング「ナイ・キ(歳・背)」はパロディ満載のMVと合わせて話題になった。

いつも面白い話題と笑顔で楽しませてくれるスンヒョンが、涙を見せるシーンがあった。6月に行われた名古屋日本ガイシホールでのライブ最終公演でのことだ。

最終日だから、とアンコールのMCで一人ずつ感想を述べたのだが、その時にスンヒョンは「自分は新メンバーとしてFTISLANDに加入したが、この1年くらいでようやくメンバーと家族のようになった」と発言し、その後演奏した「アリガト」で大粒の涙を流していた。いつもあっけらかんとしていて、同い年のメンバー、ドラム担当のミンファンと一緒にちょっと甘えん坊の末っ子やっているように見えるスンヒョンの心が見えた瞬間で、ファンも彼のこの言葉に心を打たれた。

くるくると変わる表情と多彩な才能。彼の周りにはいつも笑顔が溢れている。バンドマンとして、またミュージカルのライジングスターとして日々成長するスンヒョンをファンはこれからも楽しみに見守るだろう。

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