妻暴行・脅迫容疑リュ・シウォン、最高裁で罰金刑が確定

妻を暴行、脅迫し妻の所有する車両に位置追跡装置を無断で設置した容疑で起訴されたリュ・シウォン（42）が、最終的に有罪判決を言い渡された。

4日、最高裁判所の大法廷1部（大法官キム・チャンソク）は暴行・脅迫・位置情報保護及び利用に関する法律違反などの疑いで起訴されたリュ・シウォンに、1審での700万ウォン（約65万円）の罰金刑を最終的に確定した。

裁判所は「たとえ夫婦間の口げんかの末に出た言葉だとしても、言語による暴力は肉体的暴行よりも心の傷が一層深い」と求刑の理由を明かした。

これに先立ち、リュ・シウォンは2011年5月、妻であるチョ氏の所有するベンツ乗用車に無断でGPS位置追跡装置を設置し、8か月間、夫人の位置情報を収集した疑いで起訴された。また同年8月、GPS追跡装置が付いている事実を知ったチョ氏が抗議すると暴言を吐き、チョ氏の顔を数回殴った容疑が持たれている。

リュ・シウォンとチョ氏は2010年に結婚し、娘を1人もうけた。現在、養育権などを巡り離婚訴訟が行われている。

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