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2014年11月21日 12:13

故キム・ジャオクさん、生前伝えたメッセージ「生きることは死ぬこと、後悔せず楽しんで生きよう」

肺がんで16日にこの世を去った女優のキム・ジャオクさん(享年64歳)の過去の発言が改めて話題を集めている。

キム・ジャオクさんは1970年、MBC第2期公採タレントとしてデビューし、女優として活動を始めた。ドラマ『屋根部屋のネコ』『がんばれ!クムスン』『私の名前はキム・サムスン』『コーヒープリンス1号店』などをはじめ、映画『同い年の家庭教師』『ジェニ、ジュノ』などに出演し、幅広い分野で活躍した。

誰かの母、誰かの妻、誰のおばあちゃんを演じ、韓国で“国民の母”と呼ばれ愛されてきたキム・ジャオクさんは昨年、MBC『黄金漁場-ヒザ打ち導師』で、がん闘病の事実を告白した。「がんは別れを準備する時間を与える病気だ」と話した。がん闘病中に出演した2013年~2014年に韓国で放送されたtvN『花よりお姉さん』では、イ・ミヨンの手をつかんで「あなたに幸せになってほしい、幸せに暮らしてほしい」と述べたという。

また、昨年、ホン・サンス監督の映画『へウォンの恋愛日記』に出演したキム・ジャオクさんは、撮影当時、ガンで体調が悪く、3日撮影してすぐに病院に入院していた。キム・ジャオクさんは映画の中で娘ヘウォン(チョン・ウンチェ)に「生きることは、一日一日死ぬことでしょう。後悔せず楽しんで生きなければならない」と述べた。キム・ジャオクさんは最期まで精力的に活動し、楽しみながら別れを準備した。

キム・ジャオクさんの出棺式は19日、ソウル瑞草(ソチョ)区盤浦洞(バンポドン)にあるカトリック大学ソウル聖母病院の葬儀場で遺族と同僚俳優たちが集まった中、執り行われた。

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