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2014年12月27日 00:54

【レポート】ユ・スンホ、除隊後初の東京ファンミーティング開催!聖夜に2年ぶりに再会したファンと夢のようなひととき

ドラマ『太王四神記』『拝啓、ご両親様』『ドラゴン桜(韓国版)』『ペク・ドンス』『会いたい』、映画『ブラインド』など、数々の話題作に出演した人気俳優ユ・スンホが、12月4日、2年間に及ぶ兵役を満期務めあげ除隊した。

除隊後の動向に内外からの期待と関心が寄せられる中、21日のソウルでのファンイベントに続き、24日のクリスマスイブに大阪で、25日のクリスマスに東京でファンミーティングを開催した。25日に日本青年館大ホールで行われた「ユ・スンホChristmas Fan meeting in Japan~除隊後、2年ぶりの再会~」は、ユ・スンホと2年間待ち続けたファンにとって聖夜というロマンティックな日に共に過ごす特別なひとときとなった。

オープニングは、ユ・スンホが可愛らしいクリスマスカードに収まった映像が流れ、ファンミーティングがスタート。「おかえりなさい、ユ・スンホシ!」という呼びかけに応え、ユ・スンホがクリスマスを思わせる白のシャツに赤のジャケットを羽織り、にこやかな微笑みをたたえながら登場すると、1階席と2階席を埋め尽くしたファンから大歓声が上がった。「こんばんは。ユ・スンホです。2年前、入隊する前にこの場所でご挨拶をしました。感慨深いです。舞台袖で緊張して震えてしまい、死ぬかと思いました。お会いできて嬉しいです」とファンに2年ぶりとなる挨拶をし、会場のファンを嬉しそうな眼差しで見つめた。挨拶の後に行われたフォトタイムではステージの右側と左側、真ん中に順に立ってファンの呼びかけに応え、手を振りながらポーズを取り、最後には照れながらも両手でハートマークを作るなど、サービス満点。

続くトークタイムでは、司会者の質問に1つ1つゆっくりと丁寧に答え、誠実な姿が印象的だった。「クリスマスにファンの皆さんが来てくださり光栄ですし、感謝しています。皆さんにとって忘れられないクリスマスになるよう、頑張ります」と語るユ・スンホにファンから大きな拍手があがる。4日に除隊したばかりでまだ3週間しか経っていないため、「軍人のにおいがするかも」と茶目っ気たっぷりに語る。除隊後の3週間は家で休養しながら2年間の軍での思い出を整理し、心の整理もしたという。前日24日に行われた大阪でのファンミーティングについては「大阪に僕のファンがいるか心配だったが、今日と同じくらいたくさんの皆さんが来てくださり嬉しかった。帰ってきた、軍を除隊したという実感が湧いてきました」と語り、ファンへの感謝の気持ちを表した。

幼稚園に通っていた5、6歳の時に子役俳優としてデビューし、芸歴15、16年になるというユ・スンホ。芸能活動を休止し軍隊で生活中、同世代の俳優らが活躍する姿を見て、自分は何をしているのだろう、と憂鬱になったこともあると告白。2年間の軍生活の中で様々なことを感じ、今までの自分を振り返ったという彼は、除隊後にしてみたいこととしてまずは「演技」、次に「外国旅行」、最後に「恋愛」を挙げた。ユ・スンホは除隊後の次回作である映画『朝鮮魔術師』について「キャラクターが気に入ったこと、監督が僕をリードしてくれる素晴らしい方だからというのがこの作品を選んだ理由」と次回作への意欲を見せた。理想のタイプの女性についてユ・スンホは「自分の仕事に一生懸命頑張る人。嘘をつかない人」と答え、会場のファンを沸かせた。「2015年の抱負」として「一生懸命走ってみよう!」という言葉をマジックで書いたユ・スンホは「今まではストレッチをしていたが、ストレッチは終わった。本格的に運動しよう、走ってみよう、という意味を込めた」と笑顔を見せた。

ファンから直接質問されるコーナーでは、選ばれた幸運なファンがステージに上がった。ユ・スンホはファンを見つめながら名前を呼びかけ、質問1つ1つに丁寧に答えた。今までの作品の中で印象的だった役柄について「ドラマ『ペク・ドンス』のヨ・ウンです。悪役だが、僕から見ても気の毒で可哀想だった」と答えた。また、飼っている猫2匹についてユ・スンホは「入隊前に僕が家に連れてきました。母が寂しくないよう、世話をかけてね、と猫たちに頼みました」と語り、母親思いの息子ユ・スンホの姿に会場から拍手が沸き起こった。続くジェスチャーゲームでユ・スンホは「歯磨き」「カンナムスタイル」「象」「化粧」「バレーボール」「酔っ払い」などのお題を見ながらファンと共に一生懸命ジェスチャーをする姿を披露した。正解したチームには「ツーショット写真」「手を繋いで愛を叫ぶ」「壁ドン」など、嬉しいプレゼントが贈られた。

カジュアルなジャケットに着替えたユ・スンホが登場すると、「あっちむいてホイ」ゲームがスタート。ファンが勝利すると10種類用意されたクリスマスのアイテムからユ・スンホに身に着けてほしいものを選べるという楽しいゲームだ。ユ・スンホは自ら客席に下りて2階席と1階席のファンと「あっちむいてホイ」を繰り広げ、真剣な姿を披露した。途中、連続勝利したユ・スンホは「僕、韓国でじゃんけん強いんです」とコメントするなど、お茶目な姿も見せたが、最終的にファン4人が勝利し、「豹柄のサンタ帽」「赤のミニワンピースサンタ服」「赤のサンタジャケット」「トナカイの鼻」を身に着けることになったユ・スンホ。できれば選んでほしくなかったという赤のミニワンピースを悪戦苦闘しながら着たユ・スンホは、キュートなサンタに変身!会場を埋め尽くしたファンから大歓声が上がった。ユ・スンホはトナカイの鼻が取れないように気を付けながらファンへスニーカーのプレゼントを贈った。

司会者の合図でファンから「ジングルベル」の替え歌のプレゼントが贈られると、ユ・スンホは揺れるペンライトを見ながら嬉しそうに聴き入った。クリスマスケーキが登場し、ろうそくの火をユ・スンホが吹き消した後、ファンとケーキを食べさせ合うサプライズコーナーも行われ、クリスマス気分が盛り上がった。そして「前回披露したピアノの弾き語りなどを準備できなかった分、今回は皆さんと一緒に楽しめるイベントを僕なりに準備しました。皆さんの楽しんでいる姿を見て、とても嬉しかった」と今回のファンミーティングの感想を語った。

ファンミーティングのハイライトである手紙の朗読。ドラマ『会いたい』の主題歌が流れる中、ユ・スンホはステージの中央の椅子に静かに腰かけ、手紙を読み上げた。手紙を書くのに午前1時までかかったというユ・スンホは、軍入隊前の自分、2年間の軍生活を通じて強くなった自分、新しい目標について語った。「いたらない僕がいただいた愛をお返ししたい。幸せを届ける俳優になりたい」と力強く俳優としての抱負を述べる姿に、会場のファンは感極まった。最後のメッセージでは「待っていてくれたファンの皆さんが除隊後こうして来てくださったこと、ありがとうという言葉しか思い浮かばない。お会いできて本当に嬉しい。まずは韓国でたくさんの作品に出演し、いつか日本でも活動したい」とファンへの感謝の気持ちを伝え、笑顔で手を振りながらステージを後にした。ファンミーティング終了後には握手会が行われ、ファン1人1人と目を合わせ言葉を交わし、2年ぶりの再会を共に喜んだ。

(text:AkaneTanaka)

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