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2014年12月28日 23:07

【インタビュー】ドラマ「カプトンイ 真実を追う者たち」主演ユン・サンヒョン(2)「副作用が他に比べて残った・・・犬を飼うことで癒しになった」

Q.複雑な展開かつ、とんでん返しがあるストーリーですが、どのような部分に注目して見たほうがいいのかおしえてください。
A:見ているうちに視聴者の皆さんも自然と推理をし始めると思います。ストーリーが展開していくうちに次がどうなるのかがずっと気になるドラマです。

Q.サンヒョンさん自身が思う、ドラマ「カプトンイ 真実を追う者たちの」の名場面をその理由と共に教えてください。
A.もっとも記憶に残り、念を入れた撮影したのが取調室のシーンです。出演するキャラクターのほとんどを私が取り調べしました(笑)。 ハ・ムヨムが刑事ということもあるし、彼のしぶとい信念や彼のキャラクターを一番よくあらわすシーンが取り調べ室だと思いましたね。その中でも4話だったとおもいますが、「そうだ、私がカプトンイだ」とヤン・チョルゴンを睨みながら笑うシーンがありますが、そこは強く記憶に残ってます。あとは視聴者や見る人によってそれぞれ憶測をさせるようなシーンが多かったと思います。

Q.キム・ミンジョンさんもイ・ジュンさんとも初共演でしたが、それぞれ共演された感想をお聞かせください。
A.キム・ミンジョンさんは子役から演技をはじめた、ほぼ20年の経歴を持つ俳優なので、現場でもいつも私が先輩と呼んでましたね。彼女はとても自己管理をしっかりしていて、明るくて演技に対する熱情に満ちています。イ・ジュンさんはまだ演技を始めたばっかりですが、とても演技を愛する人でした。撮影するシーンごとに一生懸命で、まるで昔の私を見てるような気がしましたね。もともとアイドルなので、彼が演じるサイコパスは結構難易度が高い役だったと思いますが、まったく恐れていませんでした。何かが正しくて何かが正しくないと思うのではなく、演技そのものに焦点を合わせて進めている感じがしました。

Q.大変だったり、面白かったり、びっくりしたり、今記憶に残ってる今回のドラマ撮影中のエピソードがありましたら教えてください。
A.面白く撮影できたのはやはり女優さんとの共演でしたね。キム・ミンジョンさんやキム・ジウォンさんとの。もし私以外のキャスティングがすべて女性だったら1日1時間しか寝れなくても楽しく撮影できると思います(笑)。

しかし、撮影自体が随分と前なので特別なエピソードを思い出すことは難しいですね。どちらかといえば、いつも現場の雰囲気を楽しくしたくて、ムードメーカーになっていたのは私でした(笑)。 現場をびっくりさせたのは共演したキム・ミンジョンさんでしたね。ミンジョンさんとの共演シーンがセット場で撮影される日でしたが、彼女がお母様をお連れしてきたんですよ。その時は何だか無意識にお母様に自分をアピールしようとしたのか、お母様のご登場によって、普段よりもっと張り切って演じた記憶がありますね(笑)。

Q.とても撮影現場で体力的に大変だとおっしゃってましたが、普段体力の管理はいかがなさいますか?
A.登山が好きなのですが、1年ほどやってなくて、筋肉がすべて脂肪に変わって困ってます(笑)。
今回の「カプトンイ 真実を追う者たち」の副作用というか、5ヶ月ほど暗い雰囲気で撮影していると、その残滓が他のドラマに比べて結構残りました。一人で山に行くのも嫌で、家に一人でいるのも嫌で、一人で何かをするのが苦手になりましたね。それで犬を飼うことを決めまして、名前は「マンソギ」ですが、そんな自分の癒しになりましたね。それで何とかその暗いモードから抜け出せたと思います。

Q.このドラマはサンヒョンさんにとってどのような作品として位置づけされると思いますか。
A.ラブコメディや明るいジャンルをやっているとそこまで深く入らなくても普段の自分の姿で気楽に演じればいいですが、「カプトンイ 真実を追う者たち」もそのように考えて撮影に入ったのが大間違いだったと思います。撮影しながら深く役を追求したからか、終わってからも抜け出せなかったですね。それで、ペットを飼って一緒に遊んでる間少し良くなってきました。(笑)

Q.来年'15年でデビュー10周年を迎えますが、デビュー当初と現在で目指す俳優像に変化はありますか?後、これからの目標としてることがあれば教えてください。
A.これからバラエティ、KBS「人間の条件」にレギュラーで出演しますが、出演を決めた理由はあらためて演技に対して余裕をもって考える機会を設けるためです。もともと台本がないとバラエティなどでお笑いはできないんですが、今回の「人間の条件」はある意味公益性もあるものなので。演技の条件とは何か、「人間の条件」を通じて探ろうと思ってます。

Q.新しいユン・サンヒョンさんの姿を見れるこのドラマ、日本の視聴者の皆さんも楽しみにしていると思いますが、ドラマ全体としての見どころとメッセージをお願いします。
A.「カプトンイ 真実を追う者たち」は映画で描かれそうなストーリーをテレビドラマにした作品で、視聴者にはカタルシスと自分なりの推測及び推理をする楽しさを与えたドラマだと思います。ストーリーが展開していくたびに緊張感とスリルがますます増して、次が気になる魅力的な作品です。全部で20話ですが、続けてご覧になっても退屈しないと思います。視聴者の皆さんもご自分がカプトンイを見つけようとする刑事だと思いながらご覧になればよりこのドラマに感情移入ができると思います。ぜひご覧ください。

「カプトンイ 真実を追う者たち」
≪セル≫2015年2月4日(水) DVD-BOX1&2〈シンプルBOX 5,000円シリーズ〉 リリース
枚数:各4枚組  価格:各5000円(税抜)  品番:BOX1・OPSD-C108/BOX2・OPSD-C109  全20話/2BOX
≪レンタル≫スペシャルエディション版  2015年2月3日(火)レンタルDVD vol.1~vol.7リリース ※以降順次リリース  全27話/全14巻
2014年/韓国/音声:オリジナル韓国語/字幕:日本語/16:9 LBビスタサイズ/発売元・販売元:エスピーオー
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★<シンプルBOX 5,000円シリーズ>とは―
名作、傑作、話題作まで、アジアドラマの面白いを“シンプル" “気軽"なスタイルで楽しんでいただくをコンセプトに
毎月作品をリリースしていくエスピーオーのDVDシリーズです。

<STORY>
20年前、連続殺人事件の容疑者“カプトンイ”としてハ・ムヨム(ユン・サンヒョン)の父ハ・イルシクが挙がったが、イルソクは死に、結局事件は解決されないまま時のみが流れていった。そして、まるであの“カプトンイ”を連想させるよう新たな殺人事件が起こり、父の汚名を晴らす為に刑事になったムヨムと、事件当時にすべてを投げ出してまでカプトンイに執着していた担当刑事ヤン・チョルゴン(ソン・ドンイル)は“カプトンイ探し”を始めることとなる。果たして、この“カプトンイ”を模した殺人犯の正体は?それはあの20年前に父に汚名を着せた“カプトンイ”と同一人物なのか、それとも違うのか?

<STAFF>
演出:チョ・スウォン「君の声が聞える」「清潭洞(チョンダムドン)アリス」脚本:クォン・ウムミ「ロイヤルファミリー」
<CAST>
ユン・サンヒョン 「シークレット・ガーデン」「負けたくない!」「君の声が聞こえる」/ソン•ãƒ‰ãƒ³ã‚¤ãƒ«ã€Œãƒãƒ£ãƒ³ãƒ»ã‚ªã‚¯ãƒãƒ§ãƒ³ã€ã€Œå¿œç­”せよ1994」
キム・ミンジョン『恋の罠―淫乱書生―』「ニューハート」/イジュン「IRIS-アイリス2」『俳優は俳優だ』
キム・ジウォン「What’s Up(ワッツ・アップ)」「相続者たち」

【インタビュー】「カプトンイ 真実を追う者たち」主演ユン・サンヒョン(1)「色々と学ぶことが出来た作品、名残惜しい部分も多い」
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