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2015年01月04日 01:29

【単独インタビュー】ソンハク(BIGSTAR)②僕は「歌手」になるという夢がハッキリしていた。

モテ期はありましたか?

もちろんです。いっぱいありましたよ。中学入学した時からモテました(笑)。入学してすぐに、女の子5人が僕のところに来て、「ソンハク、あなたは私たちの中の誰が一番好き?」と聞いたんです。

◆スゴイ!誰を選んだの?

そのとき僕は純粋で何もわからないから、色が白くて背が高くてキレイな人を「あなたが好き」って選びました(笑)。僕はまだ150cmしか身長がなくて、その女の子の方が背が高かったです。その日から付き合うことになりました(笑)。

◆ソンハク君、やるね~!(笑)でも中学生だから、登下校を一緒に…とか、そういう付き合い?

そいういのも全然しなかったです。付き合うってどういうことかホント何もわからないから、一緒に帰ることもないし、学校で会っても挨拶もしないし、外でもデートしないで、連絡もしなくて!!(笑)

◆それは付き合ってないじゃない!(笑)

ただ、タイトルだけの「恋人」でした(笑)。なにもしていません!でもみんなには恋人と思われていました。

◆その彼女とはどうなるの?

フラれました。「背が低いから」と言われてフラれました。

◆中学生のころの思い出は?

僕は中学2年からアカデミーに通ってちゃんと歌とダンスを習うことになりました。その時も僕からお母さんに「歌手になりたいから習いたい」と言ったんですけど、お母さんに少し反対されました。「ソンハクが歌手になりたければ、音楽の成績が良くなきゃダメ。音楽理論も勉強して、完璧に知っていなければダメ。期末試験の音楽で80点以上を取れたらアカデミーに通ってもいい」と言われたので、その日から勉強しましたよ。そして85点くらい取りました!

◆そして高校。

バスで15分くらいかかる公立高校に通うようになって、ホントにやんちゃでした。毎日イタズラばかりしてふざけていました。それをやっちゃダメ、というのはわかっているけど、授業中に友達にしゃべっていたり、内緒で何かを食べたりして、先生に怒られてばかりでしたけど、アカデミーは毎日夜までちゃんと行ってました。月曜日から日曜日まで毎日です!

◆学校でクラブなどには所属していなかったの?

はい。授業が終わるとすぐにアカデミーに行って、夜まで練習しました。

◆オーディションはいつから受け始めるんですか?

中学2年から受け始めて、最初のオーディションがSMでした。アカデミーに入って、ダンスを習い始めてすぐに受けたから、本当にダンスも下手くそ。緊張してSMのオーデションを受けて、結果を待っていると、「◎◎番は残って」って言われるんです。僕も1回目は残ってと言われて、あー僕SMに入れるかも~!と嬉しかったんですが、でも結局はダメでした。それが初めてのオーディション。

◆その後のオーディションは?

それからJYPやいろいろな事務所のオーディションを受けました。たくさんオーデションに落ちても、僕は「大丈夫!僕は可能性がたくさんあるから、自信持って!次はきっと合格するから」と思っていました。

◆高校生のとき、進路や大学について悩みましたか?

悩まなかったです。高校卒業する頃も進路は迷いませんでした。僕には「歌手」という夢がハッキリしていたので、歌手じゃなければ意味はないと思っていました。僕は大学よりも歌手になることが先だと思ったので、大学受験はしないで、ダンスの練習をしました。両親は「あなたは可能性があるから、信じているよ!絶対あなたの夢は叶うよ!」と言ってくれました。お父さんは、僕が毎日夜11時まで練習しているから大変だと思って、僕のアカデミーまで毎晩車で迎えに来てくれました。帰宅して、寝て、また朝になったら学校に行って、アカデミーに行って練習して…休みの日なんてなかったです。

◆ソウルにはいつ上京したんですか?

高校2年の時、ブレイヴのオーディションに受かってから。オーディションのエピソードがあります!(笑)。僕がオーディションを受けたとき、ソウルの江南が停電になったんです。そして電気がついた瞬間、僕は一生懸命ダンスしていました。そのとき勇敢な兄弟社長がテレビモニターを見ていて、僕が骨が折れそうなくらい一生懸命ダンスを踊っていたので、「その子は誰?合格!」と言って選んでくれました。

◆アカデミーにダンス仲間はいましたか?

もちろんいますよ!デビューした人の中では、B.A.PのZELO、防弾少年団のJ-HOPEは昔っから。

◆優秀なアカデミーだったんですね!

はい、BIGBANGのV.I先輩も通っていましたし、KARAのク・ハラ先輩も通っていました。

◆仲間が先にデビューしたときは、どんな気持ちでしたか?

僕も早くデビューしたい!って思いました。羨ましかったです。

◆ブレイヴに入ってから、BIGSTARのメンバーになるまでは?

毎日怖かったです。僕がもし明日落ちちゃったらどうしよう…って考えると寝れなかったです。

◆そしてBIGSTARのメンバーに決まりました!

はい、その日がちょうど僕のお姉さんの誕生日でした。僕のお姉さんに本当にいいプレゼントができたと思いました。お姉さんは「あなたなら出来ると思ってたよ」って言いました。お父さんとお母さんも喜んでいて、「これからあなたの夢を叶えていきなさい」って言いました。デビューしてからは、忙しくても幸せです。ヒマだと不安になるから、1時間しか寝れなくても、忙しい方が幸せです。

(text:Kiyori Matsumoto / photo:Akiya Uchida )

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