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2015年01月08日 12:19

CROSS GENEタクヤが明かす、日本人が韓国のアイドルグループで活動する苦悩とは?

日中韓グローバルユニットCROSS GENEのタクヤが日本人として韓国のアイドルグループで活動する苦悩や責任の重さなどについて明かした。

タクヤは2010年に単身で渡韓し、2012年6月にCROSS GENEのメンバーとしてデビューした。最近は、韓国のバラエティ番組『非首脳会談』を通じて流暢な韓国語、特有の穏やかな姿勢とハンサムなビジュアルが人気を呼び、一躍スターダムにのし上がった。

政治的に悪化していく日中韓のメンバーで構成されたグループとして活動しているタクヤの活動の様子、彼の思いが6日に放送されたTBS『NEWS23』で公開された。

番組の中でタクヤはお互いの国の関係、メンバー間の仲を尋ねられると「国として付き合っているわけではない。1対1の人として付き合っている。気にしたことはない」と話した。

しかし、CROSS GENEは中国でのオーディション番組から「日本人は出演できない」と断られる厳しい状況も目の当たりにした。これに韓国人メンバーのヨンソクは「どうしたら国同士の問題が起きても問題なく出演できるのかと考えている。僕たちの宿題だと思っている」と述べ、政治的な問題と向き合いながらもメンバー間の絆の固さを強調した。

一方、韓国でのタクヤの人気は上昇し続けている。タクヤは韓国の旅行会社のCMに出演した。韓国企業が日本人を起用することは異例だという。さらにタクヤは先月韓国で行われた「第4回2014大韓民国韓流大賞」で日韓の文化交流、友好推進に貢献したとして国際交流大賞を受賞した。

番組の最後で受賞した感想を聞かれると「いろんな意味が入っているというか、重みを感じました」と述べたタクヤ。今後もグローバルグループとして国境や文化を越えたさらなる活躍に期待したい。

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