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2015年01月11日 11:03

【独占インタビュー】ソル(CODE-V)単独取材(1)3年間の日本での活動を振り返る。「この1年、当初は不安で逃げたかった」

3年間の日本での音楽活動を年内でいったん休止し、韓国で兵役につくことになったソル。彼が今思うこと、そして未来の人生設計を語った。KpopStarzが今まで撮り下ろしたCODE-V画像のアザーカットもお楽しみください。

◆CODE-Vのメンバー3人が現在日本の活動から離れていますが、そもそもどうしてソル君だけ残ることにしたんですか?4人で兵役に行くという選択もあったと思いますが。

ソル:まずは年齢が、僕がお兄さんたちより1つ年下なので、時間的には僕がもう1年時間があったんですよ。みんなで行って、みんなで戻る、というのももちろん可能だったんですけど、それよりもずっとファンの皆さんのそばで、CODE-Vとして歌いたいという気持ちがあったんです。だから僕ひとりが残るのは大変だと思うけど、それでもCODE-Vとしてみんなのそばで歌いたい!その気持ちを守りかたったんです。それで、僕ひとりでも残って活動しようって決めたんです。

◆実際この1年どうでしたか?大変だったこと、幸せだったことなど教えてください。

ソル:僕が歌手になってから、一番大変な1年でした。今までCODE-Vでデビューしてから1回も僕がリーダーになって引っぱって行ったことがなかったんです。みんなお兄さんたちだったので。僕が必死にやらなくても、いつでも頼もしいお兄さんたちといるから、僕はお兄さんたちの後ろにいれたんです。

◆ちょっと甘えられるポジションだった?

ソル:はい、そんな感じ。でも今年になってからは、僕が引っ張っていくしかなかったので、大変でした。

◆辛くて投げ出したくなることもありましたか?

ソル:もう、いっぱいありました(笑)。最初の頃はいつも、逃げたい逃げたい、と思ってました。

◆その気持ちが変わっていくのはどんなきっかけからですか?

ソル:ウシクとテフンと一緒に初ライブをやりながら感じました。正直、ひとりになってから不安で逃げたかったんですよ。でも、ふたりが日本に来る前に、僕ひとりでライブをする機会があって、そのとき、誰もお客さんが来ないんじゃないかと思っていたんですよ。みんなCODE-Vのファンだから、僕ひとりでやっても、来てくれないんじゃないかと思っていたんです。でも、僕が思っていた以上にたくさんのファンの方が来てくださって…僕は愛されているなと感じました。ファンの方から勇気をもらって、僕も頑張ろう!って思いました。そしてウシクとテフンが来たんですけど、ふたりは日本での生活が初めてなので、僕自身もまだまだなのに、僕がふたりに教えてあげなきゃいけないことがたくさんあって、最初はそれも結構辛かったし大変だったんです。だけどふたりが本当に頑張っていて、毎日怒られても全力で頑張ってる姿を見て、僕が逆に学んだんですよね。ふたりは僕よりも大変かもしれないのに、こうやって頑張ってるんだな、それくらい歌いたいって気持ちが強いんだなって。僕が先輩なのに、弱い気持ちになってる自分が恥ずかしくなったんでよ。失敗してもいいから、全力で頑張ろう!ってエネルギーをもらったんです。サンウやルイやナロも、一緒にいるときは恥ずかしくて褒め言葉とかはなかなか言わないのに、今年になってから、そういうのが苦手なお兄さんたちからも、電話すると「大変でしょ。頑張ってね」とか優しい言葉をかけてくれて、励ましてくれたんです。みんなから応援してもらったおかげで、僕は今年1年間頑張れたと思います。

◆実際ライブにはナロ君、ルイ君、サンウ君のファンも来てくれてますよね。

ソル:そうなんです!それが一番ありがたかったんですよ!もちろん個人的に好きなメンバーはいると思うけど、その先にCODE-Vの音楽を好きな「仲間」って感じがして、感動でした。 (⇒もっと読む)

(text:Kiyori Matsumoto)

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