【独占インタビュー】ソル（CODE-V）単独取材（２）「ウシクはファンに優しいから、ルイのファンが多いんじゃないかな」

ウシク君のファンは…どこからあんなに集まったの？（笑）すごい人気じゃない！？

ソル：ウシク？あははっ、そうですね（笑）。

◆ナロ君とかルイ君のファンがウシク君のファンに移ったのかな？（笑）

ソル：結構そういうのもあると思うんですよ。特にウシクのファンは、ルイのファンが多いんじゃないかな（笑）。ウシクはルイみたいに、ファンに対して優しいところが似ているんです。テフンは結構男らしいので、ナロを好きな方がテフンを応援しているように思います。

◆おもしろい分析ですね。新しく加入したメンバーに徐々にファンが増えていくのを見るのは不思議な気がしませんか？

ソル：僕、嫉妬とかは全然なくて、ホントに嬉しいんですよ。みんなを好きになってくれるのが嬉しいです。

◆リーダーになって、「ギャグマシーン」のキャラクターを封印しましたけど、どういう気持ちでしたか？　本当はもっとやっていたかった？

ソル：たまに番組で、軽くやったときがあるんです。確かに僕の中にはおもしろい面もあるので、たまにはおもしろくやりたい。でも今年の頭の頃は、ふたりがとにかく経験ゼロの状態だったので、僕を見ていろいろ学ぶから、最初はわざと厳しくしていました。ギャグマシーンみたいな面を隠して、見せないようにしていたんです。でも今はもう、何をやっても大丈夫です。ぶりっことかも最近はやってますけど、最初の頃は、ふたりが僕の影響を受けないように、ちゃんとプロとして自分の色を見つけるまでは、隠していたので、たまにぶりっことかやりたくなることもありました（笑）。でも実際、真面目な面も僕自身にはあるので、今年は素直なソルを見せれたんじゃないかと思います。

◆ふたりから言われたことで「はっ！」としたことはありますか？

ソル：「キモい」。

◆・・・・・・（笑）。

ソル：今まで僕は、僕のやる「ぶりっこ」が、キモいとは思わなかったんですよ！（笑）お兄さんたちが「キモい！」って僕に言うときは、僕が可愛いから嫉妬してるんだなと思っていたんです。人気者の僕への嫉妬だ！と思っていたんです（笑）。でも、ウシクとテフンが本当に真顔で「キモい」って言って、10コも年下の子から言われると、あ！もしかして僕のぶりっこは本当にキモいのかもしれない！って初めて気づいたんです。

◆あはははっ、ソル君やめてー、お腹痛い！（笑）じゃあ、ふたりに言われて嬉しかったことは？

ソル：ステージの上の自分の歌にお客さんが感動しているのを見て、やりがいを感じたふたりの姿を見たとき嬉しかったです。最初の頃はふたりとも緊張ばかりで、ステージで楽しめなかったんです。僕がステージの上で隣で見ていて、残念だったんです。

◆いつぐらいからステージを楽しめるようになってきたみたいですか？

ソル：たぶん2ndライブハウスツアーをやりながら少しずつ。最初のツアーは足りないことも多くて、ステージの上で楽しむことも出来なかったんじゃないかと思うんですけど、2ndライブハウスツアーのファイナルは名古屋だったんですけど、この時、3人のCODE-Vとしては初めて、自分たちも満足できるライブだったんです！

◆いつもと何が違ったんですか？

ソル：僕たちが満足してもお客さんが満足出来ていないライブと、お客さんが満足しても僕たちが満足できないライブってあるじゃないですか？　どっちも満足出来ているライブが本当にいいライブだと思うんです。なかなかそういうライブが出来なかったんですけど、名古屋の時は、僕たちも後悔するところがなくて満足していて、お客さんの反応もすごくいいし、みんなが楽しんだライブだったんじゃないかなぁ。その時ふたりが泣いたと思うんですけど、ステージで歌うことの幸せを感じたり、自分自身が感動することの幸せを感じて欲しいと僕はずっと思っていたので、名古屋でふたりがそのことに気づいた瞬間を見て、僕も嬉しかったんですよ。その気持ちがわかれば、これからどんな辛いことがあっても、乗り越えていけるんじゃないかな。

◆去年は3人を送る側でしたが、今回はソル君が送られる側ですね。どんな気持ちですか？

ソル：送るより送られる方が楽ですよ。去年はプレッシャーで重かったんです。切ないし。でも今は、ファンの皆さんやメンバーと離れなきゃいけないことは寂しいんですけど、でも今回のライブをやりながら感じたのは、ファンの皆さんもメンバーもスタッフもみんな繋がっている「絆」だったので、僕が2年休んでも、この「絆」は絶対消せないって思いました。だから今は切なくないし、前向きな気持ちです。だからみなさんもウシクとテフンと楽しみながら、僕の帰りを待っていてほしいですね。

◆この１年間、ナロ君、サンウ君、ルイ君に相談したことってありますか？

ソル：今はウシクとテフンのふたりが後輩だから、僕が弱音をはけないんですけど、なんかお兄さんたちの前だと「今すごく辛い～！」とか僕が子供みたいになるんですよ（笑）。今まではお兄さんたちにそういうことは言えなかったんです。言っても「男だろ、しっかりしろよ」とか言われたんですけど、今年になってからは、なぜかお兄さんたちも優しくなったんですよ。離れてるからかもしれないけど、僕が「めちゃ大変だよ！ホントにしんどいよ！」って言っても、「大丈夫だよ、頑張ってるね」って優しく言ってくれて、僕も弱音を言いやすくなりました。

◆今、テフン君とウシク君のふたりに言いたいことは？

ソル：自信を持って、自分だけの音楽をやって欲しい。自分が伝えたい、自分だけの音楽の色やエネルギーをステージで出して欲しいです。ふたりになると、今年の僕みたいにプレッシャーや重い気持ちやいろいろあると思うんですよ。でもステージで楽しんで欲しいので、自信を持つことが大事だと思います。　（⇒もっと読む）

（text:Kiyori Matsumoto）

【独占インタビュー】ソル単独取材（１）3年間の日本での活動を振り返る。「この１年、当初は不安で逃げたかった」
【独占インタビュー】ソル単独取材（２）「ウシクはファンに優しいから、ルイのファンが多いんじゃないかな」
【独占インタビュー】ソル単独取材（３）将来設計。横浜あたりの海の見える一軒家で暮らしたい。

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.