【撮り下ろし＆独占インタビュー】セヨン（CROSS GENE）③年越しは事務所の大先輩のサザンオールスターズのライブ！

ボーカリストとして、ミュージカルとCROSS GENEでの歌い方の違いは？

セヨン：まったく別物です。本当に違いますね。もちろん音楽というもの自体はすべて同じですが、ミュージカルでは、最大限に共感し合えるような曲をたくさん歌うような気がします。ミュージカルでは歌詞の内容も正確に伝えようとしますし、演じている瞬間の自分の感情を心の中から取り出して観客の皆さんにお見せしなければならないので、そんなところが違うような気がします。また、僕らCROSS GENEの楽曲には様々なジャンルの曲があるので、その曲の雰囲気に合わせて歌ったり、ストーリーに合わせてダンスを踊ったりするパフォーマンスが多いんですよね。一方、今回のミュージカルの場合は、舞台で演じる僕らの感情を遠くにいる観客の皆さんにどのようにして最大限伝えることができるかが重要となってくるので、その点がとても違うと思います。

◆ジファン以外でやってみたい役はありますか？

セヨン：僕はミンソクの役をやってみたいです。ミンソクは本当に演じるのが難しいキャラクターだと思いますが、僕の年齢では表現することができないような多くの経験ができる気がするので挑戦してみたいです。このミュージカルは30代の働く者たちの物語なので、家庭の話、妻の話、自分自身の話や仕事の話などが描かれます。新しい仕事を始める過程で様々なぶつかり合いが生じたりしますが、それがどんな感情なのか、ミンソクの役を通じて経験してみたいです。今の僕の年齢では経験することができないので。

◆ところで、2014年から2015年への年越しはどこでどんな風に迎えましたか？

セヨン：事務所の大先輩のサザンオールスターズの年越しライブを観ました！本当に面白くて、なんて面白いんだろうってビックリしました（笑）。大先輩だから、コンサートも威厳のある感じなのかと思っていたのですが、様々な要素が盛り込まれていました。曲ごとにイメージが全然違っていて、ある時は重々しく、ある時は面白く、ある時は先輩の人生が語られている曲だったりしました。また、パフォーマンスも面白いものがたくさんありました。いろいろな趣向が凝らされていて、本当に面白かったです！！　僕は2年前にアミューズに入りましたが、その前までは芸能人のことは全然知りませんでした。それまで僕は芸能界に全然興味がなかったので。韓国人の芸能人さえも知りませんでした。

◆そうなんですか！？

セヨン：はい。僕はただ歌が好きだっただけで、芸能人について考えたことがありませんでした。だから2年前にアミューズに入った時と今とでは、見える世界が全然違います。視野が大きく広がったと思います。
僕の所属事務所には本当に、このように有名なアーティストの方たちがいるんだな、たくさんの人たちの心を動かすことのできる、感動を与えることができる、本当にこんなとてつもない実力を持った方たちがいるんだな、という気持ちをものすごく感じます。だから今はとても興味があります！

◆最後にメッセージを。

セヨン：2月16日～22日まで、池袋のサンシャイン劇場でミュージカル「僕らのイケメン青果店」の公演が行われます。ご家族やお友達と一緒に観に来てくだされば、たくさんの幸せな経験を心で感じていただけると思います。出演するミュージカル俳優たちも実力派の俳優がそろっているので、たくさんの幸福感などを感じていただけるだろうと僕は確信しています。たくさんの方が来てくださるとありがたいです。

（text:Kiyori Matsumoto / photo:Akane Yoshida / translaton:Akane Tnaka ）

◎ミュージカル「僕らのイケメン青果店～チョンガンネ」公式サイト　https://www.ikemenseikaten.jp/

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