今からでも分かる、”ナッツリターン事件”！韓国アーティストたちの反応は？

韓国内だけでなく、今や世界中で話題となっているいわゆる”ナッツリターン事件”・・・皆さんはご存じだろうか？2014年（昨年）12月、大韓航空の前副社長チョ・ヒョナ被告はニューヨーク発韓国行きのファーストクラスに搭乗。機内サービスとして出された”ナッツ”の提供の仕方が気に入らないと、客室乗務員に罵声を浴びせた。

「私を誰だと思っているんだ」「ナッツは皿に盛って出すマニュアルだろ」「マニュアルを今すぐ持って来い」などと機内中に響き渡る大声で怒鳴ったという。それに対応した客室乗務員の態度が更に気に入らないとして、当時すでに動きだしていた同機をゲートまで引き返させ、その乗務員を同機から下ろしたとされる事件だ。既に動き始めている飛行機を引き返させたとして罪に問われていた同被告に対する初公判が12日、韓国ソウル西部地裁で行われた。

判決は、懲役1年の実刑判決。その判決を聞いた瞬間、法廷内の同被告は涙をぬぐう仕草をしたという。それもそのはず、同被告一族は、韓国では10本の指に入るほどの大財閥、韓進（ハンジン）グループとして有名だ。今まで何不自由ない贅沢三昧な生活をしていた同被告にとって、刑務所生活など我慢できるはずがないからだ。

判決理由として裁判官は、「被告に反省の色が見られない」点をあげた。また被告弁護側は主な争点だった航空保安法上の「航空機航路変更」（この場合、搭乗機をゲートまで引き返させた、ということ）についても、「滑走路は航路に当たらない」などと起訴内容を否認している。

これだけ大騒ぎとなっている”ナッツリターン事件”。当然、韓国のアーティスト達の耳にも入っているようだ。先日もSHINeeのジョンヒョンが、SUPER JUNIORのヒチョルに対し、「ヒチョル兄さん、髪の長さのせいでナッツリターンの香りが・・・」と自身のツイッターでコメントし、笑いを誘った。そのジョンヒョンの投稿に対し、ヒチョルが黙っているはずもなく、その後もこの2人の”ナッツリターン”トークはSNSを通して多くのネットユーザー達の笑いを誘ったのだ。

今回の判決、もちろんまだ一審なので、この先裁判が続けば判決は覆されることも考えられるが・・・果たして”ナッツ姫”は今後どうなるのだろう？財閥一家ということもあり、韓国国民の同被告に対する風当たりは強い。

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