韓国トレンディング
2015年02月16日 17:54

”ナッツ姫”、これって反省文?韓国アーティストの反省文と比較してみた!

いまだ世界中で話題となっている、前大韓航空副社長チョ・ヒョナ被告の”ナッツリターン事件”。12日には第一審判決として、懲役一年の実刑判決が言い渡された。その公判を控えた同被告が、裁判所に6通もの反省文を提出していたことが判明。その反省文が、全く反省していないと話題となっている。

チョ・ヒョナ被告が書いた反省文には、まるでグルメレポートの様な文章が。「食事の時間になると4人分の冷たいご飯と汁物が入った食器が運ばれてきて、私達の部屋の入所者はこれを分けて食べます」 、「コチュジャンにあれこれ限られた材料を入れて混ぜてみたら、優れた調味料コチュジャンのおかげで臭みも取れ甘辛くすることも出来ました。これを、ご飯や麺に混ぜて食べるとあっという間に食が進みます」などと書かれていたというのだ。

また、今までの贅沢三昧の生活とは一変した拘置所生活の悲惨さをアピールするかのように、「30日の夜に拘置所に入所した際、私に与えられたのは、小さな箱に込められたトイレットペーパー、プラスチックのスプーン、ボウル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉でした。そして中に下着と靴下二組も入っており、それが私の持っているすべてでした」と書かれていた。

”反省文”とは、自分の犯した過ちを詫び、今後二度と再び同じ過ちを犯さないことを誓う、またそれを相手にわかってもらえる様に伝える・・・そういうものだ。先日、韓国ヒップホップグループM.I.BのYoung Cream(ヤングクリーム)が自身のツイッターに韓国の国旗(太極旗)に修正を加え投稿、非難を浴びた。その際Young Creamは、「僕への非難を全て受け入れます。全てのことは、僕一人の愚かな妄言によるものでした。僕のことを信じてチャンスを与えてくださった周りの方々やファンの皆様だとしても、僕の過ちをかばい、無条件に擁護してくださることは間違いだと思います。また僕の過ちに気づいて僕のことを助けようとして下さったファンの皆様に消えることのない傷をつけてしまいました。それについて、もう一度謝罪いたします。申し訳ございませんでした。今回の事で、責めるのは僕だけにしてください。僕もこの日の過ちを胸に刻み、必ずより良い人になることを約束いたします。国に貢献できる人になることを約束します。本当に申し訳ございませんでした」と自身のツイッターで謝罪文(反省文)を投稿した。周りの人間やファンに、無条件に自分をかばわないでほしい、悪いのは僕一人ですと謝罪し、必ず国に貢献できるようなより良い人になるとまで誓っている。彼の反省が強く伝わってくる文章だ。

チョ・ヒョナ被告の”反省文”に対して韓国国民は、「あれじゃまるで”感想文”じゃない」「全く反省してないね」「コチュジャン、今まで食べたことないの?」と冷ややかな反応をしめしている。

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