東方神起ツアー全26公演後半戦、きょう福井でスタート

東方神起史上最大のツアー「東方神起 Live Tour 2012 ～TONE～」（全国11会場26公演）の後半戦が今日8日、サンドーム福井（福井県越前市）で始まる。今回のツアーは東方神起単独としては実に約3年振りのツアーで、当初の予定公演回数から追加公演が相次ぎ決まり、最終的に動員人数は55万人を見込む超大型規模のツアーとなった。

これまで横浜、名古屋、福岡、新潟、北海道、広島の6都市で、計13公演を終えた東方神起は、いずれの都市でも絶大な人気を見せ、熱烈なファンの歓迎を受けた。ツアー会場ではライブ開始前に公式グッツの販売が行われているが、いずれの会場でも長蛇の列ができ、購入できないファンが出てしまうのは当たり前の状況だ。

また、ツアー一番目の横浜公演では、新曲「STILL」のリリースがサプライズ発表され、新曲リリースの波も東方神起の勢いを更に押す。TVやラジオ、雑誌への登場も次々と決まり、この勢いはツアー後半で更に強まりそうだ。

動員55万人というのは、日本史上においても非常に大規模なツアーの1つとして数えられる。先月末に劇的なカムバックを果たしたK-POPグループBIGBANGは、3月2～4日にソウルで開催したコンサートを皮切りに、世界16カ国25都市を約10カ月かけて巡るワールドツアーを始めたが、見込み動員数は50万人。東方神起の今回のツアーはそれを上回る。

また、日本の歌手では安室奈美恵が2008年から2009年にかけて、日本、台湾、シンガポールの3カ国をまたいで開催した「BEST FICTION tour 2008-2009」は、安室奈美恵最大のツアーであったが動員数は50万人。今回の東方神起のツアーは、日本屈指のアーティストにも上回る規模だ。

一方、このように絶大な人気を誇る東方神起だがファンへの細かな思いやりが、より熱い支持を集めている。今回のツアー開催中に誕生日を迎えたユンホとチャンミンの2人は、公演真っ最中でもファンへ誕生日とこれまでのサポートの感謝の報告をしている。また、東日本大震災1周年となる3月11日に最も近い公演となった3月10日の福井公演2日目を、震災地3県のファンと地元の学生に無料で生中継することも決めた。

ツアー後半戦第1回目の公演となる福井公演1日目は、きょう8日午後6時半から、収容人数最大1万人のサンドーム福井で始まる。

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