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2012年03月16日 23:24

私生ファン問題、南米ツアー、父の急死、ドラマ撮影 休めないJYJユチョン

南米ツアー直後に父を失ったJYJのユチョン。ツアーのため出国した6日から約10日間、ほとんど休みが取れない状態だ。さらに、主演するSBSドラマ『屋根裏部屋の皇太子』の撮影もあり、現在、健康は問題ない状態と伝えられているが、心身ともに疲労が溜まっていると予想され、今後の健康が懸念される。

ユチョンとJYJの他のメンバーは6日、K-POPアーティストとしては初となる大規模コンサートを南米のチリとペルーで行うため、韓国を出国した。しかし、出発日と同日に、韓国の芸能メディアが、過去に私生ファンと呼ばれる行き過ぎた追っかけファンへ対して暴言、暴行を加えたと報道し、同問題の渦中に立たされた。これを受け、8日にはチリで謝罪会見を開いた。

その後は、9日にはチリで、11日にはペルーで、JYJの単独コンサートを開催。地元メディアも大々的に取り上げ、南米ツアー自体は成功裏に終った。

しかし、ツアーから帰国途中の14日朝、父が持病のため急死。飛行機で移動中であったため、同日夕方に韓国に到着してから父の死を知ることになった。韓国の仁川国際空港に到着したユチョンはサンダルにスウェット姿とラフな服装であったが、着替える間もなく、父の遺体が安置されるソウルの病院へ向かった。

ユチョンは15日も、長男であるため喪主として遺体安置所で父を見守った。16日朝には告別式が行われた。

韓国内のメディア報道によると、ユチョンは南米でインフルエンザを患い帰国当初から体調が良くなかった。幸いにも現在は、インフルエンザはある程度治った状態だという。

しかし、父の告別式後も、主演ドラマの『屋根裏部屋の皇太子』の撮影が待っている。15日に予定されていた同ドラマの撮影は暫定的にキャンセルされたが、JYJの事務所関係者は「(ドラマ撮影の)延期はできないと思う。出棺が終わってから相談する予定だ」と話しており、撮影スケジュールに一部変更はあっても、心身ともに休めない状態が続きそうだ。

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