ニュース
2012年04月12日 08:19

韓国芸能事務所代表、練習生に性的暴行容疑で逮捕

韓国の芸能事務所オープンワールドエンターテインメントのCEOチャン氏が、性的暴行の疑いで逮捕されたことがわかった。オープンワールドエンターテイメントは神話のチョンジンらが所属している芸能事務所。

今月11日、ソウル・江南警察署はチャン氏が所属事務所の練習生に対し、性的暴行を働いている疑いがあるということで逮捕、現在取調べ中であることを明らかにした。性的暴行の疑いが報告されたのは約1カ月前で、それ以来同署は内偵捜査を開始。20人以上に事情聴取を行い事件の証拠を探したという。

同署は、チャン氏が日本から韓国へ帰国した時を狙い、同氏を逮捕。チャン氏に対し差押状と捜索状を提示し、同事務所全体の本格捜査にも乗り出した。同署はチャン氏とその協力者が証拠隠滅をするかもしれないと警戒し、5時間もの間チャン氏を見張り、その間、所属アーティストであるThe Bossなどから詳細を聞き出した。

同署によれば、チャン氏は毎回、同事務所に所属する歌手志望の練習生や新人女優をレッスン室に呼び出し、性的暴行を行っていたという。チャン氏が性的暴行を働いていたと見られる練習生は現在、同事務所には所属していないが、かつて所属していた頃にはチャン氏自らが練習生達の管理を行い、行動を共にしていたという。

同会社の内情を知る関係者は「かつて同所属事務所の練習生の何人かに売春をさせていたという噂もありましたが、これは否認されました。チャン氏は練習生のデビュー準備から訓練、時には自ら彼女達のために運 転も行っていたようです」と語った。

また、業界関係者による話では、チャン氏は夜に定期的にクラブに通い、お酒に酔うと手癖が悪くなり、女性従業員の体を触るなどしていたという。他にも「業界の人は以前からチャン氏を警戒していました。なにせ酔ったときには最悪の客ですからね」という声もあった。

さらにショックなことに、被害を受けた練習生の中には同署に「チャン氏は練習生への性的暴行だけでなく、所属している男性タレントに女性たちを暴行するよう指示した」と話しているという。しかし、チャン氏はこれを否定している。

一方、オープンワールドエンターテインメント側は事件を報道したメディアに対し、「誇張表現と誤報」をしているという警告し、「誤報、誇張表現、業務妨害による名誉毀損に対する訴訟の警告」という声明を発表。チャン氏の取調べについて、20人を越える被害者がいたという誤報を行ったとし、さらに事件とは無関係の所属アーティストなどの名前を公表し業務妨害を行ったと訴えている。

事務所側はメディアに対し、記事の取り下げ、誤報に対する記事の訂正とお詫びの文章、そして今後こうした記事を出さないよう警告をした。

関連記事:
神話チョンジン:所属事務所代表の性スキャンダルとは全く関係ない
「スパースターK3」出場者クリス セクハラ疑惑を否定
 K-POP男性アイドル、元交際相手から「ヌード写真を公開する」脅迫受ける

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.