【映画インタビュー】『コンフェッション　友の告白』②CODE-Vが恋愛話爆弾を投下！「恋愛-Vですね！」（ジンソク）

ヒョンテがインチョルに、17年間疑っていたことを告白した後、インチョルはヒョンテに「そうだったのか。俺をそういう男だと思っていたのか。辛かっただろう」って言います。相手を責めないんですよね。

ジンソク：インチョルは自分の本音を絶対に出さないんです。自分は盗みをしていないし、ずっと友達のことを思って行動していたけど、17年誤解されていた。だからインチョルは最後まで事実を告げないで、「辛かっただろう」って言ったんだと思います。

◆みなさんは、登場人物の誰に一番感情移入しましたか？

ウシク：僕が昔、恋愛した時のことを思い出しました。子供の頃から仲のいい友達がいるんですけど、僕の彼女と浮気してて、僕はそれを知らなかったんです。

３人：うわぁーーーー！

ウシク：僕はホント全然知らなかったんです。子供の時からの友達だから、なんか変な気はしたんですけど、俺が疑うことが間違いだと信じようとしました。だからインチョルを見ながら、彼を疑ってきたヒョンテの気持ちを考えました。映画を観ながら、自分と友達のことを思い出しました。

◆ちなみにその彼女とはどうなったんですか？

ウシク：結局別れちゃいました。僕は友達を許して、彼女と別れました。

ジンソク：わぁ～、凄いね。

ウシク：最近テフンに、「もし、こういうことが起きたらどうする？」って聞いてみたんですよ。

テフン：えっ！？今の話って、最近のことなんですか！？

ウシク：違う違う！昔の話だけど！！（笑）

◆毎回CODE-Vは恋愛話爆弾を投下しますね～（笑）。

ジンソク：グループ名、「恋愛-Ｖ」ですね！

全員：（笑）

ジンソク：それにしてもウシク、よく我慢できたなぁ。

ウシク：我慢できなかったよ！(笑)　でもなぜかわからないけど、友達を許せました。

ミンホ：僕は親友に奪われたってことじゃなくて、僕の好きな女の子が最初から僕の仲いい友達を好きでした。いつの間にかその友達と連絡をとっていません。

◆話を戻して、共感した人物について。

ジンソク：僕はミンスに一番共感しました。この映画の一番の被害者は彼です。一番やっちゃいけないことを、誘われてやってしまった。しかもミンスは決断するのに何回も悩んで、本当に友達のために自分を犠牲にする人だと思います。

ウシク：でも僕は、ミンスにも少し欲張りなところがあったと思います。ソウルに行きたくて結婚したい、という欲もあったんじゃないかな。

ミンホ：ミンスは誘いを１回断って、もう一度「これがみんなのためなんだよね？」ってメールするじゃないですか。自分で決めたのに、その責任を人のせいにしていて、ダメだなと僕は思いました。僕はインチョルが一番素直で、自分一人のためにやってるのではないので、共感しました。

テフン：僕はヒョンテなんですけど、17年間友情のために、自分の疑ってる気持ちを秘密にしてきたからです。

ミンホ：ミンスは二人の友達のことを大事にしたし、インチョルもヒョンテのために怪我をしながら借用書を奪いに行ったし、ヒョンテは、もし彼の命令でインチョルが死んだとしても、最後に泣きましたよね。この涙の意味っていうのはこういうことじゃないかな。例えば彼女がいて、彼女のことをめっちゃ好きなのに、彼女が浮気をしました。それで彼女を振りました。好きなのに振ったから悲しいじゃないですか。まだ好きなのに、彼女が浮気をしたから別れた…という気持ちと似ているんじゃないかと思います。ヒョンテは本当はインチョルを好きだけど、友達ではいられないから…、そういう意味の涙だと思いました。

ウシク：ヒョンテは消防士の仕事をやめたんじゃないかな。保険金を貰って、仕事も辞めて、引っ越して、人生をやり直すんじゃないかな。　（⇒もっと読む）

（text&photo:Kiyori Matsumoto）

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