【撮り下ろし＆独占インタビュー】SHIN（CROSS GENE）②「練習生をやるのか勉強をやるのか、進路すごく悩みました」

両親は厳しかったですか？

SHIN：ものすごく厳しかったですね。僕は江南って地区で育ったんですけど、江南は教育に厳しいところで、お母さんが僕のことをすごく心配していました。小学生から中学生までは、塾を12個くらい通っていました。

◆12個！？その内容は？

SHIN：英語、数学、社会…それも細かく分かれてて、歴史、経済、みたいに。韓国語の現国、ピアノもテコンドーも習ってて、最大12個の習い事に通っていました。学校が終わってから毎日です！

◆その中で、自分で習いたいなぁって思って習ったのはどれですか？

SHIN：数学！それは数学がヘタクソ過ぎたから、ハハッ！（笑）他の科目は結構成績が良かったんですけど、数学だけはやってもやってもダメで、いつも数学で怒られていたので、数学だけで3つの塾に通っていました。

◆お父さんにしかられたことってありますか？

SHIN：僕が反抗期の時に怒られたことはあるけど、それは普通の反抗期だから仕方なくて、それ以外はいつも優しいお父さんです。お父さんとしては最高だと思います！天使…じゃないけど（笑）、愛がたくさんあります。

◆じゃあ、お母さんに怒られたことは？

SHIN：死ぬほどあります！（笑）

◆中学生の頃のSHIN君は？

SHIN：すごく身長が伸びましたね。そして太りました。タテも横も、どっちも成長しちゃいました（笑）。中学は男女共学で、制服がありました。グレーのジャケットです。

◆クラスではどんな存在でしたか？

SHIN：僕はクラスのムードメーカーだったと思います。

◆クラスの中で係りとか担当ってありましたか？

SHIN：はい、ありました。僕は掃除担当でした。楽しかったです。ホントはクラス委員長になりたかったんだけど、クラスで投票して選ぶ前に、みんなの前で公約とか演説をしなくちゃいけなくて、それがイヤで１回も立候補したことはないんです。

◆勉強では何が得意でしたか？

SHIN：漢字以外は普通でした。中学校までは普通の生徒でした。クラスの半分より上くらいの成績でした。

◆高校ではどんな生徒でしたか？

SHIN：男子校なんです。ランダムの選抜で。僕が行きたかった高校じゃなかったので、すごくムカついたんですけど、まぁいいや、とあきらめて通っていました。

◆SHIN君が行きたかった高校というのは？

SHIN：僕の家の近くにあって、友達もたくさんいるし、男女共学の高校です。東方神起のチャンミン先輩が通っていた高校なので行きたかったんですけど、男子校になってしまいました…。

◆男子校で面白かったことは？

SHIN：男子校だと男ばっかりで3年間過ごしているから、女の子を見るとすごく反応してしまうんですよね（笑）。だから、校舎内で教室の外を女性が通っただけで、「わぁー！」って騒ぎになります！凄い騒ぎで、超面白かったです。

◆高校での得意な学科は？

SHIN：僕は文系で、社会科や現代国語が得意になりました。スポーツはサッカーをやっていました。

◆大学受験など将来の進路で迷ったり悩んだりしましたか？

SHIN：すごく悩みました。ちょうど高校2年生で、たまたま友達のおかげで、練習生のオーディションに受かって、勉強をやめようかどうしようか悩みました。韓国の練習生ってみんなすごく練習しているから、練習生をやるのか勉強をやるのか、どちらか１つを選ばないと出来ないなと思いました。それで、両親と相談しました。高校生なんだから、もう自分の意志や考えもあると思うから、自分の好きなようにしろ、と言われました。でも、「本だけはずっと読んで欲しい。頭が空っぽな人は売れないよ」って言われました。前みたいに塾に通うことは無理だけど、勉強は自分で出来る限り頑張ろうって思いました。　（⇒もっと読む）

（text:Kiyori Matsumoto / photo:Mao Ishikawa）

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