【レポート】ヨ・ジング、2年ぶりの日本ファンミーティング開催①　現役高校生ヨ・ジングの素顔に迫る。

ドラマ『太陽を抱く月』『会いたい』などの大ヒットドラマに出演、映画『私の心臓を撃て』『ファイ』でその演技力が絶賛された若手人気俳優ヨ・ジングが、8月28日（金）、東京品川区のスクエア荏原ひらつかホールで2年ぶりとなるセカンドファンミーティングを開催した。昼夜2回公演で行われた同ファンミーティングの昼公演を取材した。

オープニング。最新作『オレンジ・マーマレード』のサウンドトラック「Memories on You」を歌いながら白のシャツに淡い色のジャケットを羽織ったヨ・ジングが登場すると会場を埋め尽くしたファンから大歓声が上がった。客席に溢れるブルーのペンライトが揺れる中、ヨ・ジングは持ち前の甘い低音ボイスで切ない歌声を披露し、ファンを魅了した。「こんにちは、僕はヨ・ジングです。2年ぶりの来日になります。久しぶりに日本に来ることができて嬉しいです」と会場のファンを見つめながら、嬉しそうに流暢な日本語で挨拶。来日後は渋谷やディズニーシーに行き、日本での自由時間を満喫したという。

数々の映画やドラマに出演したヨ・ジング。主演した映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』で父親役を演じたキム・ユンソクらの第一印象について「この映画は5人の犯罪者に育てられた少年の物語を描いたものですが、映画の冒頭に5人が1カ所に座っているシーンがあるんです。最初に撮影現場で会った時、映画と同じように1カ所に5人座っていたので怖かったです。僕は本当に勝てるのかなと思いました」と当時を振り返ってコメント。同映画は韓国のみならず日本でも公開されヨ・ジングの演技力が高く評価された作品だが、18禁の映画であるため実はまだ見たことがないとヨ・ジングは告白、ファンらを驚かせた。

8月13日に18歳（韓国の数え年では19歳）の誕生日を迎えたヨ・ジングのために、日本のファンからサプライズでケーキと歌のプレゼントが贈られた。「18回目のお誕生日おめでとう」「ヨ・ジングさんの声が一番好きです。もちろん顔も演技も全部好きです」など、韓国語で書かれたファンからのメッセージのいくつかをヨ・ジングが読み、会場は温かい雰囲気に包まれた。

落ち着いた雰囲気があり大人っぽく思われるヨ・ジングだが、まだ高校3年生。韓国で流行している指ハートを披露しながらも「僕も最近知ったばかり」と照れくさそう。司会者から今流行りの“愛敬ソング”を見せてくれと頼まれると、震える声で披露した後「申し訳ありません。本当に苦手です」と述べ、初々しい姿が視線を引き付けた。

ヨ・ジングが初めて出演したシットコム（シチュエーション・コメディ）ドラマ『じゃがいも星 2013QR3』の名シーンを振り返るコーナーでは、風船人形の着ぐるみを着て踊るキュートな姿や、アニメ映画『アナと雪の女王』のデュエット曲を見事に再現する姿、クラブでシャッフルダンスを踊る姿などが公開。ヨ・ジングは同ドラマで猛練習したという軽快なステップのシャッフルダンスを即興で披露し、ファンから大きな拍手が沸き起こった。（⇒もっと読む）

（text:Akane Tanaka）

【レポート】ヨ・ジング、2年ぶりの日本ファンミーティング開催①　現役高校生ヨ・ジングの素顔に迫る。
【レポート】ヨ・ジング②　「ごくたまに、シャワーの後に鏡を見て、イケメンだなと思うことがある」

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.