【独占インタビューfrom USA】ロイ・キムがジョージタウン大学での学生生活とK-POPスターの両立について語る。

ソロシンガー、ロイ・キムはK-popスタートしての彼のキャリアと、ワシントンD.C.にあるジョージタウン大学の学生として多忙なスケジュールを両立している。 K-popファンの間では彼が大学に通っていることは有名だが、ワシントンポストに2015年4月に掲載された記事によって彼の学生としてのアイデンティティがさらに明らかになった。

そしてロイ・キムは、最近ロサンゼルスで行なわれたKCON2015でパフォーマンスを行い、 無数のアイドルグループのステージとは異なる感動的なソロパフォーマンスを提供した。

KCONでの感動的なステージで、彼はヒット曲「Spring Spring Spring」を披露し、また彼がジェイソン・ムラーズのポップロックな曲「Lucky」をSISTARのソユとデュエットで披露した際にはオーディエンスの注目を浴びた。

ロイ・キムはユニークなパフォーマンスをいつも披露してくれる。2012年、彼は「スーパースターK4」のチャンピョンとして登場し、Jung Joon Youngやホンデを拠点とするロックグループと競った。 独特な複雑なボーカルと、「Passing By」のようなフォークロックの曲を書く高い作曲能力でこのコンペティションを勝ち抜き、9曲収録したデビュー・アルバム 『Love Love Love』で最優秀新人男性アーティスト賞を2013年Mnetアジアンミュージックアワードで受賞した。さらに2014年ゴールドディスクアワードで新人賞も受賞した。

2014年、次に発売されたアルバム「『Home』で、ロイ・キムは再びファンを虜にした。この『Home』の成功によって、初めての韓流ドラマのオリジナルサウンドトラックへ参加することになり、SBSドラマ『Pinocchio』のタイトルトラックを手がけた。このヒット曲はドラマ視聴者の注目を集め、彼はウィークエンドシリーズ『Producer』にカメオ出演し、ドラマファンを喜ばせた。

KCONのオーディエンスはキムを何度か観る機会に恵まれている。ロイ・キムがロサンゼルスコンベンションセンターのフロアを歩くと会場は大盛り上がり！　女子教育キャンペーンのアンバサダーとして、彼の奉仕的な一面をファンに見せて、彼はこの機関への募金を呼びかけた。そしてコンベンションセンターのステージで最高のステージを披露した。

KpopStarz英語版 は、KCONの音響チェック中に、ロイ・キムにインタビューの時間をもらい、ビデオインタビューでK-popのキャリアとジョージタウン大学の学生生活の両立の大変さについて話を聞いた。

【翻訳】

◆ ロイ・キムさんは「スーパースターK４」のチャンピョンで、韓国のスターでもあり、アメリカの大学の学生でもあります。アメリカでの普通の大学生としての生活とK-pop スターとしての二重生活をどうやって送っていますか？コンベンションを昨日歩いて、みんながあなたに夢中になっていたと聞きました。

ロイ・キム：わからないけど、ジョージタウン大学では女の子達に追いかけられることもないし、みんなが思うほど大変ではないですよ。ただどういうことか二重生活をすることになって、自然の流れにまかせています。アメリカにいるときは大学生なので、良い成績を取るという目標があるし、友達といる時間を楽しんで、今は良い音楽を作るという別の目標があります。別々の目標があっても、その目標を達成するために努力することに違いはないです。だから自然の流れですね。

◆ 韓国での仕事を大学のクラスメイトたちにはどういう風に伝えていますか？

ロイ・キム：どういう風に説明するかということですか？そうですね、韓国人の友達は既に知っていますが、自分から説明することはないですね（笑）。「韓国で仕事だよ」ってだけですね。

◆ かっこいいですね。

ロイ・キム：そうですか（笑）。他のクラスメイトが シンガーとしての私のキャリアを知って 「君が歌手だって知らなかったよー！」って言われたら、「実はちょっとだけね」と返します。彼らはそれで大丈夫ですね。

◆「 スーパースターK4」に優勝したときはどんな気持ちでしたか？

ロイ・キム：そうですね、あれからもう3年も経つんですね。もちろん優勝したことに感謝して、幸せだったけど、優勝者としての責任が少し怖かったです。だってみんなが私を優勝者として選んでくれたので、彼らに良い音楽と良いパフォーマンスを提供しなくちゃいけないし、特に韓国では良いミュージシャンや良い有名人になることは、音楽だけではなく、私の生活の全てが含まれるし、自分のエナジーに影響するので、とても大きな責任でした。幸せだったと同時に少し怖かったです。

◆ 20 代のホットカバーミュージック賞を受賞するなどJung Joon Youngさんとのコラボは大注目を集めましたね。今後Jung Joon Youngさんとまた活動する予定はありますか？

ロイ・キム：もちろんです。でも今はミュージックエンターテイメントビジネスで私たちがそれぞれ違う道を進んでいると思うので、たぶん私たち２人が人気を失ったときは、協力して再浮上を狙いたいですね（笑）。

◆ タイトルトラックを担当したドラマ『Pinocchio』のサウンドトラックと番組の成功についてどう思いますか？

ロイ・キム：もちろん嬉しいし、とても感謝しています。イ・ジョンソクさんとパク・シネさんが出演しているので成功するだろうとは思っていたけど、韓国だけではなく、台湾やアジアでこんなに大人気になるとは思いませんでした。台湾では賞も頂きました。

ロイ・キム：全ての音楽、歌には独自のストーリーや道があると思うし、歌に感謝しています。そしてこの歌は自分が書いたわけではないので、作詞、作曲家の方にとても感謝しています。

◆ 台湾で賞を受賞した際に、台湾のミュージシャンたちの前で韓国を代表するということに関してどう感じましたか？

ロイ・キム：これは本当に誇りに思っています。本当にたくさんの人が見ていました。台湾では多くのプロモーション活動をしてきましたが、台湾にこんなに多くのファンがいるということにとても驚きました。

◆ K-popにおいてシンガーソングライターの可能性についてどう思いますか？アイドルグループのメンバーと比較してソロアーティストとしてパフォーマンスをすることのチャレンジはなんでしょうか？

ロイ・キム：別々の道だと思うけれど、交わることもあると思います。わたしはシンガーソングライターとしてスタートしたので、アイドルグループのメンバーではないけれど、独自のジャンルの音楽でオーディエンスが求めるものを見つけるのは大変なことがあります。自分のやりたいことと、オーディエンスが聞きたい人気のある音楽のバランスですね。ここでは、いろんな人と話をして時間を過ごしているけれど、普段は違うグループの人たちとお互いのことを知ることができる機会は少ないので、時々寂しいこともあります。でもやっぱりソロアーティストだということが幸せですね。だってグループだったらうまくやっていけない人が同じグループにいるかもしれないし、そうなったら大変です。私は自己中なのかもしれません（笑）。自分をサポートしてくれる人たちと仕事をしていきたいですね。

◆ドラマ 『Producer』でシンディーのアンチファンを演じたのは楽しめましたか？他の役者としての仕事も考えたりしますか？

ロイ・キム：あれはとっても楽しかったけど、緊張しました。私の初めての役者としての仕事だったので、とっても心配でした。撮影中は失敗ばかりしていたような気がしたけれど、色んな人から好意的な評価をしてもらって感謝しています。

◆ 本日はインタビューのお時間を本当にありがとうございました。

ロイ：え、もう終わり？本当？今日はありがとうございました。

（Writer：Adrienne Stanley / Video：Natalie Johnson of Imagineering Media Inc. / Translator：Yukari Yamamoto）

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