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2015年09月14日 02:39

FTISLAND、CNBLUEは、本物のライブパフォーマーであるのにもかかわらず、韓国内ではアイドルバンドである理由

ハン・ソンホ、FNC ENTERTAINMENT(以下、FNC)の最高経営責任者(CEO)は、「所属アーティストであるFTISLANDとCNBLUEは、韓国においては、正当なバンドだと認識されていない」と語った。

しかし、海外においては、彼らは優れたライブパフォーマーとしてみなされている。それは、韓国でのふたつのバンドに対する「偏見」があるからだ、と韓国メディアは伝えている。

FTISLANDは、2007年に韓国で最初のアイドルロックバンドとしてデビューし、韓国と日本の両方で絶大な人気を博した。 今年3月、彼らは「I WILL」という初の完全自作曲で構成されるアルバムをリリース、また日本のONE OK ROCKとのコラボレーション曲「Primavera」を発表している。

FTISLANDのリードボーカルであるイ・ホンギは、今年4月にSBS Power FM「2時脱出カルトショー」に出演し、韓国でのバンドに対する偏見を語ったことがある。

「日本で活動するとき、私たちはバンドとして認められて歌っている。しかし、韓国では私たちはアイドルだというレッテルを貼られていて、会社が作る歌を歌っている」

同様に、CNBLUEも、メンバー作オリジナルの音楽をリリースしており、9月に発売されるフルアルバム『2gether』も収録曲のすべてがCNBLUEのメンバーによって書かれている。 CNBLUEは海外でも大規模なファン層を持っているが、韓国ではアイドル音楽というジャンルに組み入れられている。

ハン・ソンホCEOは、ふたつのバンドは若い男性メンバーで構成されているということで、「K-POPアイドル」とみなされているとした。韓国の国内ロックフェスティバルに出演しない理由もそこなのだと。彼らは日本の有名なロックフェスティバル「サマーソニック」には出演するのに、韓国のロックフェスティバルに出演していない。

ハン・ソンホCEOはこれと関連し「一般大衆はアイドルとして出てきた音楽は、本物ではないという先入観がある。そのため、バンド市場が活発であった日本に彼らを最初に送った。日本のロックフェスティバルは、ありのままを受け入れるが、韓国は先入観があってロックフェスティバルに出演しなかった」とした。

「今はだいぶ変わったが、実際に彼らが生放送でライブ演奏をしているにもかかわらず、それを演技だというほど、バンド音楽への認識が不足している。あえてその不足していることにぶつかりながらロックフェスティバルに出すつもりはなかった。」と自分の考えを伝えた。

ハン・ソンホCEOはFNCのファミリーコンサートをロックフェスティバル形式で発展する計画も明らかにした。「有名なアーティストが韓国のロックフェスティバルにも参加するようになってきている。遅かれ早かれ、FTISLANDもCNBLUEも韓国国内でそのような姿をお見せすることになるだろう」と述べた。

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