【撮り下ろし＆独占インタビュー】SHIN（CROSS GENE）②　僕は「樹里さん」って呼んで、樹里さんは「SHINくん」って呼んでくれてます。

SHINさんの好きなシーン、好きなセリフを教えてください。

SHIN：僕が出ているシーンは全部好きです。でも特に、最後の「さよならのメッセージ」です。ハルカに、「バイバイ、日本にちゃんと帰るんだよ」って最後にメッセージを伝えるシーンがあるんですけど、そこは全部僕のアドリブです。監督に「台本どおりにしゃべらなくていいよ。ハルカに対するチェ・ガンの今の気持ちを言っていいよ」って言われたので、台本とは全然違って、僕のアドリブで思ったことをしゃべっています。

◆そういえば、台本の最初の方に「ハルカを見るしつこい目つき」って書いてありましたけど、、、

SHIN：しつこい目つきは、出来てます！（笑）しつこいです（といって、その目つきをやってみせる）。

◆チェ・ガンは本当はエイミーが好きなんだけど、ハルカに気持ちが揺れる…という感じなんですか？

SHIN：いや、１回エイミーにフラれて、ハルカに行って、そこでもフラれて、またエイミーに戻ってくるんです。その瞬間だけは本当にハルカに本気でした！でもフラれてからの切り替えが早いから、またエイミーにしよう、って（笑）。

◆SHINさんがチェ・ガンに共感できる部分は？

SHIN：チェ・ガンは劇団のムードメーカー的な存在なんですけど、僕もそんな感じじゃないかなと思います。CROSS GENEの中ではちょっと違うんですけど、だってメンバーの中ではサンミンがムードメーカーだから（笑）。

◆韓国ロケでの印象に残るエピソードはありますか？

SHIN：ほとんどがスタジオ撮影だったんですけど、１話のロケはおもしろかったですね。

◆ハルカとの待ち合わせのシーンですか？

SHIN：はい。ものすごく暑かったです。太陽の日差しを避けるためにパラソルがあるんですけど、ジェスとエイミーと僕の3人でパラソルの下で待っていました。僕が外で撮影したのはこのシーンだけです。

◆上野樹里さんの印象。刺激を受けたことを教えてください。

SHIN：樹里さんには100％刺激を受けました。今回の撮影で会う前に、CROSS GENEのライブを観に来てくださって、話をしたことがあるんですけど、同じ事務所の大先輩ですから緊張しましたけど、全然違いました。先輩と呼ばれるのが好きじゃないので、僕は「樹里さん」って呼んで、樹里さんは「SHINくん」って呼んでくれてます。フレンドリーで優しくて本当に親切な方です。刺激を受けたところは、樹里さんは主演だから毎日朝から晩まで撮影があって、疲れちゃうと思うんですけど、休み時間には台本を読みながら次のシーンのことを考えたり、今回は日韓の合作なので韓国語も話さなくちゃいけないから、ずっと練習しているんです。大先輩がずっと勉強、研究する姿を見て、自分自身を反省しながら、僕もこれからこうしていかなきゃいけないな、とすごく思いました。

◆樹里さんから直接言われたアドバイスってありますか？

SHIN：ふたりの日本語のセリフの呼吸が合わないといけないので、一緒にセリフの練習をしましたね。

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（text:Kiyori Matsumoto / photo:Akiya Uchida ）

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