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2015年11月12日 22:15

IUの解釈を批判した出版社側が公式謝罪・・・“表現の自由”を巡るネット論争、収束に向かうか

歌手兼女優のIUの最新アルバム『CHAT-SHIRE』の収録曲「Zeze」の歌詞について批判をしネット論争を巻き起こした出版社Dongnyok側が、4日に掲載した自身の見解について公式謝罪し、話題となっている。

10日、Dongnyok側は公式フェイスブックに「図書出版Dongnyokの公式立場」というタイトルの文章を掲載した。Dongnyok側は同掲載文で「解釈の多様性を尊重しなかった点に対し、謝罪いたします。ただ、原作者の意図と作者の意図を解釈し共感し、本を出版してきた弊社としては、また別の解釈を受け入れるのに違和感を感じ、関連したコメントを掲載するに至りました。どうか、先立って掲載した文章を一つの意見として思っていただけることを願います」とし、『わんぱく天使』のゼゼに対するIUの解釈について批判的な文章を掲載したことについて謝罪した。

さらにDongnyok側は様々な意見が出版社側に送られたことについて触れ、「皆様から送られた様々な意見を謙虚に聴取し受容していくつもりです。皆様の関心に感謝し、これからもよりよい世界を作るのに寄与できる本を出版していこうと思っております」と伝えた。

これに先立ち4日、Dongnyok側は新アルバム『CHAT-SHIRE』の収録曲「Zeze」の歌詞について「IUさん、ゼゼはそのような子どもではありません」というタイトルで始まる文章を公式フェイスブックに掲載、「虐待による痛みを抱える5歳のゼゼを性的な対象にしたことは非常に遺憾に思う部分」と述べ、IUの作品に対する解釈について批判し、ネット上で物議を醸していた。今回、出版社側が公式謝罪したことにより、“表現の自由”を巡るネット論争は収束に向かうのではと推測されている。

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