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2012年08月10日 22:09

SM-JYJの調停決裂、9月上旬にも最終判決

10日に専属契約を巡る訴訟で再調停を行ったSMエンターテイメントとJYJは、意見の相違を埋めることが出来ず、調停による解決ではなく裁判所の判決で今回の訴訟の結末を迎える見込みとなった。

今回の訴訟は、当初は先月19日にソウル中央地方裁判所で最終判決が下される予定だったが、再び調停に入り、きょう10日に再調停日を設けていた。

JYJ側の弁護士は韓国メディア「マイデイリー」に対して、調停を成立できなかったとし、9月6日か13日に最終判決が下ることになると明かした。一方、最終判決までは可能な範囲で両者間の自発的な調整を行うとしている。

当時東方神起として活動をし、現在はJYJとして活動を行っているジュンス、ユチョン、 ジェジュンの3人は2009年7月、3人の専属契約の効力仮停止を裁判所に申請。これにより、本訴訟で判決が宣告されるまでの期間、専属契約の効力を停止し、独自活動が可能という判決が下されたため、グループ「JYJ」を結成し現在活動を行っている。

その後2010年4月に、SMエンターテイメントはJYJ側に、専属契約の効力の確認と、JYJの訴訟によって発生した逸失利益の損害賠償を求めて提訴。JYJ側は同年6月、専属契約の効力不存在の確認と、無効な契約の下でSMエンターテイメントが得た利益の返還を求めて提訴し、現在に至る。

9月上旬に最終判決が下れば、JYJの活動の法的よりどころとなっている、SMエンターテイメントとの専属契約の効力仮停止状態の期間が終了するため、判決次第によってはJYJの活動への影響も考えられ、大きな関心が寄せられている。

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