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2016年09月08日 13:41

【独占インタビュー】Apeaceセヒョン、舞台『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』で演劇デビュー!①「自分以外の“人”になれることが演技の魅力」

9月7日初日を迎えた、劇団TEAM-ODAC第22回本公演『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』にApeaceのセヒョンが出演している。『うちのタマ知りませんか?』を原案に描かれる同作品は1 匹の猫「タマ」がいなくなった事で、子どもの頃に置いてきた、あの頃の自分を思い出し、「当たり前」だった今の自分に問いかける作品。

今回、劇中でセヒョンの兄貴分を演じるHRK、過去に数回、劇団TEAM-ODACの作品に出演している双子の兄弟、伊﨑右典・伊﨑央登の4人による対談インタビューをお届けします。

◆今回のそれぞれの役についてご自身との共通点も交えて教えてください。

伊﨑央登:倉持 よしおという役なんですけど、財閥の婿養子です。もともとは(HRK演じる)山城 源次郎の兄貴分でした。共通点と言えばスマートなところかな(笑)。

セヒョン:久城 サトシ役のセヒョンです。兄貴(山城 源次郎)が大好きで、兄貴の言うことなら何でもやるヤンキーです。共通点は・・・いや・・・本当にないです(笑)。本当に!初めて悪い感じで、別人を演じています。

HRK:山城 源次郎役のハルです。共通点は、僕も普段は完全な好青年なので真逆なんですが(笑)。昔から仕事場には年上の人が多く、自分自身に実の弟がいるので、そういうところでは兄貴分がいて弟分がいるというところは唯一役との共通点なのかな?と思います。

◆実の弟と弟分役のセヒョンさん、どちらがかわいいですか?(笑)

HRK:それは実の弟のほうがかわいいですね!(笑)

全員:あははは!

伊﨑右典:山田 うの吉役の伊﨑 右典です。今回の役はメインの役どころのさらに上の先輩役なので、この中では1番上の兄貴で兄貴肌のところは共通していると思います。またうの吉には自由で迷惑ばかりかける妹がいるのですが、迷惑ばかりかける兄弟というのは慣れています(笑)。

◆セヒョンさんは初舞台になりますが、この舞台の出演が決まった時の気持ちはどうでしたか?

セヒョン:すごく嬉しかったです。芝居に挑戦したくて、やりたかったお芝居をみんなの前で見せられるのが本当に嬉しいです。

◆いざ演じてみて、演技の魅力はなんですか?

セヒョン:自分以外の人になれることだと思います!

◆今作の登場人物はやんちゃな人が多いんですか?

伊﨑右典:たまたまここに集まった4人がやんちゃな役です。

伊﨑央登:僕は元やんちゃです。婿養子なので、真面目にならなきゃいけないので。

◆みなさんの知り合ったきっかけを教えてください。この仕事以前から知り合いでしたか?

伊﨑央登:セヒョンとはもともと共通の知り合いがいて、その人を通して知り合いました。セヒョンには以前、自分が出演した舞台を観にきてもらっていて、プライベートでも遊ぶ仲です。

伊﨑右典:僕はセヒョンとは今回の舞台を通して知り合いました。

HRK:ここにいるメンバーは全員アーティストなので、伊崎 右典さん、央登さんとはそっちの仕事の方でよく一緒になったことがあったので知っていました。

◆ゆくゆくは舞台関係なく、音楽での共演もしてみたいですか?

伊﨑右典:おもしろいですね!

伊﨑央登:みんな音楽作れるのでやれたらおもしろいですね!

◆劇中のセリフで好きな言葉、もしくは好きなシーンを教えてください。

伊﨑央登:仕事をし始めて大人にならなきゃいけない、いわゆる社会にもまれなきゃいけないと葛藤していて、それに対して「大人になるってつまんねぇな」と本音をもらすセリフがあるんですが、20代から30代って、これからどう生きようかと考える年齢でもあると思うので、その葛藤が表れているセリフで僕は好きですね。

◆大人になるのはつまらないと思いますか?

伊﨑央登:僕はそうは思わないですね。大人は大人の楽しみ方があると思います。

セヒョン:僕は、劇中でみんなが集まって紙飛行機を飛ばすシーンがあるんですが、そのシーンが1番ぐっとくるシーンです。素敵なシーンだと思います。

◆そのシーンはみんなの気持ちが1つになったというシーンなんですか?

セヒョン:そうですね。

伊﨑右典:それぞれの感情を紙飛行機にこめて飛ばすシーンなんですが、それぞれ紙飛行機に込める気持ちは違うと思うけど、「もう1回挑戦してみよう!」という気持ちはみんな共通しているのではないかなと思います。

セヒョン:僕は悪役だから、みんなが紙飛行機を飛ばしている後ろでそれを見ているのがつらいです!僕も一緒に飛ばしたいです(笑)

伊﨑央登:そのシーンに「紙飛行機は自由に空を舞う」というセリフがあるんですが、この舞台の中で1番耳に残るセリフだと思います。

HRK:僕は弟分のセヒョンとのシーンで「あんまり人を信じるなよ」と言って去っていくシーンです。

◆弟へのアドバイスとしてのセリフですか?

HRK:はい。今は弟分として僕を信頼してくれているけど、自分は過去に兄貴に裏切られていてその葛藤が表れているセリフだと思います。深い一言だなと思います。自分自身の経験とも重なって、セリフの中で1番好きで、大事にしたいセリフですね。

伊﨑右典:「好きなことができるうちは好きにしたらいい。それをちゃんと貫け」。自分自身、ずっと、今でも好きなことやりながら好きなことをしているので、そのセリフを人に言う事で初心を取り戻せます。劇中では妹にかける言葉ですが好きな言葉ですね。 (⇒もっと読む)

(interview:Kiyori Matsumoto / text:Tomoko Takeuchi)

【独占インタビュー】舞台『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』①
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