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2016年09月08日 13:42

【独占インタビュー】舞台『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』② 役作りのため、日韓のヤンキーの違いを話し合った。

劇中ではいなくなったタマを探しに行きますが、皆さん、猫好きですか?猫を飼ったことは?

伊﨑央登:猫はないですね。飼うなら犬がいいです。

セヒョン:僕も犬のほうが好きです。

HRK:僕は両方好きですね。昔捨て猫を拾って帰ったらものすごく両親に怒られて元の場所に戻しに行ったら、一緒に拾った友達たちが全員同じタイミングで泣きながら返しに来ていました(笑)。

伊﨑右典:僕は猫の方が好きですね。飼ったことはないですが、マンチカンが飼いたいです!(笑)

◆幼い頃、夢中で何かを探したエピソードはありますか?

伊﨑央登:冒険ですか?

伊﨑右典:できるはずのないことをしていましたね。イカダを作って関西空港のある方を目指しましたが10mで沈みました(笑)

セヒョン:僕は歌手になりたくて、その夢をずっと追ってましたね。オーディション50回程受けました。

HRK:僕は小さい頃は生き物が好きだったので、虫をずっと探してましたね。

◆練習中の印象的なエピソードは?

伊﨑右典:セヒョンがヤンキーではないのでいろいろ教えてますね(笑)。

伊﨑央登:日本の不良て、独特じゃないですか?

伊﨑右典:反対にセヒョンに韓国の不良はこんなことするの?とか聞いたりしてましたね。(ヤンキー座りを披露しながらセヒョンへ)コンビニでこんな座り方してる人いる?

セヒョン:いや。いないですね(笑)

伊﨑右典:日本のヤンキーって言ったらコンビニでこれ(再びヤンキー座りを披露)じゃないですか!

全員:うんうん。

セヒョン:へぇ~!

◆日韓のヤンキーについて話しあってたんですね(笑)。

伊﨑央登:そうですね。でも僕たちも『チング』(2001年公開の韓国映画)とか見てたので、ニュアンスはそんなに遠くないのかな、と思います。

伊﨑右典:結局“ç”·“って何?という話になって(笑)。

◆結局“ç”·“って何ですか?

伊﨑右典:結局“ç”·”って人生ですかね(笑)。

全員:あはは!!

◆お互いの演技から、刺激や影響は受けましたか?

伊﨑央登:ありますね。セヒョンが芝居に挑戦しているのを見ていると、自分が初めて芝居した時のことを思い出すし、人にアドバイスする事で自分も出来ているか振り返ることができますね。

伊﨑右典:セヒョンが出来ていないことを教えているうちに、自分もやっていないかも?と気づくことが出来ますね。

◆セヒョンさんは2人からどんなアドバイスをもらいましたか?

セヒョン:すごくいっぱいあります!いろいろ教えていただいています。自分の出番じゃない時も僕のシーンを見てくれてアドバスもくれて本当に優しいです。感謝してます。あと僕、映画『クローズZERO』(2007年)が本当に大好きで、2人の芝居を目の前で見れることが不思議で本当に嬉しかったです!Apeaceのメンバーも『クローズZERO』の演技を真似するほど好きです。

伊﨑央登:嬉しいですね。

◆Apeaceのメンバーは舞台が決まった時、どんな反応でしたか?

セヒョン:ソンホからは舞台を観に言って劇中に笑わせると言われました。他のメンバーもみんな喜んでくれたので、僕が頑張って他のメンバーが舞台の道に進むきっかけやみんなへのいい刺激になればいいと思います。

◆普段は男性ばかりですが、女性がいる稽古場はどうですか?

セヒョン:緊張しますね(笑)。それは冗談ですが、楽しいですね!Apeaceの控室は男ばかりなので(笑)。舞台の稽古場みんな仲良くしてくれて、何か戸惑っているときもみんな優しく話しかけてくれます。

◆そしていよいよ明日が初日ですね!いまの気持ちは?

伊﨑央登:お客さんに楽しんでもらえるようにやってきたことをやるだけですね。

セヒョン:ほかの出演者の方の足を引っ張らないように頑張ります。

HRK:僕も芝居は初挑戦に近いので、普段音楽を聴いてくれている人にいつもと違う部分を見せることができて、そして来てくれたお客さんが楽しんでくれたら嬉しいですね。

伊﨑右典:央登と同じですが、ここまでやってきたことを見せられればと思います。そして年齢も上の方なので、みんなが緊張しないでできるような雰囲気を作れればと思います。

◆では最後に、この舞台でどんなことを伝えたいですか?

伊﨑央登:僕たちがやってきてことを感じてくれて、よかったとかおもしろかったとか喜怒哀楽の部分で何かが揺さぶられるものを感じとってほしいと思います。

セヒョン:僕も央登さんと同じですね。舞台を見て感じてもらえたらいいです。

HRK:子供が見ても笑えるところがあるし、大人が見ても感じる部分がある舞台だと思うのでそれぞれが楽しんでそれぞれが何か受け取って帰ってもらえたらいいですね。

伊﨑右典:それぞれのキャラクターがわかりやすく見やすくなっているので、それぞれ役の気持ちになって素直に感じて見てもらえれば楽しめる作品になっていると思います。

(interview:Kiyori Matsumoto / text:Tomoko Takeuchi)

【独占インタビュー】舞台『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』①
【独占インタビュー】舞台『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』② 

『MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~』(再演)
劇団TEAM-ODAC第22回本公演/【原案】『うちのタマ知りませんか?』/【脚本・演出】笠原哲平(TEAM-ODAC)/キャスト:西村一輝、鏡憲二、伊﨑央登、外岡えりか、多田愛佳、日比美思、前田亜美、高品雄基、飯塚理恵、kyo-hey、泉大智、菅谷哲也、オ・セヒョン、HRK、別所ユージ、伊﨑右典 他
2016年9月7日(水)~11日(日)≪全8ステージ≫ 草月ホール≪草月会館≫》にて

◆ストーリー
満月の夜に 1 匹の猫「タマ」が屋上にいた。その後ろ姿はどこか寂しげ…。なぜか、その日からタマがいなくなった!
次の日から飼い主の岡本たけし君と、友達のエミちゃんは街中を探す大捜索が始まった!
しかし…たけし君たちは街の外れまで来て見知らぬ土地で迷子に。その頃、子供達を探す大人たちが大騒動!!
それに付け加え、3丁目の都市開発や、夏祭りの中止問題、空き巣事件に謎のプロレスラーとテンヤワンヤ!!
1 匹の猫「タマ」がいなくなった事で、子どもの頃に置いてきた、
あの頃の自分を思い出し、「当たり前」だった今の自分に問いかける。
そして、これからの自分を…。
TEAM-ODAC が描く、「うちのタマ知りませんか?」オリジナルストーリー!

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