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2017年01月10日 00:42

【撮り下ろし&独占インタビュー】舞台「伊賀の花嫁」② Apeaceのメンバーの舞台を観て「僕ならどんな感じかな?経験してみたい!」と思うようになりました。(ドゥファン)

では、ドゥファンくんについて。

水谷:前回の舞台「THE面接」を観にApeaceのメンバーみんな来てくれたけど、2回も来たのか!?ってホント驚いて。でも話したらすごくたのしくて。スンヒョクはひとりでやってたんだけど、みんなが日本の演劇に参加したらどんな感じなんだろうって思ったんだよね。ドゥファンは、すごく熱く見てくれてたんだよね。僕たち 日本人よりよっぽど 日本語をしっかり勉強してて、本当に深い。深いんだよ。こんな風に見てくれるんだ!って新鮮に感じたよね。ドゥファンは芝居の中で表現もいろんな方法論で考えて来るから、スンヒョクとは違う新鮮さがあって楽しいよ。

ドゥファン:ありがとうございます!

水谷:だから、最年少なんだけど、しっかりしてて、日本語をいっぱい知ってる。勉強熱心。だからヘップバンの2人 も、安心していられるんじゃないかと思います。

イルグン:僕が初めてドゥファン会ったのは、「韓流ザップ」のとき。本当に礼儀があって。僕が会う前、僕たちのリーダーさんがApeaceさんの曲を書いてて、縁があるんです。リーダーさんに聞いたら、「本当に礼儀がある」って言っていて、実際会ったら、本当に礼儀のある後輩でした。

ドゥファン:ありがとうございます。

◆では、イルグンくんについては?

水谷:癒し系ですよね。ドゥファンとインジュンが、ちょっとヤンチャ系なんですけど、ほんとちゃんと見ててくれて、役として日本語もちょうどいいくらいなんですよ。日本語もこのままでいい。まあ、演出家の方はいろいろ思うかもしれないけど、このまんまでいてくれたら、癒される。でもきっともっと上手くなっちゃうんだろうけどね(笑)。3人のバランスが良くて、このリーダーじゃなきゃダメだなと思う。優しいんですよ。すっごく優しい。

イルグン:ありがとうございます。

ドゥファン:僕は、同じ仕事をしている先輩ですし、昔からの縁がある関係なんですが、この舞台をきっかけに、いい仲間として、いい先輩として、関係を続けながら、これからも、いいものを一緒に作れたら嬉しいなと思います。

◆次の質問は水谷さんに。水谷さんから見たふたりをそれぞれを漢字一文字で表現すると?インタビューの最後にもう一度質問しますので、考えておいてくださいね。
 ã§ã¯ãµãŸã‚Šã¯ã€ä»Šå›žæ¼”技をやってみるきっかけは?

イルグン:TRITOPSの末っ子ユジュンくんが、何年かミュージカルをやっていて、それを観て、僕もやってみたいな~と思っていたけど、今回舞台に出演することが決まって、最初はとにかく先輩たちの荷物にならないように頑張ろう!って思いました。今は、不安がいっぱいですけど、頑張らなくちゃ!って気持ちです。

ドゥファン:最近Apeaceのメンバーの中でも、セヒョンを始めとして、スンヒョクお兄さんも活躍したし、そういう舞台を毎回観に行ってるんですけど、俺がもしあの舞台に立っていたら、俺ならどんな感じになれたかな?って思って。経験として、あぁ勉強してみたい!って思ったし、やってみたい!って言ってたんですけど、「じゃあ、勉強しようよ」って感じになってきて、ここまできました。いまだに不安がいっぱいあります。僕、すぐ落ち込むんですよ。稽古のダメ出しとかも、心に残って、「どうしよう」って不安になった時、スンヒョクお兄さんは「俺はもっとキツク言われてたよ。だからドゥファンはちゃんとやってるんじゃない?」ってフォローしてくれて、セヒョンは「もう少し余裕もってやればいよ」みたいに上から目線なんですよー!(笑)今は毎日稽古場に電車に乗って通ってるんですけど、「また怒られたらどうしよう」って不安なんです。

水谷:それは期待されてるからだよ!

ドゥファン:僕が「不安です」って言ったら、演出家さんが「じゃあ、もっと稽古においでよ」って言ってくださって、そういう一言にも「あ!もっとやらなきゃ!」って気持ちになりますね。

水谷:台本を持たなくなるのが、ものすごく早かったよね!そういうところにやる気を感じるよ!

ドゥファン:役者って、今まで僕が生きてきたのとは全然違う考え方や生き方の人になれるのがおもしろいと思って、台本を読んだ時に、これを自分自身にしないといけないって思いました。

◆水谷さんから二人に、演技についてアドバイスをするとしたら。

水谷:やっぱり舞台のおもしろみは、毎回決めずに自由にやったほうがいいよって僕は言ってるんです。ちゃんとやらなきゃいけないことはちゃんとやって、でも、もっといろんな思いついたことは自由にチャレンジして全然大丈夫!楽しい方向にいけばいいなと思いますね。芝居って、やっぱりすごく厳しいんですよ。芝居を作る監督は厳しいんです。でも、それで萎縮することではなく、気持ちは楽しくハッピーにやっていったほうがいいと思います。

ドゥファン・イルグン:わかりました!(⇒もっと読む)

(photo&text:Kiyori Matsumoto)

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