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2017年03月07日 01:43

【撮り下ろし&独占インタビュー】舞台「僕らのピンク スパイダー」出演、セヒョン(Apeace)松本岳、高品雄基(TEAM‐ODAC)座談会インタビュー開催!

3月9日に初日を迎える劇団TEAM-ODAC 第23回本公演「僕らのピンク スパイダー」にApeaceのセヒョンが出演する。ファンとhideとの間に生まれたリアルストーリーを元に脚本化した本作は悲しくも「愛」と「勇気」に満ちあふれたhideを想う、ファン達のストーリー!

今回、主演をつとめる松本岳と劇団TEAM-ODAC所属の高品雄基、そして3度目の舞台出演となるApeaceのセヒョンの3人による対談インタビューをお届けします。(*インタビューの中で、劇中のセリフに触れる部分があります)

◆今回の役について教えてください。

松本 岳:小山 秀吉(こやま ひでよし)という役です。優柔不断で物事も思い切って言えなかったり、自分の中ですごく葛藤している人間でhideさんの曲をきいて少しでも勇気をだそうとしている役です。ネガティブな役かな?ネガティブスタートで一歩踏み出しても結果挫折しちゃうような人物です。

セヒョン:韓国人のイム・スヒョンという役で工場で働いています。韓国の中小企業の息子で、日本に技術を学びにきました。でも実はhideさんが好きで音楽をすごくやりたいけどできなくて、物語の中でみんなに会って「好きなことをやりなよ」と言われhideさんを思って曲を書きます。

高品 雄基:僕は影野(かげの)という役で、一見すると駅員です。物語のスタートに出てきて、物語を出発させる役でもあるのかな?と思ってます。この作品の登場人物は言いたいことを言えない人が多い中、真っ直ぐに言える代表的な役で、真っ直ぐズバズバ言ってます。秀吉が抱えていることも代わりにズバズバ言っちゃいます。人を観察して勝手に自分の中で「こう思っているんだろうな」と考えるところが自分と似ているかな、と思います。

◆今回の舞台で共演したお互いの印象を教えてください。

松本:高品さんと共演したのは初めてですが、本当に好きです!台本を読んで高品さんの役のセリフを見てどうやって表現するのか気になってたんですが、本読みのときから本当に面白くて、「こうなるのか!」って勉強になりました。でも僕には絶対に出せない面白さ(笑)。セヒョンは本当に憎めない。まったく邪気がないから毒舌でも笑っちゃいます。そのキャラクターずるい!

高品:僕はとにかく“楽しもう”というスタンスでやってるんですが、岳も普段クールな顔の方が多いけどたまに見せるハッピーなところは自分と似ているなと思います。楽しい人を見ていると僕も幸せです。セヒョンは初めて見たとき(劇団TEAM-ODAC第22回本公演 『MOON & DAY~うちのタマ知りませんか?~』)の印象は怖かったです(笑)。というのも、役がチンピラだったからか目力が物凄く強く、更にはもともと体も大きいので、この子には勝てないなあと思ったのが印象的ですね(笑)。ただ、今回の舞台でのセヒョンは優しく、とてもまっすぐで素直な青年です。本当にまっすぐで可愛いです。僕が言うのも変ですが、セヒョンは素敵な役者。セヒョンに出会えて物凄く刺激をもらってます!これからも一緒に作品を作っていきたいと思ってます!!

セヒョン:岳君は初共演です。イケメンで、性格も不思議ちゃんで、すごく面白いです。韓国で放送が決まっている「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」(韓国放送名:「パワーレンジャー ダイノフォースブレイブ」)、岳君も同じシリーズに出ていてプロデュサーさんも一緒で面白い縁だな、と思います。主演なので芝居も上手で、稽古をやっていても見習うところや学ぶところがいっぱいあります。高品さんは2回目の共演で去年の舞台からお世話になっているんですが、すごく優しくて愛されキャラです。愛称が「しなっち」で、みんなの雰囲気メーカーです。

◆松本さんに質問です。主演と初めて聞いたときはどう思いましたか?

松本:プレッシャーはもちろんありました。嬉しいさもありましたが、嬉しいより不安の方が大きかったです。初主演なのでどういうふうな立ち振る舞いをすればいいかわからなくて、最初はどうしようと思ってたけど実際始まってみると先輩もいっぱいいるので、任せられると事は任せちゃおうかな、と。開き直りました(笑)。だからいま楽しくできているのかなって思います。(⇒もっと読む)

(photo&text:Tomoko Takeuchi)

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