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2017年03月07日 01:48

【撮り下ろし&独占インタビュー】舞台「僕らのピンク スパイダー」③ピアノを習っているのが恥ずかしくて、音楽の授業はわざと間違っていました(セヒョン)

hideさんの曲で1番好きな曲はなんですか?

松本:「ROCKET DIVE」かな。中学生の時によく聞いてましたね。

セヒョン:僕は最近よく聞いているので「ピンク スパイダー」かな。

高品:その時の状況で変わるんですが、今は1番聞いているのは「ever free」かな

セヒョン:あっ!「ever free」も好きです!

◆その曲が好きな理由は?

松本:中学校の文化祭でバンドを組んでやろうとしてた曲なんです。僕はボーカルだったんですが、先生に止められ結局文化祭ではできなかったので思い入れがありますね。

高品:歌詞が好きです。夢と自由の歌詞で、僕ら役者は夢を追って夢を与えている職業ですが、夢を手に入れるためには自由がなくなったり、でも自由をとると夢から離れたりする。うまいこといかないけど、夢と自由を行き来している。それこそが自由なんだなと思います。僕は楽しむってことしか考えていないので背中をおされる曲ですね。

セヒョン:hideさんの曲は歌詞を理解するのが難しいです。人によって解釈がちがうと思うけど、歌詞を見ると希望とか前向きな歌詞が多いので優しい人だと思います。

◆劇中でhideさんの曲を聴いて、みんな元気や勇気をもらっていますが、みなさんが日頃元気や勇気を出したいときに聴く曲は?

松本:なんだろうな?最近はヒップホップが多いです。

高品:いっぱいあるな。よく聴くのはフラワーカンパニーズの「感情七号線」かな。負け犬の曲なんです(笑)

松本:俺はなんだろうな。

◆落ち込んでいる友達に勧めるとしたら?

松本:田我流の「ゆれる」っていう曲がいいかな。テンションがあがります。朝に聴くのが1番いいです!朝いつも聴いています。

高品:僕も朝よく聞く曲があって、それがSUPER JUNIORの「スーパーマン」です。僕のなかでKpopは壮大でインパクトがあるイメージでこの曲はイントロから好きです。ライブバージョンとか歓声が聞こえるとテンションがあがります!

松本:そしたら僕ももう1ついいですか(笑)?ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」という曲がめっちゃいい曲です。イントロから気分があがります!

セヒョン:「ソラニン」いい曲!!僕は元気を出したい時は逆に落ち込む曲を聴きたい。元気な曲ではなくてバラードを聴きます。絢香さんの「幻想曲」ですね。

◆今回の舞台は勇気と愛がテーマだと思いますが、今までで一番勇気を出したことはなんですか?

セヒョン:オーディションですね。50回以上受けていますが、1番初めのオーディションを受けたことですね。中学校1年生の時にパク・ヒョシンの歌を聴いて歌手になりたいと思いました。それまでは音楽は好きではなくて6年間ピアノ習ってたんですが、親にむりやり習わされていたので恥ずかしくて友達には内緒にしていて、音楽の授業もわざと間違えて100点取れるのを30点とかにしてました(笑)

高品:この仕事ですね。大学3年生の就職活動を始める時、就職氷河期で震災もいろんなことを考えました。親には公務員になったほうがいいと言われ、体育の教員免許も取ろうかとも思いましたがやめて、周りが就職活動をしているなか事務所探しをしていました。事務所に所属した後も勇気がでなくて親に言えなかったんですが、舞台が初めて決まったときに車の中で母親にチラシを渡して報告しました。その時のドキドキはいまでも覚えています。

松本:お母さんは観に来てくれたんですか?

高品:うん。母親はいままでの舞台は全部観に来てくれてますね。

松本:僕はサッカーをやめる時です。小学校からずっとプレーしていて高校サッカー選手権も、1年生2年生ってレギュラーで全国にいったんですが、1番行きたかった3年生で負けていくことが出来なくてそこで燃え尽き症候群になりました。普通はそこで負けたら引退だけど、僕の高校は1年間浦和レッズとかサンフレッチェ広島とか一緒のプレミアムリーグをやっていたのでそっちの試合が2試合残っていて、練習行っても涙がでて辞めたかったけど後輩のために次につなげなきゃいけなかったので辞められず辛かったです。それが終って親に「サッカー辞めるわ」というのが怖かったです。親はずっと応援してくれていてプロに行くことを期待していたと思うので、言い出すのに本当に勇気がいりました。

◆後悔はしてないですか?

松本:後悔はしてないですね。

高品:いい選択だったんだね。

◆セヒョンさんは劇中で親に本心を言えない場面がありますが、実際勇気をだして言ったことはありますか?

セヒョン:中学校の時に外泊をしたいと言ったことですね。親がすごく厳しくて外泊がダメでした。でもその日は絶対友達と遊びたくて、友達が友達のお父さんの声をまねて電話をしたら僕のお母さんが騙されて外泊できました。母親にはいつか言おうと思ってましたが、この質問聞いて思い出しました(笑)

◆それでは最後にメッセージをお願いします。

高品:今回の作品はhideさんのファンの方からいただいたhideさんとの思い出をもらって作っているので、来てくれる方と一緒につくりあげるものだと思うんです。まだ自分が本番どういう心境で迎えるか想像がつかないんですが、やるからには全力で楽しもうと思います。観に来てくれる皆さんにはそれ以上に楽しんでもらえるように頑張ります。楽しみにしててください。

松本:今回は主演というのも嬉しいですし、プレッシャーもあるけど、稽古しているなかでこれ絶対おもしろい!おもしろいものになる!と思っているので、自分も頑張って命削るくらい演じるのでみんなに届けばいいなと思います。頑張ります!

セヒョン:本当に泣けるし笑えるし、すごく素敵な作品になっています。いま自分の悩みとか自分が迷っている事とかをこの舞台を観て1つでも解決できたら嬉しいなと思います。イム・スヒョンの役、そしてキャスト全員一生懸命演じますので、よろしくお願いします。

(photo&text:Tomoko Takeuchi)

【撮り下ろし&独占インタビュー】舞台「僕らのピンク スパイダー」座談会インタビュー1
 ã€æ’®ã‚Šä¸‹ã‚ã—&独占インタビュー】舞台「僕らのピンク スパイダー」座談会インタビュー2
 ã€æ’®ã‚Šä¸‹ã‚ã—&独占インタビュー】舞台「僕らのピンク スパイダー」座談会インタビュー3

舞台『僕らのピンクスパイダー』
【日程】2017年3月9日(木)~20日(月)≪全16ステージ≫
3月9日(木)18時30分~
3月10日(金)18時30分~
3月11日(土)14時~/18時30分~
3月12日(日)14時~/18時30分~
3月13日(月)18時30分
3月14日(火)18時30分
3月15日(水)18時30分
3月16日(木)18時30分
3月17日(金)18時30分
3月18日(土)14時~/18時30分
3月19日(日)14時~/18時30分
3月20日(月)14時~

~あらすじ~
それは自分の心の拠り所だったhideさんを愛してやまないファンが集まるhideのオフ会だった。
何年経っても、hideさんへの変わらない想い・・・「愛」がそこにはあった。
しかし、その仲間たちも、オフ会を離れると僕と同じように、
空しい世界に埋もれているようだった。
自分の惨めさ、悔しさ、葛藤、そして…悲しき想い。
そんな気持ちを救ってくれるのは、やはりいつもhideだった。
自分のことしか見えてなかった秀吉は大切な物を失いかけていることにも気がつかないでいた。
秀吉のこれから先に見えるものとは?進むべき道は?何のために?誰のために?
自らの人生に向かい合い、ほんの少しの勇気でもいい!
・・・・・・ポツリと「自らのジェットであの空へ行けるのかな?なあ!hideさん!!まだまだ、遊びたりねーよ!!!!」

劇団TEAM-ODACが大切に力を入れて送る!
悲しくも「愛」と「勇気」に満ちあふれたhideを想う、ファン達のストーリー!

【脚本・演出】 笠原哲平(TEAM-ODAC)
【出演】 松本岳、多田愛佳(HKT48)、小沼将太、高品雄基(TEAM-ODAC)、喜多修平、HRK(S☆RUSH)、オ・セヒョン(Apeace)、東ななえ(TEAM-ODAC)、飯塚理恵(TEAM-ODAC)、其原有沙、愛迫みゆ(愛乙女☆DOLL)、太田里織菜(愛乙女☆DOLL)、戸島花、いとう大樹(TEAM-ODAC)、ほか。(敬称略)

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