【映画インタビュー】Apeace、映画「僕らの青春白書」試写座談会②「都会から転校してきた女の子が雰囲気のめちゃいい曲を流しながら絵を描くんですけど、絵が下手すぎ！（笑）」（ゴンヒ）。

皆さんの高校生時代を振り返ってみてください。映画の主人公たちの高校生時代と比べて、どうでしたか？

スンヒョク：映画の高校は、田舎すぎて共感があまりできなかったです（笑）。方言が強すぎて、可愛いです。僕は、高校生の時、恋愛をしたことがないから、

スンヒョク以外：はっ！？

スンヒョク：アハハッ！恋愛したことありますけど（笑）、こんな派手な…彼女のためにケンカしたこともないし、彼女のために何かを犠牲にしたこともないです。アジトとか、あった？（メンバーに聞く）

ヨンウク：小学生の時はありました。友達と集まる場所は決まってました。

スンヒョク：ビリヤードとかボーリング場に集まって遊びました。

ゴンヒ：僕がこの映画で共感できたのは、可愛い女の子が転校してきて、みんなで盛り上がってところ。

◆皆さんの高校生の時はどんな感じでしたか？素敵なデートしてました？

ゴンヒ：高校生の時は、僕は全然勉強していなくて、学校に行ったら、出席だけ確認したら、あとはカラオケボックスに毎日行ってました。

ジュンシク：だから今、歌が上手いんですよ。

ヨンウク：僕はめちゃ勉強頑張ってたんですよ！それで有名な男子校に入ったんです。でも、その時もう練習生だったから、１年生だけど髪が長かったんですよ。そしたら、周りのお兄さんからの視線が熱すぎて、すごく怖かったです。男子校の隣に女子高があったんですよ！会える時間は食事の後のお昼休みの10分くらいで、恋愛してる人はみんな、その10分くらいで会ったりしてて、それがすごく羨ましかったです。

スンヒョク：僕は転校したんですよ。最初に入った高校が、あまりにもヤンキーの集まりみたいな高校だったから、ここにいたらダメだって思って、芸術や技術の専門の学校に転校したんです。転校する時、可愛い子いっぱいいるかなぁ？モテたらどうしよう？っていろいろ想像しました（笑）。で、転校したんですけど、僕は機械科に入ったので、男が150人くらいで、女の子が2人だけでした（笑）。それでガッカリしました。

ジュンシク：僕は、転校したかったです。高校生の時、僕のクラスに女の子が転校してきて、その子が僕と顔が似ていたんですよ。それでその子は「女性ジュンシク」ってあだ名で呼ばれていました。

◆自分と似た顔の女の子をどう思いましたか？

ジュンシク：僕は、ほんとに似てるかな？って見ていました。

◆好きになったりは…？

ジュンシク：全然ない。

全員：（笑）

ジュンシク：今は名前も覚えてません。

◆映画の中の好きなシーンを教えてください。

ゴンヒ：僕は。都会から転校してきた女の子が、雰囲気のめちゃいい曲を流しながら絵を描くんですけど、絵が下手すぎたところ（笑）。きっとすごい絵を描くんだろうなって思って見てたら、下手過ぎ！もう１つは、ジョンギルが女の子をケンカして、女の子が去ろうとした時に、女の子を捕まえようとしたら、下着（ブラ）を掴んでたところが印象に強く残ってます。

全員：あ～！

ヨンウク：そのシーンがすごく好きらしいです！

スンヒョク：僕はジョンギルさんが、転校生を好きになって、仲良くしたくて頑張ってるシーンの中で、ケガをして保健室に寄ったら暗くなっちゃって、女の子がひとりでめちゃ暗い道を帰ろうとしていたんです。ジョンギルが自転車で「後ろに乗れ、暗いから危ないよ」って言ったんだけど、女の子が無視するんですよね。そのときジョンギルが笑いながら、女の子の歩く道を少し先回りして、自転車のタイヤを回してライトをつけてあげて道を明るくしてあげているところ。そこから女の子の心も揺れたんじゃないかなと思う。　ホントにカッコいいな～！って思いました。僕もやってみたいけど、自転車あったかな（笑）。

ヨンウク：僕の好きなシーンは、お父さんのタバコのビニールの中にお母さんの写真が入ってて、「こうやってれば、１日20回見れるんだ」って言葉に胸が痛くなって泣きそうになっちゃいました。お父さんがお母さんを好きだったってことを初めて知ったシーンだったので。

ジュンシク：僕は好きなシーンではないんだけど、お父さんが浮気者だと思って見ていたら、実はお母さんが浮気してた、というのが印象に残ってます。ショック。（⇒もっと読む）

（photo&text:Kiyori Matsumoto）

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