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2017年07月28日 21:48

ソ・ジソブ主演・韓国ドラマ『ごめん、愛してる』&長瀬智也主演・日本版ドラマを徹底比較!「母と息子2人の三角関係」「恋の四角関係」をテーマに同ドラマの魅力に迫る(第3弾)

2004年に韓国で放送され社会現象を引き起こした俳優ソ・ジソブ主演の韓国ドラマ『ごめん、愛してる』は今なお韓流ファンを魅了してやまない名作中の名作だ。7月、TBSの日曜劇場で長瀬智也主演の日本版ドラマ『ごめん、愛してる』の放送がスタート!

韓国ドラマをこよなく愛するKpopStarz編集部ライターである筆者が、日本版ドラマの第1話から第3話までを視聴。第1弾、第2弾に引き続き第3弾では原作ドラマと日本版の違いを比較しながら、「母と息子2人の三角関係」「恋の四角関係」について考察、同ドラマの魅力に迫ってみる。

1.「母と息子2人の三角関係」の行方は?

原作では、主人公・ムヒョク(ソ・ジソブ)は実母ドゥリ(イ・ヘヨン)に再会するが、実の息子であるとは気づいてもらえないうえ、息子のユン(ジョン・ギョンホ)を溺愛する姿に捨てられた自分との差に衝撃を受け愕然とする。
湖で溺れたユンを助けたことにより、ムヒョクはユンの運転手兼マネジャーとして雇われることに。ユンは命の恩人であるムヒョクに頼りがいのある兄のような親しみを抱くが、ムヒョクの胸中は複雑だ。ユンを宝物のように扱い、もう一人の息子である自分をないがしろにする母に復讐するため、ユンに近づいていくムヒョクだが・・・

溺れたユンをムヒョクが飛び込んで助けるシーンや、兄弟2人でのシャワーシーンなど、デビュー前に水泳選手として活躍していたことでも知られるソ・ジソブの鍛え上げられた肉体も必見!
母の愛を一身に受け屈託なく生きるユンを妬ましく思い憎む一方で、血の繋がった兄弟であるユンへの兄弟愛を感じ始めるムヒョク。
2つの両極端な感情を見事に表現するソ・ジソブの眼差しの演技に魅了されることだろう。

日本版では、運転手として雇われた律(長瀬智也)にサトル(坂口健太郎)が親しみを覚え2人で仲良くゲームをする姿、律が湖に溺れたサトルを助ける姿などが印象的であった。長瀬智也が憎しみと兄弟愛の狭間で苦悩する律の複雑な感情を好演している。

2.「恋の三角関係」から「恋の四角関係」に発展?!

ユン(ジョン・ギョンホ)は身の回りの世話からミンジュ(ソ・ジヨン)への恋愛相談まで幼馴染のウンチェ(イム・スジョン)に頼り切りだが、ウンチェの想いにはまったく気づかない。報われない愛に疲れ果てたウンチェはゴシップ記事をきっかけに、ユンから離れることを決意。一方、ムヒョク(ソ・ジソブ)はユンを陥れるため、ミンジュに接近。ミンジュは正体の知れない危険な男に惹かれ始める。
ウンチェ(イム・スジョン)がいなくなって初めてウンチェの大切さに気付くユン(ジョン・ギョンホ)だが、ウンチェは自分と似た孤独を抱えるムヒョクに惹かれ始めていた・・・

複雑に絡み合う4人の四角関係がどうなっていくのか、愛を求め彷徨う4人の切実な姿からひと時も目が離せないであろう。ユンとミンジュのカップルが、惹かれ合うムヒョクとウンチェ2人にどのように関わっていくのかにも注目だ。

日本版では第3話で、律(長瀬智也)は母(大竹しのぶ)の過去のスキャンダルをしつこく追及するフリージャーナリスト加賀美(六角精児)に暴力を振るい留置場に収容されてしまう。そんな律に興味を覚える塔子(大西礼芳)。
釈放された律(長瀬智也)は迎えに来た凜華(吉岡里帆)に膝枕をして子守歌を歌ってくれと懇願。子守歌を聴いた律は涙を流し、凜華に不意打ちキスをする。
母親の無償の愛を求め続ける律(長瀬智也)の切実な姿に触れ、心が揺れ始める凜華(吉岡里帆)の姿が印象的だった。これから男女4人の関係がどう変わっていくのか見守りたい。

以上、「母と息子2人の三角関係」「恋の四角関係」について考察してみた。
韓国版、日本版とも、愛を切実に求める母と2人の息子、4人の男女の複雑に絡み合う人間関係を中心に、律の出生に関する過去の秘密を絡めながら物語が進行していく。
この夏、同ドラマで描かれる残酷すぎる真実と運命に翻弄される彼らの姿を通じ、人間が生きるために必要なものとは何か深く考えさせられる機会となることであろう。

人気俳優ソ・ジソブが主演を務める原作ドラマ『ごめん、愛してる』は現在、インターネット放送局であるAbemaTVの「韓流・華流チャンネル」で絶賛放送中。

(text:Akane Tanaka)

 ä»Šé€±ã®åœŸæ—¥ã§8話と9話の見逃し放送
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