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2017年07月30日 23:01

【撮り下ろし&独占インタビュー】4月末でCODE-Vを脱退したウシクのDVDが7月26日発売された。CODE-Vの活動が残り数日の4月末に行ったウシク最後の独占インタビュー!

今年4月末でCODE-Vを脱退したウシク。
CODE-Vに在籍した約3年間の想いや活動を振り返るメモリアルDVD「WOOSIK 1172days~Thanks For MIRACLE~」が7月26日発売された。
4月末、CODE-Vの活動が残り数日のウシクと行ったフォトセッションと独占インタビューをお届けする。

ーもう決心は揺るがないですか?気持ちは変わらないですか?

ウシク:はい。僕に「KpopStarz by AWA」のMCという大きなチャンスをくださって、後半はすごく嬉しかったです。ありがとうございました。今から詳しく話しますね。レッツゴー!(笑)

ーでは、今回脱退を決意するまでの気持ちの流れを教えてください。いつぐらいに考えるようになって、最終的にどうして決意したのか、経緯を教えてください。

ウシク:最終的になんで僕がこういう決断をしたのかっていうと、僕は幼稚園の頃から親と住んでいなくて、おばあさんとおじいさんとソウルの仁川(インチョン)住んでいました。僕にとってはおじいさんとおばあさんが、お父さんお母さんみたいな存在で、僕にとっての親なんですね。両親は地方に住んでいました。最近、おじいさんが亡くなってから、おばあさんの心も体調も、目に見えるくらい良くなくて、今はおばあさんの周りでケア出来る人がいないんです。僕は子供の頃から、頼れる人がいなくて、家族のことですごく悩んでいた時期もあります。両親が離婚してからは、お母さんには全然会っていません。僕が日本でCODE-Vとして活動してることも知らないと思います。僕が頼れるのは、おばあさん。だからおばさんのことが大好きでした。でも、すごく貧しかったんです。僕はおばあさんに育ててもらって、昔からたくさんもらってきたのに、今誰もおばあさんのそばにいなくて、不安なんです。おじいさんも突然亡くなってしまって、いつどうなるのか、本当にわからないんだなって思いました。妹がいるんですけど、今は仕事で地方なんです。誰もおばあさんの周りにいなくて、僕も日本で歌手として成功もしたいし、僕が全部を諦めるということではなくて、家族で分けてやれればいいんですけど、なかなかそうもいかなくて…去年の年末から、メンバーやスタッフさんたちと相談しました。それで最終的に、僕がおばあさんのところにいてあげることが、僕が後悔しないことかもしれないと思って、決断しました。

ーでも、その決断と引き換えに、CODE-Vを辞めることも後悔は大きくないですか?

ウシク:大きいんですけど…。おばあさんが骨折したのに誰もそばいになくて、病院にも行けなかったり、80歳の誕生日の時も誰も来なくて、おばあさんがひとりで…それを聞いた時に胸が痛かったです。記念日なのにひとりで寂しくさせちゃって。

ーCODE-Vをやりながら、おばあさんの面倒をみることを両立させることは、可能性的難しかった?

ウシク:一番は僕の気持ちです。ずっとおばあさんを心配のまま、ファンの皆さんの前では笑わなくちゃいけないし、元気な姿だけを見せたいから。僕って意外に簡単な性格で、ファンの前では全部忘れて、わー!って明るくやれるんですよ。でも、その後に、家でひとりの時間を過ごす時に、辛さが倍になっちゃって、どんどん苦しくなってしまったんです。

ーメンバーの誰に最初に相談しましたか?

ウシク:ナロさんです。「一緒に考えてみようよ」って言ってくれました。どうしたらいいのか、いろいろ相談しました。サンウさんもリーダーだから、一言一言真剣に考えて言ってくれたし、ルイさんもそうです。ソルさんは兵役から帰ってきたばかりで申し訳なかったんですけど、みんなに相談にのってもらいました。でも、メンバーがどうにかしてあげれることじゃないから、本当に申し訳なかったです。

ーいっしょに苦労してきたテフンくんはショックだったんじゃない?

ウシク:そうですね。テフンはショックだったと思います。でもテフンは「最終的にウシクさんが後悔しなくて、韓国で元気に過ごすことが出来ることを、僕は願いますよ」って言ってくれました。

ー脱退することを発表してから、今の気持ちは?

ウシク:発表はしたけど、今はまだCODE-Vの活動中だから、正直わからないんですけど…でも、CODE-Vの活動が終ったら、僕は後悔するんですよ、たぶん。だけど僕が決めたことなので、自分がこれから幸せに生きていくしかないかなと思います。

ー歌手になるということは、子供の頃からの大きな夢だったわけですよね?その夢を掴んだのに、いったん捨てるという決断は、大きいんじゃないですか?

ウシク:来年、軍隊に行かなくてはいけなくて、そのタイミングも考えて、ということもあります。軍隊は2年だから、おばあさんをケアしてくれる人がいなくなる中、この1年だけでも、僕がおばあさんをケアしてあげたいという思いが強かったんです。

ー兵役については話せることはありますか?

ウシク:まだわからないんですが、陸軍か…、僕はおばあさんと住んでる時間が長いので、書類を用意して審査に通れば、公益になって、おばあさんの近くにいれるかもしれません。

ーCODE-Vを辞めてからの仕事は?

ウシク:バイトすると思います。今はなにも決まってなくて、本当にどうすればいいんだろうって、いろいろ考えています。

ー大好きな歌を歌ってお金を貰うのと、まったく関係ないバイトでお金を貰うのでは、感じ方も違うような気がします。

ウシク:そうですよ!違います。全然違いますよ!それを覚悟しています。(⇒もっと読む)

(photo&text:Kiyori Matsumoto)

CODE-Vウシク、脱退直前独占インタビュー(1)
CODE-Vウシク、脱退直前独占インタビュー(2)

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