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2018年06月13日 01:43

【撮り下ろし&独占インタビュー】Apeaceドゥファン、卒業直前インタビュー!(1)「誰かを守ってあげれるような、支えてあげれるようなことをしたい」

Apeaceのドゥファンが6月末でApeaceからの卒業する。
KpopStarzは、ゲームVaingloryで日本一を目指す番組「Vainハムニダ」、「KpopStarz by AWA」のドゥファンの突撃インタビューコーナー、映画座談会、舞台インタビュー、ドゥファンがバックステージをレポートしたメトロシティのファッションショーなどさまざまな仕事を一緒にやってきた。

5月31日北沢タウンホールで開催された「ドゥファン&セヒョン’s LIVE」の昼公演と夜公演の間に、ApeaceのドゥファンとしてKpopStarz最後の独占インタビューを行った。

◆Kpopstarzと一緒にやった仕事がたくさんあります。特に印象に残ってる仕事は?

ドゥファン:「Vainハムニダ」!この番組が、僕がメインになってKpopStarzとやった仕事として、ほぼ最初の仕事って感じですよね。初めてだったので、本当に楽しかったし、今までやってきた仕事とは種類が違うじゃないですか。Vaingloryというゲームをファンの皆さんと一緒にやりながら、笑える。そしてApeaceとは違う世界の人たちとも出会えて、アイドルじゃないドゥファンが楽しめた番組だったなぁって思います。いきなり終わっちゃったのが淋しかったですね。

◆TOKYO GAME SHOW2016 のエキシビションマッチにも出場しましたよね!

ドゥファン:はい!楽しかったですね。

◆ハンデをたくさんもらったのに、最後まで先生たちに勝てませんでしたね。

ドゥファン:やっぱりプロの世界はハンデなんか関係ないですね!(笑)。だって例えば、歌だったら、先生やはねたんにハンデあげても歌は僕が勝てるんじゃない?(笑)

◆おぉ!やっぱり自分のフィールドではプロの自信!

ドゥファン:はい。だから、ゲームの世界のプロに僕たちが勝っちゃったら、おもしろくないでしょ。先生は最後まで僕たちの先生としているためにもね!生徒としての気持ちです(笑)。

◆ゲームの先生・ディバインブラザーズと一緒にApeaceの「HERO」を踊りましたね~!

ドゥファン:頑張って踊ってもらって、嬉しかったです、ほんとに!ライブも観に来てくれたり、あとね、ディバインブラザーズのお母さんがApeaceのことをかわいがってくれて!仕事の相手だけど、人としてかわいがってもらえて、人として、こういうことをしてあげたいって気持ちが伝わったので、それが本当にうれしいですね。

◆KpopStarzの仕事の現場では、「Vainハムニダ」も、このまえの「韓流NEXT」の撮影もそうでしたけど、ドゥファンくんにはいつもメンバーとスタッフのパイプ役として動いてもらった印象が強く残っています。

ドゥファン:あぁ、そうですね。

◆現場では意識して動いていたのですか?

ドゥファン:結構僕、声がデカいし、声が通るんですよ(笑)。僕たちは人数が多いので、スタッフの方に内容を聞いて、僕が韓国語でメンバーみんなに伝えるっていう形になってますね。スタッフはもちろんメンバー中心に動いてくれるんですけど、現場に入るとスタッフっていろんなことに気を使って、いろんな動きをしないといけない。そういう中で、ひとりのメンバーがちゃんとわかっていて、こうするんだよってことをメンバーに伝えてあげることによって、スタッフも楽になるし、メンバーも現場のことがちゃんとわかってスムーズにまわせるんじゃないかなって思って。

◆そのドゥファンくんの自主的な役割にやりがいも感じてましたか?

ドゥファン:やりがいっていうよりも、とにかく現場を早く回さなくちゃいけない!現場って、朝早くに入って、1分1秒が惜しいくらいでしょ。12人のメンバーが準備をして、1つの番組を収録する現場って、必ずバタバタするでしょ。できるだけスムーズにやりたくて。僕、気が短い性格なので(笑)、いつも一番先に準備が終わっちゃってるからね(笑)。

◆そういえば、ライブが終わって、関係者と挨拶する時も、いつも真っ先に控室から出てきますよね。

ドゥファン:ほんとはメイクのリタッチとかやらなくちゃいけないから、僕はアイドルとしてダメかもしれないんだけど、汗をかいたら拭けばいいじゃん!って。それよりもライブが終わった勢いで挨拶に行きたいんですよね。

◆さて、ドゥファンくんが6月末でApeaceを脱退することになりました。いつくらいから考えていたのですか?

ドゥファン:いつからってのは、この瞬間とか、これがきっかけでとかはなくて、アイドルという仕事を7年間やってきて、常に何かを求めていかなくてはいけなくて。

◆結果を求めていくという意味?

ドゥファン:うーん、、、例えば、今日ひとつのライブが終わりました。また次のライブの予定があって、常に自分のおしりをたたきながら、自分だけじゃダメなときは、お兄さんたちに引っ張ってもらいながら頑張るという生活でやってきたんですけど、この仕事をやりながら感じたことは、限られた世界で、いろいろな方々に守ってもらい、自分の器で自分がどこまでできるのか?どこまで人としてちゃんとしているのかを、そういうのを吐き出せる場所がない。そう思ったんです。

◆やってもやってもどこまでも終わりが見えない感じ?

ドゥファン:まあでも仕事ってそういうものでしょ。楽しいし、やっていきたい仕事でありながら、でも他の経験もしてみたいという自分の欲張り、ですかね。この芸能界、誰かに守ってもらう、誰かに支えてもらう、でもそういうんじゃなくて、どっちかと言うと誰かを守ってあげれるような、誰かを支えてあげれるようなことをしたい。

◆なるほど。でも、舞台に立っている時、表舞台でスポットを浴びているとき、すごくイキイキしていましたよ!

ドゥファン:もちろんです!Apeaceをやっていた時間は1秒も後悔したことがないです。

◆一般人になりたいという発言の記事も見ました。

ドゥファン:一般人っていうのはちょっと違うかな(笑)、芸能界とは違う世界に行こうと思っています。

◆それは「しばらく」ということですか?

ドゥファン:ううん。一旦じゃなくてずっと。芸能界イコールApeaceだし、Apeaceをやめるイコール芸能界をやめることだから。たぶん今後も芸能界は考えていない。全然違う所で、今とは全然違う自分を見つけることが、Apeaceを卒業してからの自分の課題だと思います。どんな自分になるかは、僕も今はわかってなくて、期待と不安が半分。(⇒もっと読む)

(photo:Kiyori Matsumoto,Tomoko Takeuchi / text: Kiyori Matsumoto)

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