ニュース
2018年06月14日 08:11

【撮り下ろし&独占インタビュー】セヒョン(Apeace)卒業直前インタビュー!(1)「シンガーソングライターの夢が自然と小さくなったときに、芝居・演技という新しい刺激にであった」

Apeaceのセヒョンが6月末でApeaceからの卒業を発表した。
KpopStarzは「僕らの詩」からはじまり、Vaingloryの番組「Vainハムニダ」、「牛乳占い」などさまざまな仕事を一緒にやってきた。演劇の舞台に出演が決まった時には欠かさずインタビューを行い俳優としてのセヒョンもクローズアップしてきた。

5月31日北沢タウンホールで開催された「ドゥファン&セヒョン’s LIVE」の昼公演と夜公演の間に行ったApeaceのセヒョンとして最後のインタビューになる卒業直前の独占インタビューをお届けする。

◆KpopStarzとセヒョンさんは一緒にやってきた仕事がたくさんあります。
オリジナルの詩を書いてもらった「僕らの詩」、「彼女カメラ」、「映画座談会」、「Vaingloryの番組『Vainハムニダ』」、「牛乳占い」、舞台や「キョウリュウジャー」の単独インタビュー、AWAやSELFISHへの出演など、、、。その中で印象に残ってるのは?

セヒョン:どれも印象に残ってますね。

◆どれか1つあげるとしたらどれですか?

セヒョン:どれも困った記憶で印象に残ってます(笑)。今までやってきたインタビューと違ったり、詩を作るとか彼女カメラとか全部初めてのことが多かったので。だからそういうのでどれも印象に残ってますね。

◆ここにセヒョンさんに書いてもらった「僕らの詩」があります。

セヒョン:(読みながら)わぁ~いろいろ書きましたね。

◆改めて読んでみて、今1番好きな詩はどれですか?

セヒョン:「別れるには美しい日」かな。1番詩っぽく書けたかなって思います。

≪「別れるには美しい日 」 2015年10月13日公開≫

헤어지기엔 아름다운 날
그대를 떠나보내고 돌아오는 길
소나기는 차갑게
온 세상을 적셨다.
그냥 모든 것에 끝이 있다는게
믿겨지지 않았다.
소나기가 그친 뒤,
'무지개'와 '산'과 '바람'과 '들판'
끝이 있기에
아름다운 것들이 보이기 시작했다.
그대와 헤어지기엔 아름다운 날
그대를 떠나 보내기엔 아직 아름다운 날


(翻訳)
別れるには美しい日
君を手放した帰り道
通り雨は冷たく
全世界をぬらした。
ただ、すべてのものに終わりがあると言う事を
信じられなかった。
通り雨が止んだ後、
「虹」と「山」と「風」と「野原」も
終わりがあるから
美しいものに見え始めた。
君と別れるには美しい日
君を手放すにはまだ美しすぎる日

◆今の心境は近いですか?

セヒョン:いや・・・あ!でもそうかも・・・そうかもしれないですね。終わりなんだけど、終わりたくはないんだけど別れるから美しい新しいものが見えるという気持ちをこめて書いたので。でもこの詩は恋愛の別れを書いたものです(笑)。でも、どの詩も今の気持ちとちかいですね。

◆Vaingloryの番組「Vainハムニダ」では「東京ゲームショウ2016、Vaingloryのエキシビションマッチ」に参加しました。

セヒョン:負けましたけどね(笑)。

◆はい(笑)。先生たちには一度も勝てなかったですね。東京ゲームショウという大きな舞台に立った感想は?

セヒョン:楽しかったです!子供の時とか男の人はゲーム好きじゃないですか。特に韓国は携帯ゲームとかPCゲームが流行ってるんですけど、子供の時からみんな同じテレビを観てきたりゲームをやってきたりするんですね。そこに出てくるプレーヤーを見て憧れて出たいなって思ったので、実際自分がその場にいることが不思議でしたね。

◆先生たちとApeaceの楽曲「HERO」を踊ったのは覚えてますか?

セヒョン:(笑)。覚えてます。やばかったですよ。めちゃくちゃで(笑)。

◆「牛乳占い」は自分の女性のタイプが占いになったものですが、これを作るよって聞いたときはどう思いましたか?

セヒョン:よく考えるなーKpopStarz!よくやるなーって思いました(笑)。

◆100点満点の女性は現れましたか?

セヒョン:まだいないですね。100点は難しいでしょ!

◆何点以上の女性だったら合格?

セヒョン:いや。そういう基準はないです。これは理想です。自分の理想はみんなありますよね?だからこれはただ希望!希望です!希望なだけなので別に1点でもいいです。

◆ファンの方からの反応はどうでしたか?

セヒョン:「私何点だったよ」と言われましたね。90点の人には「嘘つくなー」とか言ってました。逆に「私は見た目で何点?」と聞かれることも多かったですね。あなたは「0.1点です」とか言ってましたね(笑)。

◆映画座談会は覚えてますか?

セヒョン:覚えてます!CODE-Vのお兄さんたち。解散を発表しましたよね。テフンとはこの時初めて出会いましたがいまでも時々連絡してます。テフンもこれから頑張ってほしいです。

◆SOLIDEMOとも一緒に映画座談会をしてますね。映画をみて話すことは普段ないと思いますが印象に残っていることはありますか?

セヒョン:そうですね。SOLIDEMOはみんな日本人なので、やっぱり考え方も違うし、(映画の)見方も違うしそういうのを話してて、友達と話しているみたいで楽しかったです。

◆今後は俳優メインの活動を考えているという発表がありました。KpopStarzはセヒョンさんの舞台前のインタビューをいつもやってきました!以前インタビューで俳優の魅力にはまったきっかけはApeace主演映画「Once again」だと聞きましたが、もしあの映画がなかったら今の選択はなかったですか?

セヒョン:どうですかね。(考え込んで)うーん。難しいな・・・。すごく難しい・・・。けど、でも僕はたぶん神様が作ってくれた機会だと思うので、たぶんこの映画がなくても何かのきっかけで俳優の道には来ていたのかなと思います。

◆以前は、シンガーソングライターが夢だと言っていました。その夢が俳優に変わったきっかけはありますか?

セヒョン:Apeaceがやっている音楽と僕がやりたかった音楽が違ったんです。でもずっとグループにいるし、難しいのがやっぱり団体生活なので、そこでわがまま言えなかったのです。まだあの時は幼かったからというのもあります。Apeaceの活動を続けていくうちにシンガーソングライターの夢が自然とこう小さくなったときに、芝居・演技という新しいチャレンジというか刺激にあって、そこで僕はまた考えるようになりました。あの時より大人にもなってます。でもいま本当に演技をやってて楽しいし、もっともっと学びたいし、そういうきっかけだったと思います。でも、歌ももちろん好きです。いま思えばあの当時は僕ひとりでやるのは難しかったなって思います。やっぱりタイミングなんだと思います、人生は。その当時は毎日公演もあったし、いろんなメンバーもいてグループの活動がメインでした。でも芝居をやるようになって個人の活動もみんな増えたし、そういうのもあってタイミング的に今があるんじゃないかなと思います。(もっと読む⇒)

(photo:Kiyori Matsumoto/ text: Tomoko Takeuchi)

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.