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2018年06月14日 08:11

【撮り下ろし&独占インタビュー】セヒョン(Apeace)卒業直前インタビュー!(2)「僕のことをみなさんが自慢できるくらい本当にビックになってからまた日本に来たい」

KpopStarz日本語版が行うApeaceセヒョンの最後のインタビュー、後編。

◆続いてApeaceについてお伺いします!まず、Apeaceの好きなライブは?

セヒョン:ZEPP(「APEACE THE 21 LIVE“3 JEWELS”2013.8.20 ZEPP TOKYO」)が1番ですね!初めての、人生で始めてのあんな大きい会場といっぱい集まった人を覚えています。あとは国際フォーラム。これはApeaceだけのイベントをやった場所なんですけど、そんなに集客はなかったんですよ。でも、このイベントの前に僕が絢香さんのライブを国際フォーラムに観に行ってました。満席で後ろの席で観ました。そのあとにこの場所のイベントが決まって楽屋とか舞台とか同じ場所にいるのが不思議でした。そして7周年ライブですね!

◆Apeaceで好きなダンス曲は何ですか?

セヒョン:「千年の誓い」です。

◆セヒョンさんは、ここ数年ダンスにも力を入れ始めたように感じます。

セヒョン:そろそろやらなきゃヤバいなって思ったんです(笑)。

◆そうだったんですね(笑)。いつ頃から思いましたか?

セヒョン:シアターを締めて外に出て、これじゃまずいなって思いました。今でもダンスが好きじゃないんです。でもわがままもダメだなってそこで気づいたんですよ。当時は本当に頑張らないとApeaceがヤバいと思いました。2014年の6月でメンバーが結構辞めて、12月でシアターを締めて2015年から外でやってきて、「いや~これじゃまずいだろ」って思ってそこから頑張ってきました。自分のわがままだった性格も変わってきました(笑)。

◆いままでオリジナル曲をいくつも発表してましたよね。

セヒョン:はい!

◆今のセヒョンさんが思うオリジナル曲best3を教えてください。

セヒョン:うーん。3番が「いつもそばに」ですね。理由はメンバーもみんな好きって言ってくれてるし、ファンの皆さんも覚えててくれてるのでこの曲ですね。うーん、2番は・・・「朝が来る前に」かな。

◆舞台(劇団TEAM-ODAC第23回本公演「僕らのピンク スパイダー」)のために作った曲ですね。

セヒョン:はい。これは本当に作るとき自分じゃなかった!「hideさんを思って書いてください」ってhideさんの本当の弟さんで事務所の社長さんが言ってくれて、これは本当に軽く思っちゃダメだな、という思いで作っていったんですけどすぐできました。

◆舞台前の単独インタビューでは2日間で作ったと言ってましたね。

セヒョン:2日ぐらいですね。本当にすぐできました。歌詞も曲もすぐ出来て今でもどうやって作ったのか覚えてないです。自分じゃなくて、なにか降りてきた感じです。

◆では1位は?

セヒョン:1位はやっぱり「花びら舞い落ちる季節」。初めてのお母さんへの曲だし、やっぱりお母さんが苦労しながら僕を支えてくれたので今があると思うし、そういう思いが詰まった、そして込めた曲なのでどれにも勝てないという感じです。

◆未発表曲はありますか?

セヒョン:いっぱいありますよ!これダメだなって思った曲もあるし、捨てた曲も何曲もあるし(笑)。やろうってなってやらなかった曲もあるし、いっぱいありますよ。

◆それを発表する機会は?

セヒョン:いつかはあるんじゃないですかね?いつかは。10年後とかかな?

◆今年のバースデーライブで発表した新曲「この先に何があるとしても」はメンバーへの曲だと言っていましたが、Apeaceを卒業することを決めて作った曲ですか?

セヒョン:そうですね。卒業が決まって作りました。やっぱりメンバーに申し訳ない気持ちもあったんですけど、振り返ってみたら1番大変なときとかメンバーで話さないといけないときとか自分が結構言ってたんです。「やろう」とか「諦めないで」とか「もうちょっとやってみよう」とか。でも自分がいまApeaceを離れることになった。そういうのが本当にメンバーとファンに申し訳ないと思ってます。メンバーは誰よりも苦労してるし、本当に頑張ってきてるので、感謝の気持ちと思い出をのせた曲を一緒に歌いたかったんです。

◆メンバーへのプレゼントですね。

セヒョン:はい。本当に、タイトルみたいに「この先に何があるとしても」僕らは大丈夫という思いを込めた曲です。

◆卒業を発表する前のライブで何回か涙をみせていましたが、あのときはどんな気持ちでしたか?

セヒョン:それは卒業とは関係ないです。本当に僕は感情が豊かです。性格的によく泣くんです。1人でいる時とか映画やドラマとか観ても泣くし、結構感情にくることが多いんです。なんでかな?苦労したからかな(笑)。歌って人の感情とつながるときもあるじゃないですか。歌詞の意味もあるし。一生懸命深く感情を込めたら泣いてましたね。だから卒業とは関係ないですね。

◆セヒョンさんにとってApeaceの7年間はどういう時間でしたか?

セヒョン:10代と20代をほぼつかってここに全部集中してきたものなので本当に宝物ですね。宝物です。この宝物があるから、7年間やった経験があったから次の僕がいると思うし、もっともっと挑戦したという気持ちがあると思います。だから本当に宝物・経験です。

◆では最後に7年間応援してきてくれたファンのみなさんへメッセージをお願いします。

セヒョン:7年間本当にお世話になりましたが、これからもお世話になります(笑)。日本は僕にとって第二の故郷だと思っているし、僕の人生にとって日本はないと困る、そういう自分にとって大切な国だし、みなさんは僕にとって大切な存在です。韓国で活動していたとしても絶対に日本のファンを忘れることはないです。日本でもやりたいと思っていますが、でもそれは僕のことをみなさんが自慢できるくらい本当にビックになってからまた来たいなっていう思いもあります。僕も日本で僕が出演する作品が流れるように頑張りますので、温かく見守ってくれたら本当に嬉しいなっていう気持ちです。これからも応援宜しくお願い致します。

(photo: Kiyori Matsumoto/text:Tomoko Takeuchi)

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