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2018年07月12日 15:24

【レポート】イ・スンギ除隊後初来日!約4年ぶりとなるファンミーティング 『2018 LEE SEUNG GI FANMEETING in Japan』開催!(1)

2016å¹´2月の入隊から約20か月の服務を終え昨年10月に除隊した“元祖・国民の弟”イ・スンギ。歌手としてデビュー後、ドラマ・バラエティなどマルチな活躍を見せ好青年のイメージで幅広い年齢層から愛されている。除隊後もドラマ、バラエティなど精力的に活動を繰り広げているイ・スンギが除隊後ファン待望の初来日!5月31日に東京・中野サンプラザで開催されたおよそ4年ぶりとなる日本ファンミーティングの模様をお届けする。

スッキリとした黒のパンツに白のタキシードジャケットを羽織ったイ・スンギが「僕の女だから」を熱唱しながら登場すると会場を埋め尽くしたファンは大歓声。イ・スンギは満面の笑みを浮かべながら手を振って声援に応える。

「日本のファンの皆さん、すごくお会いしたかったです。4年ぶりですね。ここで会えてすごく嬉しいです」「軍隊の中でもずっと会いたかったです」と流暢な日本語で挨拶するイ・スンギ。「真っ白な王子様かと思いました」というMCの言葉にはにかんだ笑顔を見せる。除隊して半年というイ・スンギは「韓国にいる時も時間を見つけて日本の番組を見たりファンの皆さんの手紙を読んで勉強していました」と日本語上達の秘訣を告白。除隊後、休む暇なくドラマやバラエティなどで活躍していることについて「軍隊の中で、早く皆さんに会いたい一心で、休まずに早く仕事をしようと思っていましたが、思っていた以上に活動することになったのでファンの皆さんもきっと忙しかったのでは?」とニッコリ。

軍生活について質問されると「2年間は自分自身を振り返る時間となりました。芸能人ではなく一般人に戻って生活しながらたくさんのことを感じ、自信が持てるようになりました」。ここで「日本語で話してもいいですか?」とし「軍隊の中で、ファンの皆さんが送ってくださったお菓子やショコラが自分にとってたくさんの力となりました。プレゼントが届くと一緒に生活している仲間たちに分けて食べました。みんな喜んでいました」と、日本のファンへの感謝の気持ちを一生懸命伝えるイ・スンギ。MC「分けてあげたんですね、優しいですね」イ・スンギ「優しいとかじゃなくて、量がすごく多いので(笑)」絶妙な受け答えに会場も笑いに包まれる。

ここで軍隊での秘蔵写真が公開。ヘルメットをかぶった写真についてイ・スンギは「落下傘の訓練です。パラシュートで降りるのですが、初めやった時は怖くて記憶もないくらいでしたが、ずっとやっていくうちに大丈夫になりました」と説明。リュックを背負った訓練中の写真について「中にショコラなどお菓子をたくさん入れたので、僕のかばんが一番重かったです」と告白。野外で料理をしている写真については「キムチチゲを作って、幹部の方に味見をお願いしようとスプーンを持っているところです」とし「スープの味がなかなかうまく出せなかったのですが、ラーメンのスープを最後に入れたら素晴らしくなりました」とお茶目なエピソードを公開し、笑いを誘う。

海辺を上半身裸で走るなど、軍隊での過酷な訓練映像も公開。イ・スンギは「24時間ずっと水も全然飲みません。ゲームをして3位までに入るとこの大きさ(500ml)の水が1本もらえます。9人から10人のチーム全員で1本を飲みました。僕は兵長で一番上だったので、これくらい(4分の1くらい)飲みました。冗談です(笑)」とコメント。チーム全員で頭上にボートを載せながら食事をする映像について「ボートの重さが200kgで、一番背が高い僕に重さがかかってきて大変でした。上からの重さで食べ物がうまく飲み込めなかったし、ご飯の味も感じられませんでした」と過酷な訓練の思い出を述べると共に「みなさんはこのような経験をする必要はないですよ」と爽やかな笑顔を見せる。

韓国で今年1月に公開され大ヒットを記録した主演映画『ときめきプリンセス婚活記』(原題『相性』)が日本で12月に公開されることが決定!入隊前に撮影したという同映画についてイ・スンギは「僕はこの映画の中で、易学、人の運命を見るという役どころでした。コメディの要素が多い作品ですが、僕自身はあまりそこまでコミカルではなくすごくシリアスで、でも少しだけユーモアのあるそんな役どころでした」。相手役のシム・ウンギョンを助けるために絶壁から飛び降りるシーンについて質問されると「CGです。ジャンプして、地面から少し落ちる、というだけでした」と告白。臨場感溢れる演技をするため実際に飛び降りたかったかと聞かれると「パラシュートだったらいいですが、自分の体だけだとダメですね」と茶目っ気溢れる回答。映画が時代劇ということで、時代劇版の「愛してる」を披露したイ・スンギ。「時代劇だからと、昔のように話さなければとあまりにも考えすぎるのをやめようと思いました。それが癖になってしまうといけないので、できるだけ自然にやろうと思っていました」。

除隊後復帰作であるドラマ『花遊記』について「軍除隊後の復帰作として僕らしく、僕がうまくできるジャンルを見せたいと思い『花遊記』を選びました」。空を飛ぶ、妖怪と戦うといったキャッチーなシーンがたくさんある同ドラマで孫悟空を演じたことについて「とても楽しく、それと同時に難しいキャラクターでした。とても幻想的な存在でもありますし、妖怪ということもありましたのでどういうふうにしたら視聴者に感動を届けられるのか、現実的に素敵なキャラクターとしてお見せできるのか考え、悩みながら演じました」。
除隊後久しぶりにカメラの前に立って演技をした時の気分について「とても最初は緊張しましたが1カ月くらい撮影をしているうちに少しずつ緊張がほぐれて慣れていきました。僕自身は現場に帰って来たなあ、という思いでしたが、周りの方には《まだ軍隊の面影が残っている》と言われました」。(⇒もっと読む)

(text:Akane Tanaka)

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