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2018年09月20日 15:07

“1日で再生回数100万回突破!”韓国ウェブドラマ『A-TEEN』爆発的ヒットの理由とは?その魅力に迫る

日韓のネットユーザーらの間で話題の韓国ウェブドラマ『A-TEEN』が16日、最終話を迎えた。18歳を迎えた高校生の恋愛と日常を描く同ドラマが爆発的な人気を博した理由は一体何なのか、その魅力に迫ってみる。

7月1日より韓国で放送がスタートしたウェブドラマ『A-TEEN』。ト・ハナ(シン・イェウン)、キム・ハナ(Aprilのナウン)、ヨ・ボラム(キム・スヒョン)という女の子3人と、ナム・シウ(シン・スンホ)、ハミン(キム・ドンヒ)、チャ・ギヒョン(リュ・ウィヒョン)という男の子3人を中心に繰り広げられる学園ドラマだ。主人公たちは韓国の年齢で18歳なので、日本では17歳の高校2年生ということになる。

ストーリーの軸となるのは、ト・ハナとキム・ハナ、同じ名前を持つ2人のハナという女の子。ガールクラッシュ系のト・ハナと優等生のキム・ハナは、同じクラス、同じ名前ということで何かと比較されながらも、元気なヨ・ボラムと3人で仲良く過ごしている。隣のクラスの男の子3人組ハミン、シウ、ギヒョンと6人で行動する中で、ハミンの態度にドキドキしてしまうト・ハナ。そんなト・ハナを見守る寡黙なシウ。そんな中、キム・ハナの秘密が明らかになり、友情に危機が訪れる。

ウェブドラマということで1話ずつが10分程度と短いため、気軽に視聴することができる。週に2回の更新だが、何話かに分けて主人公が変わっていくため、女の子、男の子それぞれの視点から語られる高校生の日常のひとコマを垣間見ることができるのも特徴だ。日本語字幕版も公開されており、ドラマを楽しみながら若者世代のリアルな韓国語を勉強することができる。

また、各話のタイトルも目を引くものばかりだ。「気になる彼が私のクラスに来る理由」「私のことをマネする友達」「3人いれば必ず誰か疎外感を感じてる」「嫉妬した男が起こす典型的な反応」「好きな人と夜が明けるまで」といった、誰もが一度は経験したことがあるようなタイトルや思わずドキリとするタイトルで共感を呼び、若者世代のみならず幅広い世代から支持を集めている。

また、劇中のファッションやメイクなどにも高い関心が寄せられている。特に女の子3人のファッションスタイルは、ガールクラッシュ系のト・ハナ(シン・イェウン)、清楚で優等生スタイルのキム・ハナ(Aprilのナウン)、カラフルでポップなスタイルのヨ・ボラム(キム・スヒョン)といった、三者三様のフレッシュな魅力を発散しており、10代の韓国女子のハートを掴んだ。ト・ハナが劇中で使用しているティントにも注目が集まった。出演者たちのインスタグラム(写真動画共有用SNS)にはフォロワーが急増中だ。

ドラマの展開を盛り上げるOSTも見逃せない。SEVENTEENのメンバーであるジョシュア、ウジ、ホシ、バーノン、ディノが参加した同ドラマの3番目のOST(劇中歌)「A TEEN」はポップなメロディーと思春期を彷彿とさせる歌詞で若者世代の甘酸っぱい感性を刺激。ドラマの大ヒットと共に、爆発的な反響を引き起こしている。

16日、惜しまれつつ24話で最終話を迎えたウェブドラマ『A-TEEN』。爆発的な人気を受け、来年をめどにシーズン2の制作を検討中だと伝えられており、日韓のネットユーザーらから熱い視線が注がれている。

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