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2018年11月30日 15:52

『ボーイフレンド』放送開始。パク・ボゴム&ソン・ヘギョがキューバで運命的に出会う。

28日から放送が開始されたパク・ボゴム&ソン・ヘギョ主演のドラマ『ボーイフレンド』。この日の放送では、見知らぬ土地であるキューバで偶然出会ったチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)とキム・ジニョク(パク・ボゴム)の夢のような一日が描かれて視聴者たちの目を奪った。

『ボーイフレンド』は、政治家の娘として生まれ、常に人目にさらされながら息苦しい生活を強いられてきたスヒョンの姿がモノクロで描かれるシーンから始まった。トンファホテルの代表になったチャ・スヒョンは、テギョングループの代表であり、元夫であるチョン・ウソク(チャン・スンジョ)の母親、つまり元姑の誕生日パーティーに参加することになった。チャ・スヒョンは「私は何歳までこのように生きるのだろう」と息苦しさを示したが、彼女の秘書であり昔からの友人であるチャン・ミジン(クァク・ソニョン)と、運転手のナム・ミョンシク(コ・チャンソク)だけが、彼女の心を分かってくれる唯一の同僚だった。

一方就活生のジニョクはアルバイトで貯めたお金でキューバに旅行し、バッグとカメラだけを持って自由気ままなキューバの空気を楽しんでいた。

このように、異なる人生を生きてきた二人は、キューバという見知らぬ土地での運命的に出会う。スヒョンは睡眠薬を飲んだ後になってマレコンビーチの夜景が見たくなり一人で道に出た。タクシーの故障、ハンドバッグ盗難などの紆余曲折の末にモロ・ハバナに到着したスヒョンはマレコンビーチを見下ろす手すりに座ったまま眠りに陥って転落しそうになる。このとき、その様子を見ていたジニョクが走って来て、スヒョンを抱きとめ、睡眠薬のため眠ってしまったスヒョンに肩を貸した。夕暮れが訪れるころに目覚めたスヒョンはジニョクと見つめあい、ときめく。

そしてスヒョンとジニョクは一緒にビールを飲みながら夜景を楽しみ、裸足で街を歩いて、サルサ会場でダンスを踊るなど自由を満喫した。

スヒョンはジニョクに連絡先を求めたが、ジニョクは「下心を持っていると疑われたくない」と拒絶した。しかし2人はその場をすぐ離れずに、相手に気を遣った。その代わりにジニョクは「明日、朝食をおごって」と言ったが、スケジュールがあるチャ・スヒョンは「約束を守ることができないかもしれない」と答えながら笑った。

翌日の約束時間、ジニョクはオープン時間の前からスヒョンを待っていたが、スヒョンは契約の問題でホテルに留まっていた。一時間半ぐらい待っていたジニョクは結局「僕は行きます。ローマの休日のお姫様」と伝言を残した。

しかし、ラストシーンで韓国に帰って来てすぐにスヒョンがトンファホテル代表という事実をジニョクが知ると同時に、ジニョクがトンファホテルの入社試験に合格したというニュースを聞く姿が描かれて二人の縁がどのようにつながるのか、今後の展開に関心を呼び起こした。

このように『ボーイフレンド』は、異なる人生を生きてきたスヒョンとジニョクの偶然の出会いを美しく描き出して視聴者たちの心をときめかせた。何よりもソン・ヘギョとパク・ボゴムが出会って醸し出されるケミ(相性)がドラマのときめきを倍増させた。これに加えてパク・シンオ監督の感覚的な映像美がさらに目を奪った。スヒョンの後ろ姿を照らし、彼女を追うようなカメラウォーキングと、時計の針が戻り、過去のシーンを振り返って示すなどの細かな演出が視線をひきつけた。それだけではなく、童話の中に入り込むようなイラストがドラマにエッセンスを加えている。今後もさらに感覚的な映像で表現されるパク・ボゴム&ソン・ヘギョのロマンスに期待感が高まっている。

ドラマ『ボーイフレンド』は一度も自分が選択した人生を生きることのできなかったスヒョンと自由で澄んだ魂を持つジニョクの偶然の出会いから始まったときめく感性メロドラマだ。毎週水木曜日夜9時30分から、韓国tvNで放送される。

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